社外業務でもっと自由に通信できるセキュリティを。より信頼性と安定性の高いSASEソリューションで、お客さまの安全性向上と、事業成長の支援へ株式会社シーオーエー
業種:ITサービス|従業員数:約100名|成果:顧客/従業員満足度向上、業務効率の向上・安定稼働、セキュリティ強化、働き方改革
昨今、サイバー攻撃による大企業の甚大な被害が大きく報道され、社会的な関心がますます高まっている。当然、中小企業のリスクも高まっているが、この不安に近くで寄り添う事業者がいる。長くオフィスの問題解決や効率化で顧客を支援してきた株式会社シーオーエーは近年、情報セキュリティ分野でも事業を拡充。顧客に積極的なソリューション提案をする中で、今回「Cato SASEクラウド(以下、Cato)」に注目した。まずは自社で採用し、社員が社外で業務を行う際のネットワークセキュリティを強化。そこで得た経験を、営業現場で活かそうとしている。
導入のポイント
- 課題
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- サイバー攻撃が巧妙化・高度化する一方で、在宅ワークや外出先での業務増加により境界型セキュリティでの対策が困難になっていた。
- セキュリティ機器の運用・脆弱性への対応工数によって管理者の負荷が増加。加えてVPN接続の不安定さやリモート接続時のネットワーク性能の低下によって業務効率が下がっていた。
- M&Aや事業拡大による環境の変化に備え、将来の拡張にも対応できる柔軟なネットワーク基盤が必要とされていた。
- 効果
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- ネットワークとセキュリティを統合し、働く場所や利用するデバイスに問わず、安全で統一された高度なセキュリティポリシーの適用を実現。
- クラウド集約により、脆弱性対応の自動化と運用管理の一元化を実現し管理者の運用負荷を低減。通信接続を最適化することで、安定した通信環境を実現。全社的な業務効率の改善、生産性の向上に寄与。
- 事業拡大に対応するIT基盤を整備し、自社の導入・運用経験を顧客へ還元。セキュリティ投資の重要性を訴求し、関係強化と成長に貢献。
導入前の課題と背景伴走型パートナーとして、お客さまの情報セキュリティに寄与する提案と、自社のさらなるシステム強化を目指す
「システム」と「ルール」の両面を強化し、大切な情報を守る
近年、クラウドサービスの活用やリモートワークの定着により、社外でネットワークを利用する機会が急増。加えてサイバー攻撃や情報漏洩に関するニュースを目にすることは多く、企業に求められるセキュリティレベルは年々高まっています。こうした背景から、当社では安心して業務を行える環境をお客さまに整えていただけるよう、セキュリティ製品の取り扱いを積極的に進めています(塩崎さま)
一方で、当社においても継続的なセキュリティ強化は不可欠で、外部からの不正アクセスやマルウエアなどの脅威に備えることは必須です。また、リモートワークや出張先での業務も行っていますので、当社ではシステム面での強化に加え、社員教育やポリシー策定、厳格な権限管理、リスクアセスメントといった取り組みにより、組織全体に情報保護やセキュリティの意識を定着させてきました(柴山さま)
統一できない管理やセキュリティレベル。接続の不調も発生し、業務に支障が
各拠点を含め約100名の社員がノートPCなどを利用し、社内システムやクラウド環境にVPNを利用して接続。オンプレミスのファイアウォールと、ウイルス対策ソフトを中心に運用していました。しかし、在宅ワークや外出先での業務がふえてきたため、従来の境界型セキュリティでは十分な防御が難しくなっていました。アクセス制御や通信の可視化も不十分でした。
また、日々の業務でも課題を感じていました。VPNの接続トラブルやパフォーマンス低下が発生し、運用負担が顕在化。ハードウエアの更新や設定変更時にダウンタイムも発生し、業務に支障が出ていました。管理では、脅威情報の収集やルール更新作業が手作業で、担当者の負担が大きかったこと。そして、各種設定や脅威の検知・確認に時間がかかり、担当者の業務効率を低下させていたことが課題でした(倉本さま)
導入の必然性会社の将来の変化を見越したとき、ネットワークには「柔軟性」が不可欠と判断。設定・管理や、運用での簡便性も重要
設定・運用が柔軟かつ容易。将来の組織変化にも対応できる
当社では柔軟な組織再編や積極的なM&Aを推進しており、業務環境は今後も変化し続ける見通しです。よって、そのたびにネットワークを作り替えるのではなく、どんな組織や働き方にも柔軟に対応できる仕組みを整えておきたいと考え始めました。多角的に見直しを図り、徐々にセキュリティレベルを高めていき、たどり着いたのがCato SASEクラウドです。ゼロトラストの考え方が広まり、サーバーのクラウド化が進む潮流の中で、SASEには当然興味をもっていました(塩崎さま)
2024年の秋からCatoの導入検討を開始しました。セキュリティレベルの統一と運用負担の軽減を重視しながら、機能の充実度や運用の柔軟性を確認。将来の拡張性も考えながら他社のソリューションとも比較しましたが、Cato SASEクラウドはネットワークとセキュリティをクラウドで統合し、統合ダッシュボードのシンプルな管理画面で一元的に運用できる点が大きい。拠点追加やユーザー増加にクラウドベースで柔軟に対応できる点も魅力でした。キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)からはCato SASEクラウドの特長を技術面だけでなく、運用面・コスト面からも丁寧に説明いただき、社内での理解が深まり、スムーズに意思決定を進めることができました(倉本さま)

リスクにとらわれ過ぎず仕事ができれば、生産性はもっと上がる
2024年末、まずはテスト運用として約30名からスモールスタート。クラウドベースのサービスであるためオンプレミス機器の複雑な設定が不要で、短期間に体制を整えられました。その後すぐに価値を実感し、ノートPCを中心に積極的に拡大していくことに。キヤノンMJのサポートは丁寧で、ネットワーク設計段階から運用開始後まで支援いただけた点をありがたく思っています。
こうして、2025年夏には正式採用を決定。最終的に評価したポイントは、ネットワークとセキュリティの統合に加え、ゼロトラストの考え方を標準で実装し、リモートアクセス時のセキュリティ対策や、運用負担の大幅な軽減ができたことです。特に、わかりやすい管理画面からポリシー設定やユーザー追加を簡単に行え、ネットワークとセキュリティの可視性が高いことが決め手となりました(倉本さま)
Cato SASEクラウドなら「統一的なセキュリティポリシーの適用」が可能であり、どの拠点・どのデバイスからでも安全にアクセスでき、「社員が意識しなくても守られている」強固なセキュリティを実現できると考えました。利用ルールを厳格化する方法もありますが、社員にとっては大きなストレスでしょうし、仕事の自由度は下がります。社員が自然体で、どこでも安全に業務を行えれば、生産性の向上だけでなく、働き方改革にもつながるはず。当社では「セキュリティ=制約」ではなく、会社の成長を支える「安心の仕組み」ととらえているわけです(塩崎さま)
取り組みの成果高いセキュリティと、安定したスムーズな通信を現場も実感。その経験をお客さまへ伝えていきたい
セキュリティの「抜け漏れ」を削減。心配せずに仕事ができる
現在は、通信全体を統一的に監視・制御し、均一に維持できることで、セキュリティレベルは向上しています。リアルタイムに脅威を検知・可視化でき、安心感も高まりました。今後は全拠点への利用拡大や、M&Aによる拠点増加を前提に、拡張性を確保した運用を進めていきます。
新たな拠点でもCato SASEクラウドの利用で同じセキュリティレベルを機能させられますので、システム部門としても負担が少なく助かります(倉本さま)
とにかく営業担当者からは「接続が安定していて業務がスムーズになった」「VPN接続設定の煩わしさがなくなった」という声が寄せられています。そして、よい意味で「セキュリティを気にしないで仕事ができる」という声を聞きます。自動的にCato SASEクラウドのセキュリティ網経由でアクセスしている為、在宅ワーク時でも心配せず、すぐにネットワークに接続し仕事ができる。接続に面倒な操作も不要でログインに手間取ることもありません(柴山さま)
当社の経験を語り、お客さまのセキュリティ向上や事業成長に貢献
株式会社シーオーエー
取締役 管理部長 兼 販売推進部長
塩崎 祐一 さま
取締役
ビジネスソリューション営業本部
本部長
柴山 弘典 さま
ITS推進部
部長
倉本 慎哉 さま
今回のCato SASEクラウドの導入は、自社のセキュリティ強化や運用の改善と「お客さまへの啓発」にも役立てたい考えがあります。ネットワークとセキュリティを統合したソリューションへのニーズが高まっており、Cato SASEクラウドは有力な選択肢です。当社ではCato SASEクラウドをお客さまへ積極的にご提案していく方針ですが、そのとき我々の経験や実現したことも併せてお伝えするのが有効だと考えています。Cato SASEクラウドをきっかけに「自由度の高い環境で、業務の活動量を上げていきましょう」と前向きなお話がしたい。セキュリティ対策の本来あるべき姿をご提示できればと思っています(柴山さま)
当社ではセキュリティ対策を、コストではなく事業継続・成長のための投資と考えています。事業環境に最適な組織をつくる上で、ネットワークが足かせになっては本末転倒です。Cato SASEクラウドは、組織の在り方や働き方を自由にするプラットフォームであり、事業成長のために有用な土台であると感じます。新規プロジェクトやDX支援の中でもCato SASEクラウドを活用した提案で、お客さまのセキュリティ強化を支援していきたいと思います(塩崎さま)
お客さまプロフィール
株式会社シーオーエー
東海エリアにおいて文具・OA機器の提供だけでなく、魅力的なオフィスや売り場づくりも提案している加藤憲グループ。その一員として、主にキヤノン製OA機器の販売・導入支援およびメンテナンス事業を担いながら、現在ではDX提案やコンサルティングといった伴走支援から、ITシステムの構築やITインフラ施工まで、ワンストップで対応できる体制を整えている。
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