レーザービームプリンターおよびスモールオフィス向け複合機に関する脆弱性対応について
2024年4月9日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
平素はキヤノン製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
キヤノン製レーザービームプリンターおよびスモールオフィス向け複合機(下記対象機種参照)において、バッファオーバーフローの脆弱性を複数確認しました。
本脆弱性は、有線ルーターあるいはWi-Fiルーターなどを介さずにインターネットに直接接続している場合、インターネット上の第三者に任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性があるというものです。
Buffer Overflow
- CVE-2023-6229
- CVE-2023-6230
- CVE-2023-6231
- CVE-2023-6232
- CVE-2023-6233
- CVE-2023-6234
- CVE-2024-0244
安心して製品をお使いいただくために
本脆弱性を利用した被害は現時点で確認されておりませんが、より安心して製品をお使いいただくため、お持ちの対象製品を最新のファームウエアへアップデートいただきますようお願いいたします。
あわせて、製品はインターネットに直接接続せず、ファイアーウォール製品や有線ルーターあるいはWi-Fiルーターで構築した安全なプライベートネットワークでインターネットにアクセスできる環境で、プライベートIPアドレスを設定してご使用ください。
詳細は以下の「ネットワークに接続される製品のセキュリティについて」をご参照ください。
今後とも引き続き、安心してキヤノン製品をご利用いただきますようお願い申し上げます。
対策が必要なレーザービームプリンター・スモールオフィス向け複合機
対象機種
対象機種については、下記からご確認ください。
上記以外の製品の脆弱性については、確認がとれ次第、こちらのページで速やかにご案内致します。