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請求書に支払い期限日を自動的に入力したい

  • 計算編

請求書に支払い期限日を自動的に入力する方法をご紹介します。

問題

あなたはExcelで取引先に渡す請求書を作成しています。
この請求書に、発行の日付を元にした支払い期限日が、自動的に入力されるようになれば便利ですよね。

支払いの条件が「翌月末払い」の際に自動で入力を行うには、いったいどうすればいいでしょうか?
さぁチャレンジ!

(Windows 10、Excel 2016環境で説明します)

解答

  1. 発行日が入力されているE1セルと、支払い期限を入力するD9セルの書式設定が日付形式の書式になっていることを確認します。

    【確認方法】
    (1)該当のセルの上で右クリックし、セルの書式設定を選びます。

    (2)ウィンドウが立ち上がるので「表示形式タブ」の「分類」から[日付]を選びます。
    「種類」は分かりやすいように、日にちまで表示されるものを選びましょう。

  2. 支払い期限日を求めるために、D9セルを選択し、「=EOMONTH(」と関数を入力します。
  3. 計算の元となる、発行日が入力されているE1セルを選択し、D9セルに「=EOMONTH(E1」と入力されたことを確認します。
  4. カンマ「,」を入力した後に、「1」を入力します。

    この際の「1」は、発行日の翌月を意味する数字です。

  5. Enterキーを押し、翌月の末日の日付が入力されていることを確認します。

【補足】
入力した数字によって求められる月が変わります。
例)
-1前月の最終日/当月の最終日/翌月の最終日/翌々月の最終日

また、式を応用することにより「翌月10日」などの日付を表示させることも可能です。
「翌月10日」=「当月末日の10日後」になるので、当月の末日を求めたEOMONTH関数の後ろに「10日後」を意味する「+10」を記入します。

Enterキーを押すと「翌月10日」の日付が表示されます。

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