EOS R5 C ファームウエア Version 1.0.5.1
情報掲載日:2023年7月6日
ファームウエア変更内容
ファームウエアVersion 1.0.5.1は以下の修正を盛り込んでいます。
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1.~19.はVersion 1.0.4.1の内容、20.はVersion 1.0.5.1の追加内容となります。
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EF シネマレンズCN-E14-35mm T1.7 L Sに対応しました。
EF シネマレンズCN-E20-50mm T2.4 L Fに対応しました。
EF シネマレンズCN-E45-135mm T2.4 L Fに対応しました。
EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1に対応しました。
- メタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正/倍率色収差補正
- デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応(EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1のみ)
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
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RFレンズ RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM、RFレンズRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMに対応しました。
- レンズ機能を切り替えるメニュー[フォーカス/コントロールリング]、[レンズ光学IS]を追加しました。
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マウントアダプター EF-EOS R 0.71xに対応するEFレンズを拡張しました。
CN-E14mm T3.1 L F
CN-E20mm T1.5 L F
CN-E24mm T1.5 L F
CN-E35mm T1.5 L F
CN-E50mm T1.3 L F
CN-E85mm T1.3 L F
CN-E135mm T2.2 L F
EF14mm F2.8LⅡUSM
EF24mm F1.4LⅡUSM
EF35mm F1.4LⅡUSM
EF50mm F1.2L USM
EF85mm F1.2LⅡUSM
EF135mm F2L USM
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マグニファイ時にワンタッチで左右切り換えが可能になりました。(VRレンズ装着、8K RAW収録時)
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8K MP4 収録時、2倍マグニファイに対応します。(HDMI 4K出力時は非対応)
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Video/Photoモードの切り換え時間を短縮しました。
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省電力モードを追加しました。
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クリアスキャンの分解能を拡大しました。
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デジタルテレコン機能[倍率1.5x / 2x / 2.5x / 3x]を追加しました。
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WFMの拡大表示が可能になりました。
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ベクトルスコープのゲインをタッチで変更可能になりました。
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WFM/ベクトルスコープの透過度変更が可能になりました。
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AF性能を改善しました。
- 追尾枠が被写体の大きさに応じて変わります。
- 横向き、後ろ向き、ヘルメット等装着状態でも頭部検知が可能になりました。
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コントロールリング/ダイヤルで[被写体切り換え]が可能になりました。
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Custom PictureのGamma/Color Spaceに[Canon 709 / BT.709]を追加しました。
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Proxy記録色変換の選択肢に[CMT 709]を追加しました。
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ビューアシストに「CMT 709」を追加しました。
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Custom PictureのWhite Balanceに[G Gain]を追加しました。
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オーディオメーターの4ch表示が可能になりました。
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ファームウエアVersion 1.0.4.1にアップデート後、静止画モードの特定条件下で正常に撮影できなくなる現象を修正しました。
ご注意
- 512MB 以上の SD/SDHC/SDXC メモリーカード(市販品)をご準備ください。
- 今回ご案内のファームウエア Version 1.0.5.1は、Version 1.0.0.1 - 1.0.4.1のファームウエアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウエアが、すでに Version 1.0.5.1の場合にはアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前の Version のファームウエアに戻すことはできません。
- 旧ファームウエアVersionを搭載した製品に、最新のファームウエアVersionで作成した設定データを読み込むと、本体動作に影響を及ぼす可能性がありますのでお控えください。
- ファームウエアのアップデートは動画モードで行ってください。
ファームウエア変更のための準備
アップデートを行うとメニュー設定がリセットされます。アップデートを行う前に、予めメニューを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み込むことができます。詳しくは、本機の使用説明書(詳細ガイドの静止画編「カメラ設定をカードに保存・読込」項、および動画編「設定データの保存と読み出し」項)を参照してください。
ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名: VSD9.FIR、ファイルサイズ: 92,367,504byte)と、ファームウエアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。アップデート作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認ください。
ファームウエアのアップデートに必要な機材
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ファームウエアのアップデート対象となるEOS R5 C本体
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パソコン
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512MB以上のSD/SDHC/SDXCメモリーカード(市販品)
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SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
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フル充電した本体付属のバッテリーパック、または、専用ACアダプタキット(別売)
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ファームウエア(ダウンロードしたファイル)
本ファームウエアで使用しているソフトウエアについて
本ファームウエアに組み込まれているソフトウエアは、当社または第三者のソフトウエアモジュールが含まれています。
当社開発ソフトウエアとフリーソフトウエアについて
当社が開発または作成したソフトウエアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。
また本ファームウエアは、第三者が著作権を所有しフリーソフトウエアとして配布されているソフトウエアモジュールを使用しています。それらの一部には、GNU General Public License (以下、GPL)、GNU Lesser General Public License (以下、LGPL)またはその他のライセンス契約の適用を受けるソフトウエアモジュールが含まれています。
本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアのライセンス表示について
本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアモジュールには、その著作権がライセンス表示を義務付けているものがあります。ライセンス情報はダウンロードファイルに格納されています。各フリーソフトウエアモジュールのライセンスを確認したい場合は、格納されているEOS R5 C OSS info.pdfをご覧ください。
フリーソフトウエアのソースコードの入手方法
フリーソフトウエアには、実行形式のソフトウエアモジュールを配布する条件として、そのモジュールのソースコードの入手を可能にすることを求めるものがあります。本ファームウエアのソースコードの入手方法については、格納されているEOS R5 C OSS info.pdfをご覧ください。
ダウンロードファイルの解凍方法
- Windows
- ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから[すべて展開]を選んで解凍してください。
- Mac
- ダウンロードした圧縮ファイル(dmgファイル)は、自動的に解凍され、ファームウエアのディスクイメージがマウントされます。自動的に解凍されない場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。
ダウンロード
ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。
日本語版ファームウエア変更手順書については、「日本語版ファームウエア変更手順書」をクリックするとファイルが表示されます。