Canon デジタルシネマカメラ EOS R5 C ファームウェア Version 1.1.0.1 [Windows]ソフトウエアダウンロード
更新日:2025年02月04日
ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
動作環境
ファームウェアのアップデートを行うには以下の機材が必要です。
1. ファームウェアのアップデート対象となるEOS R5 C 本体
2. パソコン
3. 512MB以上のSD / SDHC / SDXCメモリーカード(市販品)
4. SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
5. フル充電した本体付属のバッテリーパック、または、専用ACアダプタキット(別売)
6. ファームウェア(ダウンロードしたファイル)
ソフトウエア概要
名称 | Canon デジタルシネマカメラ EOS R5 C ファームウェア Version 1.1.0.1 [Windows] |
---|---|
対象製品 | |
デジタルシネマカメラ | |
EOS R5 C | |
作成者 | キヤノン株式会社 |
掲載者 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
転載条件 | 許可無く転載不可 |
圧縮形式 | zip |
使用条件 | このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。 |
本製品の内容
■ファームウェアの変更内容:
ファームウェアVersion 1.1.0.1は以下の内容を盛り込んでいます。
1. バッテリーパックLP-E6Pに対応しました。これによりLP-E6P使用時に機能制限なく使用可能になりました。
RAW LTで59.94Pの撮影が可能になります。
2. [DISPレベル2]の[撮影情報表示]において、デジタルテレコンのアイコンを表示可能になりました。
3. フレーム表示を行うDISPレベルのときに[オンスクリーン表示]を「切」に設定した際に、各映像出力端子から出力される映像が全画面表示になりました。
4. メニューに「タッチによる被写体追尾優先」を追加しました。これにより、画面のタッチで追尾を開始できるようになりました。
5. AF枠やフォーカスガイドをドラッグによって移動可能になりました。
6. PhotoモードでFTP転送中に、[画像プロテクト]及び[レーティング]の設定が可能になりました。
7. 手ブレ補正に[電子ISへの動きベクトルの使用]を選択可能になりました。初期値:[しない]
[しない]を選択時には、メインの被写体として、動きの多い人物や動物などを撮影する場合、被写体の動きに合わせて映像が揺れることがある事象を回避できます。
8. ユーザビリティ向上のため、[システム設定メニュー]内の[USBモード]の[PTP接続/GP-E2]を[Canon アプリ/GP-E2]に変更しました。
AndroidのCanonアプリ画像取り込みを使用するときは[Canonアプリ/GP-E2]を選択してください。
9. RF シネマレンズCN7x17 KAS T/R1に対応しました。
-倍率色収差補正
-周辺光量補正
-歪曲収差補正
-T値表示対応
-カメラ本体、RC-V100からのリモート操作対応
-ブラウザリモートからのリモート操作対応
-ジョイスティックの上下キーでのズーム操作対応
-デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応
-「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
-「プッシュオートアイリス/オートアイリス」機能対応
10. 軽微な不具合を修正しました。
11. [Time Code Run]の設定が[Free Run]のときに、カメラの電源をOFFした際のタイムコードの精度を向上しました。
*1から10はVersion 1.0.9.1の内容、11はVersion 1.1.0.1の追加内容となります。
詳細につきましては本機の使用説明書(最新版)を参照してください。
■ご注意:
- 512MB 以上の SD / SDHC / SDXC メモリーカード(市販品)をご準備ください。
- 今回ご案内のファームウェアVersion 1.1.0.1は、Version 1.0.0.1 - 1.0.9.1のファームウェアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウェアが、すでにVersion 1.1.0.1の場合にはファームウェアのアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前のVersionのファームウェアに戻すことはできません。
- 旧ファームウェアVersionを搭載した製品に、最新のファームウェアVersionで作成した設定データを読み込むと、本体動作に影響を及ぼす可能性がありますのでお控えください。
- ファームウェアのアップデートは動画モードで行ってください。
■ファームウェアアップデートのための準備:
- アップデートを行うとメニュー設定がリセットされます。アップデートを行う前に、予めメニューを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み込むことができます。詳しくは、本機の使用説明書(「設定データの保存と読み出し」項)を参照してください。
- ダウンロードしたファームウェアのフォルダーの中にファームウェア(ファイル名: VSD14.FIR、ファイルサイズ: 92,495,312 byte)と、ファームウェアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。アップデート作業に入る前にファームウェアアップデート手順書を十分にご確認ください。
■本ファームウェアで使用しているソフトウェアについて:
本ファームウェアに組み込まれているファームウェアは、当社または第三者のソフトウェアモジュールが含まれています。
■当社開発ソフトウェアとフリーソフトウェアについて:
当社が開発または作成したファームウェアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。
また本ファームウェアは、第三者が著作権を所有しファームウェアとして配布されているソフトウェアモジュールを使用しています。
■本ファームウェアに組込まれているフリーソフトウェアのライセンス表示について:
本ファームウェアに組込まれているフリーソフトウェアモジュールには、その著作権がライセンス表示を義務付けているものがあります。ライセンス情報はダウンロードファイルに格納されています。各フリーソフトウェアモジュールのライセンスを確認したい場合は、格納されているEOS R5C OSS Info.pdfをご覧ください。
■フリーソフトウェアのソースコードの入手方法:
フリーソフトウェアには、実行形式のソフトウェアモジュールを配布する条件として、そのモジュールのソースコードの入手を可能にすることを求めるものがあります。本ファームウェアのソースコードの入手方法については、格納されているEOS R5C OSS Info.pdfをご覧ください。
変更履歴
■ファームウェア(Version 1.0.9.1)の変更内容:
1.バッテリーパックLP-E6Pに対応しました。これによりLP-E6P使用時に機能制限なく使用可能になりました。
RAW LTで59.94Pの撮影が可能になります。
2.[DISPレベル2]の[撮影情報表示]において、デジタルテレコンのアイコンを表示可能になりました。
3.フレーム表示を行うDISPレベルのときに[オンスクリーン表示]を「切」に設定した際に、各映像出力端子から出力される映像が全画面表示になりました。
4.メニューに「タッチによる被写体追尾優先」を追加しました。これにより、画面のタッチで追尾を開始できるようになりました。
5.AF枠やフォーカスガイドをドラッグによって移動可能になりました。
6.PhotoモードでFTP転送中に、[画像プロテクト]及び[レーティング]の設定が可能になりました。
7.手ブレ補正に[電子ISへの動きベクトルの使用]を選択可能になりました。初期値:[しない]
[しない]を選択時には、メインの被写体として、動きの多い人物や動物などを撮影する場合、被写体の動きに合わせて映像が揺れることがある事象を回避できます。EN
8.ユーザビリティ向上のため、[システム設定メニュー]内の[USBモード]の[PTP接続/GP-E2]を[Canon アプリ/GP-E2]に変更しました。
AndroidのCanonアプリ画像取り込みを使用するときは[Canonアプリ/GP-E2]を選択してください。
9.RF シネマレンズCN7x17 KAS T/R1に対応しました。
-倍率色収差補正
-周辺光量補正
-歪曲収差補正
-T値表示対応
-カメラ本体、RC-V100からのリモート操作対応
-ブラウザリモートからのリモート操作対応
-ジョイスティックの上下キーでのズーム操作対応
-デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応
-「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
-「プッシュオートアイリス/オートアイリス」機能対応
10.軽微な不具合を修正しました。
■ファームウェア(Version 1.0.8.1)の変更内容
1. フォーカスガイドの大きさを選択可能になりました
-ノーマル/大
2. 再生時にマーカーの表示が可能になりました。
3. セレクトダイヤルに下記の機能割り当てが可能になりました。
-アイリス
-シャッター
-ISO/ゲイン
-ホワイトバランスモード
-ホワイトバランスモード(K)
-ホワイトバランスモード(CC)
-被写体切り換え
4. 上面電子ダイヤル、グリップ電子ダイヤル、コントロールリングにシャッターの割り当てが可能になりました。
5. AF枠操作時にジョイスティックの中央押しでAF枠を中央に戻せるようになりました。
6. 連続AF枠の太さを選択できるようになりました。
-ノーマル/やや太い/太い
7. EOS VR Utility 1.4.0以降の、レンズ補正に対応しました。
8. 軽微な不具合を修正しました。
9. 特定のレンズ装着時、動画モード → 静止画モードの切り替えを電源OFFの位置で止まらず素早く行った際、約30秒黒画状態が続き、その間操作が効かなくなることがある不具合を修正しました。
*1から8はVersion 1.0.7.1の内容、9はVersion 1.0.8.1の追加内容となります。
■ファームウェア(Version 1.0.7.1)の変更内容
1. フォーカスガイドの大きさを選択可能になりました
-ノーマル/大
2. 再生時にマーカーの表示が可能になりました。
3. セレクトダイヤルに下記の機能割り当てが可能になりました。
-アイリス
-シャッター
-ISO/ゲイン
-ホワイトバランスモード
-ホワイトバランスモード(K)
-ホワイトバランスモード(CC)
-被写体切り換え
4. 上面電子ダイヤル、グリップ電子ダイヤル、コントロールリングにシャッターの割り当てが可能になりました。
5. AF枠操作時にジョイスティックの中央押しでAF枠を中央に戻せるようになりました。
6. 連続AF枠の太さを選択できるようになりました。
-ノーマル/やや太い/太い
7. EOS VR Utility 1.4.0以降の、レンズ補正に対応しました。
8. 軽微な不具合を修正しました。
■ファームウェア(Version 1.0.6.1)の変更内容
1. EF シネマレンズCN-E31.5-95mm T1.7 L Sに対応しました。
- メタデータ(焦点距離、T値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
2. RF シネマレンズに対応しました。
CN-R14mm T3.1 L F
CN-R20mm T1.5 L F
CN-R24mm T1.5 L F
CN-R35mm T1.5 L F
CN-R50mm T1.3 L F
CN-R85mm T1.3 L F
CN-R135mm T2.2 L F
3. RFレンズ RF24-105mm F2.8L IS USM Zに対応しました。
- 絞りリング調整対応
- 0ズーム操作対応
4. パワーズームアダプター PZ-E2に対応しました。
5. XF-AVCプロキシ記録のファイル名に[_Proxy]のオプションを追加しました。
6. ベクトルスコープの表示を改善しました。
- カラースペースがBT.2020の時に、ベクトルスコープ枠内に[BT.2020]と表示するように変更しました。
- ベクトルスコープ枠内にターゲットの色名を常時表示するように変更しました。
7. タリーOSDオプションを追加しました。これにより、REC時のタリーOSDを強調して表示可能になりました。
■ファームウェア(Version 1.0.5.1)の変更内容
1.EF シネマレンズCN-E14-35mm T1.7 L Sに対応しました。
EF シネマレンズCN-E20-50mm T2.4 L Fに対応しました。
EF シネマレンズCN-E45-135mm T2.4 L Fに対応しました。
EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1に対応しました。
- メタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正
- デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応(EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1のみ)
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
2.RFレンズ RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM、RFレンズRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMに対応しました。
- レンズ機能を切り替えるメニュー[フォーカス/コントロールリング]、[レンズ光学IS]を追加しました。
3.マウントアダプター EF-EOS R 0.71xに対応するEFレンズを拡張しました。
CN-E14mm T3.1 L F
CN-E20mm T1.5 L F
CN-E24mm T1.5 L F
CN-E35mm T1.5 L F
CN-E50mm T1.3 L F
CN-E85mm T1.3 L F
CN-E135mm T2.2 L F
EF14mm F2.8LⅡUSM
EF24mm F1.4LⅡUSM
EF35mm F1.4LⅡUSM
EF50mm F1.2L USM
EF85mm F1.2LⅡUSM
EF135mm F2L USM
4.マグニファイ時にワンタッチで左右切り換えが可能になりました。(VRレンズ装着、8K RAW収録時)
5.8K MP4 収録時、2倍マグニファイに対応します。(HDMI 4K出力時は非対応)
6.Video/Photoモードの切り換え時間を短縮しました。
7.省電力モードを追加しました。
8.クリアスキャンの分解能を拡大しました。
9.デジタルテレコン機能[倍率1.5x / 2x / 2.5x / 3x]を追加しました。
10.WFMの拡大表示が可能になりました。
11.ベクトルスコープのゲインをタッチで変更可能になりました。
12.WFM/ベクトルスコープの透過度変更が可能になりました。
13.AF性能を改善しました。
-追尾枠が被写体の大きさに応じて変わります。
-横向き、後ろ向き、ヘルメット等装着状態でも頭部検知が可能になりました。
14.コントロールリング/ダイヤルで[被写体切り換え]が可能になりました。
15.Custom PictureのGamma/Color Spaceに[Canon 709 / BT.709]を追加しました。
16.Proxy記録色変換の選択肢に[CMT 709]を追加しました。
17.ビューアシストに「CMT 709」を追加しました。
18.Custom PictureのWhite Balanceに[G Gain]を追加しました。
19.オーディオメーターの4ch表示が可能になりました。
20. ファームウェアVersion 1.0.4.1にアップデート後、静止画モードの特定条件下で正常に撮影できなくなる現象を修正しました。
*1から19はVersion 1.0.4.1の内容、20はVersion 1.0.5.1の追加内容となります。
■ファームウェア(Version 1.0.4.1)の変更内容
1. EF シネマレンズCN-E14-35mm T1.7 L Sに対応しました。
EF シネマレンズCN-E20-50mm T2.4 L Fに対応しました。
EF シネマレンズCN-E45-135mm T2.4 L Fに対応しました。
EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1に対応しました。
- メタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正
- デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応(EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1のみ)
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
2. RFレンズ RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM、RFレンズRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMに対応しました。
- レンズ機能を切り替えるメニュー[フォーカス/コントロールリング]、[レンズ光学IS]を追加しました。
3. マウントアダプター EF-EOS R 0.71xに対応するEFレンズを拡張しました。
CN-E14mm T3.1 L F
CN-E20mm T1.5 L F
CN-E24mm T1.5 L F
CN-E35mm T1.5 L F
CN-E50mm T1.3 L F
CN-E85mm T1.3 L F
CN-E135mm T2.2 L F
EF14mm F2.8L II USM
EF24mm F1.4L II USM
EF35mm F1.4L II USM
EF50mm F1.2L USM
EF85mm F1.2L II USM
EF135mm F2L USM
4. マグニファイ時にワンタッチで左右切り換えが可能になりました。(VRレンズ装着、8K RAW収録時)
5. 8K MP4 収録時、2倍マグニファイに対応します。(HDMI 4K出力時は非対応)
6. Video/Photoモードの切り換え時間を短縮しました。
7. 省電力モードを追加しました。
8. クリアスキャンの分解能を拡大しました。
9. デジタルテレコン機能[倍率1.5x / 2x / 2.5x / 3x]を追加しました。
10. WFMの拡大表示が可能になりました。
11. ベクトルスコープのゲインをタッチで変更可能になりました。
12. WFM/ベクトルスコープの透過度変更が可能になりました。
13. AF性能を改善しました。
-追尾枠が被写体の大きさに応じて変わります。
-横向き、後ろ向き、ヘルメット等装着状態でも頭部検知が可能になりました。
14. コントロールリング/ダイヤルで[被写体切り換え]が可能になりました。
15. Custom PictureのGamma/Color Spaceに[Canon 709 / BT.709]を追加しました。
16. Proxy記録色変換の選択肢に[CMT 709]を追加しました。
17. ビューアシストに「CMT 709」を追加しました。
18. Custom PictureのWhite Balanceに[G Gain]を追加しました。
19. オーディオメーターの4ch表示が可能になりました。
■ファームウェア(Version 1.0.3.1)の変更内容
1. XF-AVC/MP4設定時、Canon Log 3の画質を向上しました。
■ファームウェア(Version 1.0.2.1)の変更内容
1. 内蔵マイクの入切を選択できるようになりました。(動画モード)
2. [常時記録]時にRECボタンを操作すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる可能性がある現象を修正しました。(動画モード)
3. CINE-SERVOレンズ使用時の挙動を修正しました。(動画モード)
■ファームウェア(Version 1.0.1.1)の変更内容
1. RF800mm F5.6 L IS USM、RF1200mm F8 L IS USMに、エクステンダー RF1.4x、またはエクステンダー RF2xを装着したときのAF精度を最適化しました。(動画モード/静止画モード)
2. 人物の瞳検出の安定性を向上しました。(動画モード/静止画モード)
3. 動体撮影時のAFの追従性を向上しました。(静止画モード)