SonicWall SMA100シリーズ製品における2件の脆弱性のご案内
情報掲載日:2022年9月8日
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、SonicWall SMA100シリーズ製品において脆弱性が発表されました。
ファームウェアのアップグレードが必要になります。
ご確認いただき、早急なご対応をお願いいたします。
内容
1.脆弱性の内容
SMA100シリーズにて、複数の脆弱性が確認されました。
下記表が発見された脆弱性の内容およびCVSS値(重大度)の一覧となります。
CVE | 概要 | CVSS値 |
---|---|---|
CVE-2022-2915 | ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性 | 7.2 |
なし | 権限のない攻撃者への機密情報を公開する可能性のある脆弱性 | 5.3 |
詳細な内容は下記をご確認ください。
2.影響範囲
- 対象製品
- SMA200/210/400/410/500v
- 対象ファームウェア
- 10.2.1.5-34以下のバージョン
3.対策
下記バージョンのファームウェアへのアップグレードが必要です。※1
- 10.2.1.6-37sv※2
-
※1
以下の順番で段階的にアップグレードする必要があります。
お使いのバージョンより下位のバージョンを経由する必要はありません。
[8.6]→[9.0.0.10-28sv]→[10.2.1.6-37sv]
-
※2
メーカーでは最新のファームウェアへのバージョンアップを推奨しています。
アップグレードの方法はこちらをご参照ください。
ファームウェアのアップグレードがお客さまにて困難な場合は、「リモートバージョンアップサービス」をご検討ください。
本件に関するお問い合わせ先
ご契約中のお客さまは、UTMサポートまでお問い合わせください。