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EOS R5 C ファームウエア Version 1.0.9.1

情報掲載日:2024年12月24日

ファームウエア変更内容

ファームウエアVersion 1.0.9.1は以下の修正を盛り込んでいます。

  • バッテリーパックLP-E6Pに対応しました。これによりLP-E6P使用時に機能制限なく使用可能になりました。
    RAW LTで59.94Pの撮影が可能になります。

  • [DISPレベル2]の[撮影情報表示]において、デジタルテレコンのアイコンを表示可能になりました。
  • フレーム表示を行うDISPレベルのときに[オンスクリーン表示]を「切」に設定した際に、各映像出力端子から出力される映像が全画面表示になりました。
  • メニューに「タッチによる被写体追尾優先」を追加しました。これにより、画面のタッチで追尾を開始できるようになりました。
  •  AF枠やフォーカスガイドをドラッグによって移動可能になりました。
  • PhotoモードでFTP転送中に、[画像プロテクト]及び[レーティング]の設定が可能になりました。
  • 手ブレ補正に[電子ISへの動きベクトルの使用]を選択可能になりました。初期値:[しない]
    [しない]を選択時には、メインの被写体として、動きの多い人物や動物などを撮影する場合、被写体の動きに合わせて映像が揺れることがある事象を回避できます。
  • ユーザビリティ向上のため、[システム設定メニュー]内の[USBモード]の[PTP接続/GP-E2]を[Canon アプリ/GP-E2]に変更しました。
    AndroidのCanonアプリ画像取り込みを使用するときは[Canonアプリ/GP-E2]を選択してください。
  • RFシネマレンズCN7x17 KAS T/R1に対応しました。
    • 倍率色収差補正
    • 周辺光量補正
    • 歪曲収差補正
    • T値表示対応
    • カメラ本体、RC-V100からのリモート操作対応
    • ブラウザリモートからのリモート操作対応
    • ジョイスティックの上下キーでのズーム操作対応
    • デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応
    • 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
    • 「プッシュオートアイリス/オートアイリス」機能対応
  • 軽微な不具合を修正しました。

詳細につきましては本機の使用説明書(最新版)を参照してください。

ご注意

  • 512MB 以上の SD/SDHC/SDXC メモリーカード(市販品)をご準備ください。
  • 今回ご案内のファームウエア Version 1.0.9.1は、Version 1.0.0.1 - 1.0.8.1のファームウエアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウエアが、すでに Version 1.0.9.1の場合にはアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前の Version のファームウエアに戻すことはできません。
  • 旧ファームウエアVersionを搭載した製品に、最新のファームウエアVersionで作成した設定データを読み込むと、本体動作に影響を及ぼす可能性がありますのでお控えください。
  • ファームウエアのアップデートは動画モードで行ってください。

ファームウエア変更のための準備

アップデートを行うとメニュー設定がリセットされます。アップデートを行う前に、予めメニューを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み込むことができます。詳しくは、本機の使用説明書(詳細ガイドの静止画編「カメラ設定をカードに保存・読込」項、および動画編「設定データの保存と読み出し」項)を参照してください。

ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名: VSD13.FIR、ファイルサイズ: 92,495,392byte)と、ファームウエアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。アップデート作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認ください。

ファームウエアのアップデートに必要な機材

  1. ファームウエアのアップデート対象となるEOS R5 C本体
  2. パソコン
  3. 512MB以上のSD/SDHC/SDXCメモリーカード(市販品)
  4. SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
  5. フル充電した本体付属のバッテリーパック、または、専用ACアダプタキット(別売)
  6. ファームウエア(ダウンロードしたファイル)

本ファームウエアで使用しているソフトウエアについて

本ファームウエアに組み込まれているソフトウエアは、当社または第三者のソフトウエアモジュールが含まれています。

当社開発ソフトウエアとフリーソフトウエアについて

当社が開発または作成したソフトウエアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。
また本ファームウエアは、第三者が著作権を所有しフリーソフトウエアとして配布されているソフトウエアモジュールを使用しています。それらの一部には、GNU General Public License (以下、GPL)、GNU Lesser General Public License (以下、LGPL)またはその他のライセンス契約の適用を受けるソフトウエアモジュールが含まれています。

本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアのライセンス表示について

本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアモジュールには、その著作権がライセンス表示を義務付けているものがあります。ライセンス情報はダウンロードファイルに格納されています。各フリーソフトウエアモジュールのライセンスを確認したい場合は、格納されているEOS R5 C OSS info.pdfをご覧ください。

フリーソフトウエアのソースコードの入手方法

フリーソフトウエアには、実行形式のソフトウエアモジュールを配布する条件として、そのモジュールのソースコードの入手を可能にすることを求めるものがあります。本ファームウエアのソースコードの入手方法については、格納されているEOS R5 C OSS info.pdfをご覧ください。

ダウンロードファイルの解凍方法

Windows
ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから[すべて展開]を選んで解凍してください。
Mac
ダウンロードした圧縮ファイル(dmgファイル)は、自動的に解凍され、ファームウエアのディスクイメージがマウントされます。自動的に解凍されない場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。

ダウンロード

ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。
日本語版ファームウエア変更手順書については、「日本語版ファームウエア変更手順書」をクリックするとファイルが表示されます。