このページの本文へ

用語集ラベルプリンター

ラベルプリンターの商品紹介などでよく使われる用語について、くわしく解説します。商品の情報を収集される際などにお役立てください。

染料インク
幅広い色域を持ち、見る人の目を捉える鮮やかで表現力豊かなラベルの作成に最適です。光や空気に触れていると時間とともに退色・変色しやすい傾向があるため高発色のラベルを短期で使用する用途に適しています。
おもな用途:商品ラベル、棚札・POP、食札(病院)など
顔料インク
耐候性に優れ、長期にわたって色の安定性が求められるラベルの作成に最適です。
おもな用途:現品票、製品ラベル、化学品(GHS)ラベルなど
インクジェット方式
インクをプリントヘッドから用紙に直接吐出し、蒸発させ定着させる方式。ラベルのサイズやデザインに応じて必要なインクだけを使用するため、ムダがなく経済的です。また、印字した情報が用紙以外に記録されることがないので安心です。
ライン印刷方式
一般的なシリアル印刷方式を採用したインクジェットプリンターでは、用紙を一時的に止めた状態で用紙幅に合わせてプリントヘッドを左右に往復させて印刷しますが、ライン印刷方式のインクジェットプリンターでは、固定式のプリントヘッドを用紙の最大幅まで設置しており、用紙を止めずに搬送しながら印刷するため高速印刷が可能となります。
ラベル用紙
一般的にラベル用紙の形状は、ロール紙タイプとファンフォールド紙タイプの2種類となります。さらにマットコート紙、光沢紙、合成紙、白PET等多様な基材のラベルがあります。またラベル用の糊も強粘着、弱粘着、冷凍/冷蔵強粘着等、用途に合わせた種類があります。また定型サイズ以外に、ご使用になりたいラベル用紙をカスタムで作成することができます。
タグ紙
糊無しの連続紙。(マット紙)
ファンフォールド紙
台紙のミシン目に沿って折りたたまれているタイプの連続用紙。
ラベル間ギャップ
ラベルとラベルの間隔のこと。(送り方向)
オートカッターユニット
ラベル・タグのカット位置やカット間隔を設定し、自動でカットする装置です。
用紙巻き取り装置
出力されたラベル・タグを自動で巻き取るための装置です。
プレ印刷ラベル
共通したデザイン部分を、あらかじめ印刷したラベルのことです。カラーラベルプリンターであれば無地の用紙にすべての要素を一度でフルカラー印刷できるので、プレ印刷ラベルが不要となります。
GHS
GHS(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)は、国際連合から発出された化学品の危険有害性の分類と表示に関するシステムです。
「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」とも言われます。
ラベル表示には「注意喚起語」、「シンボル」、「絵表示」、「危険有害性情報」、「注意書き」、「商品および供給者の特定」が必要とされています。