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TM-300 MFP・TM-200 MFP|プリント大判プリンター

「LUCIA TD」インク

線や文字を高精細に再現

5色フル顔料インク「LUCIA TD」を搭載。「LUCIA TD」インクは表面張力の高いマットブラックを採用。用紙に着弾したときの濡れ広がりが小さく、インク受容層のない安価なプロッター用紙でも高濃度でにじみの少ない、くっきりとした線や文字を高品位に再現します。これにより、CAD図面などの細線を高品位に再現します。

現行マットブラック:表面張力 低 浸透しやすく毛羽立ちが生じやすい。新マットブラック:表面張力 高 浸透しにくく毛羽立ちが少ない。

インクジェット普通紙でも高発色で色鮮やか

「LUCIA TD」インクは、インクジェット普通紙でも発色に優れた色鮮やかなポスターが作成可能です。顔料と用紙に含まれる成分との反応性を強化したため、顔料が用紙表層に留まることで、発色性が向上。目を引く鮮やかなポスターが作成できます。

従来の顔料インク(LUCIA EX)顔料が用紙に沈み込む:低発色
LUCIA TDインク 顔料が用紙表面に定着:高発色

優れた耐水性

LUCIA TDは5色すべてに耐水性に優れた顔料インクを採用しているため、水濡れに強く、屋外現場などでの図面の取り扱いが容易です。

プロッター用紙での印刷結果比較

高画質・高速プリント

1.07インチのプリントヘッド

1.07インチ幅、15,360ノズル6チャネル一体型プリントヘッドを搭載。インクの特性に合わせてインク流路とノズルの最適化を行うことにより、プリントスピードを向上しました。また、プリント中にインク吐出量が不安定にならないようにコントロールし、濃度のばらつきや色ムラを抑制します。

熱分散 アルミナ板 形状最適化、新ノズル

印字速度の高速化

印刷シーケンスの最適化により連続印刷時の速度を向上し、最速でA1横、毎時144枚※1の高速印字を実現しました。従来モデル※2と比べ、約23%の高速化を達成しています。また、1ページ印刷においてもA1横を24秒で最速出力可能になりました(普通紙、図面”Cottage“)。

  • ※1
    A1横おくり、普通紙、図面、最速モード(TM-300/305:線画・文字、レベル5)
  • ※2
    iPF770

オフィスとの親和性

高速プリントと静音化の両立

中・小規模オフィスでの設置に対応するため、動作音の徹底的な低減・静音化を行いました。吸引ファン、カッター、用紙搬送、排気ファンなど主な稼動音の発生源を大幅に改善。その結果、高生産性を維持したまま、プリンター部は従来比約6割減の静音化を実現しています。オフィスだけでなく会議室での設置に求められる推奨許容稼動音レベルをクリアし、業務環境の妨げになりません。静かで快適なオフィス環境を提供します。

  • 普通紙、線画・文字、標準モードでの稼動音比較。iPF780:48dB、TM-300:44dB。-4dBはエネルギーの60%減を意味しています。

スライドイン方式の簡単ロール紙セット

ロール紙をプリンターの正面から手の届きやすい位置にいったん仮置きして、ガイドレールに沿ってスライドさせるだけで簡単にロール紙のセットが可能。プリンターの正面からロール紙を置けるので、無理なく自然な姿勢のままセットできます。また、ロール紙・カット紙を自動で判別。誤った給紙方法が選択されたまま印刷実行されるなど、誤作動によるエラーを防ぐこともできます。

用紙残量の管理がより快適に

バーコードによる正確な用紙残量管理に加え、新たにバーコード印刷不要の用紙残量推定機能を搭載。ロール紙の回転角度を検知することでプリンターに装填されたロール紙の残量を推定し、残量が少なくなると操作パネルで警告を表示します。お客さまのニーズに合わせて管理方法を選択することができ、バーコード印刷にともなう処理時間やインク、用紙のムダを削減できます。

フルフロントオペレーション

インク交換や用紙のセット、万一の紙詰まりの処理などの主な操作が本体の前面で簡単に行えます。また、背面からのアクションをなくしたことで、壁に沿ってぴったりと設置が可能。スペースを有効に活用し、効率的かつ省スペースで大判プリントが実行できます。

使用頻度で選べるインクタンク(130ml/300ml)

130mlと300mlの2種類の容量のインクタンクを用意。プリントボリュームに応じて適切な容量のインクタンクを選択可能です。また、各色の使用頻度に応じて、異なるサイズでも組み合せて使用できます。

  • 初期同梱インクタンクの容量は、MBKは130ml、C、M、Y、BKの4色はそれぞれ90mlです。

ストップレスインクタンク交換システム

インクが空になっても、一定量のインクが蓄えられているサブインクタンクから自動供給を行うことで、印字しながらインクタンクの交換が可能。連続印刷途中でのダウンタイム発生を防げるほか、インクを最後まで使い切ることが容易となりコスト削減にも貢献します。サブインクタンクの残量は液晶画面で確認できます。

セキュリティーの強化

通信セキュリティー、管理セキュリティー、保存データセキュリティー、インターフェースセキュリティーなど、それぞれの領域で求められるセキュリティー要件に対応。大企業や政府系機関で要求されるセキュリティー性能を強化し、運用をサポートします。

多様な印刷システムに対応

さまざまな印刷条件を効率的にプリント「プリンター内ホットフォルダ」機能

プリンター本体にホットフォルダ機能を搭載。システムからダイレクトにFTP送信でプリントが可能です。さらに、カラーモードや印刷品質、給紙方法などの印刷条件を設定した5つのホットフォルダーを設定可能。送信先のフォルダーを変更するだけで、目的や用途に応じた印刷が行えます。出力ファイルフォーマットはHP-GL/2、JPEGに対応します。

TMシリーズ共通プリンタードライバー

TMシリーズ間で共通で使用できるプリンタードライバーを用意。一度インストールすれば、プリンタードライバーの出力先を切り替えることで、どのTMシリーズからでも出力できます。異なる機種ごとにプリンタードライバーを入手する必要がなく、システム管理者などの作業時間や負荷を削減します。

  • Windowsのみ

AutoCAD用プリンタードライバー最適化キット

「AutoCAD」からの印刷を適切に制御するためのソフトウエアを搭載。AutoCADで作成された図面データの忠実な印刷を実現します。

  • Windowsのみ

プリンターを効率良く管理するソフトウエア

複数のプリンターを一括で集中管理「Device Management Console」

管理用PC DMC1台につき最大50台。※カラーキャリブレーション実行機能はPROシリーズのみ対応

管理者が、プリンターの状態や出力色などを常時管理・保守しやすいようにサポートするソフトウエア。TXシリーズ、PROシリーズを含む複数台プリンターの一括集中管理が可能です。管理者の手間を大幅に削減して最適な状態でのプリンターを維持することができます。

効率的なコスト管理を可能に「Accounting Manager」

印刷物のコスト管理や複数台のプリンターのコスト一元管理、使用者ごとのコスト集計が可能なソフトウエア。TMシリーズに加え、TXシリーズやPROシリーズも含めた複数台プリンターの一元管理も可能です。Version 1.3より、出力サイズ、用紙使用量、インク消費量などの情報をCSVファイル形式にて定期的にメール送信できる機能を追加。送信する情報の項目や送信スケジュールは選択可能です。

  • バージョン1.3以降で対応。ホームページから最新バージョンをダウンロード可能です。

プリンターに迷わずアクセス「Quick Utility ToolBox」

TMシリーズの基本ツールや管理者用ツールに、迷わず素早くアクセスするためのソフトウエア。タスクバーにアイコンを常駐させ、クリックひとつでウィンドウをポップアップすることもできます。

メディア(用紙)の設定情報を管理「Media Configuration Tool」

メディア(用紙)選択の操作性向上と、用紙設定情報を作成・管理するためのソフトウエア。ユーザーの出力用途や目的に応じて用紙情報を追加、変更するなど最適な出力環境をサポートします。

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社

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