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EOS R3 ファームウエア Version 1.9.0

情報掲載日:2025年7月17日

本ファームウエアには、カメラ内の個人情報・セキュリティ保護のためのパスワード設定の機能追加が含まれております。ファームウエアアップデートをしたタイミングで、パスワード設定画面が表示されます。以下をご参考に、パスワードを設定してください。

ファームウエア変更内容

このファームウエアは、以下の変更を盛り込んでおります。

  • セキュリティ機能を向上しました。
    電源ON時にパスワードを要求する事ができるようになりました。
    • 初回にパスワードの設定が必要になります。
    • 設定変更によりパスワード要求画面を表示しないようにすることもできます。
    • パスワード変更やネットワーク情報変更などの履歴を確認することができます。
    • cam.start.canonに掲載している詳細ガイドの「パスワードを設定する」をご確認ください。
  • カメラ単体でも、インターネットからファームウエアをダウンロードして、アップデートできるようになりました。
  • 画像をレーティングする際に、同時に画像をプロテクトする機能を搭載しました。
  • 8TBまでのCFexpressカードに対応しました。
    • 8TB を超えるカードは、カメラで[物理フォーマット]が必要
    • 8TB を超えるカードは、8TBのカードとして扱われる
    • 2TB を超えるカードは、ファームウエアのアップデートには使用できません
  • CR-A100を接続して長時間に渡りリモート撮影を行う時に、発熱が抑制される撮像フレームレートを下げる設定を追加しました。
  • 音声メモ付き画像をFTP転送した際、音声メモ→画像の順で転送するように変更しました。また、転送待ちの画像に音声メモを追記した場合、その画像と音声メモは、転送順が最後になるように変更しました。
  • 対象レンズとの組み合わせにおいて、特定の撮影条件における静止画撮影時のズーミング中のAF追従性を向上しました。
    • 対象レンズ(2025年7月時点)
      RF24-105mm F2.8 L IS USM Z(Ver.1.1.0以降)
      RF70-200mm F2.8 L IS USM Z
      RF100-300mm F2.8 L IS USM (Ver.1.0.8以降)
  • ストロボ使用時に露出のSimulationができるようになりました。
  • Bluetooth通信中に他のBluetooth機器からの干渉により、Err70が発生することがある現象を修正しました。
  • "高速連続撮影+"で撮影を繰り返していると、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。 
  • EFレンズを装着時に特定の操作を行うと、手ブレ補正が動作しなくなることがある現象を修正しました。
  • 節電設定で[モニターオフ]が有効になった際に、HDMI出力が一瞬止まることがある現象を修正しました。

カメラのファームウエアがすでにVersion 1.9.0の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。ファームウエアの変更を行う際には、このページを最後までよくお読みになってからダウンロードサービスをご利用ください。

ご注意

今回の機能向上に合わせ、使用説明書の改訂を行っております。新ファームウエアと合わせてダウンロードの上、ご使用ください。最新の使用説明書は、弊社のホームページからダウンロードすることができます。

ファームウエアアップデート方法について

ファームウエアのアップデート方法については、以下のリンクをクリックし、内容を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。

ダウンロード

ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。

なお、ファームウエアの変更には、以下のいずれかでダウンロードした圧縮ファイルを解凍して出来たフォルダの中にあるファームウエア変更ファイル(ファイル名:EOSR3190.FIR、ファイルサイズ:87,890,608 bytes)をカードにコピーし使用します。詳しくは、上記、ファームウエアのアップデート方法をご確認ください。