EOS R1 ファームウエア Version 1.1.2
情報掲載日:2025年7月24日
本ファームウエアには、カメラ内の個人情報・セキュリティ保護のためのパスワード設定の機能追加が含まれております。ファームウエアアップデートをしたタイミングで、パスワード設定画面が表示されます。以下をご参考に、パスワードを設定してください。
ファームウエア変更内容
このファームウエア(Version 1.1.2)はファームウエア(Version1.1.0)で確認された以下の不具合についての修正を盛り込んでいます。
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                            2TBを超えるカードを利用して、[プレ記録]設定で動画撮影すると、正しく記録できない現象を修正しました。
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                            静止画撮影/動画撮影切り替えスイッチの機能を[サイレントシャッター]または[無効]に変更してファームウエアVersion1.1.0にアップデートした場合、カメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。
また、このファームウエアは以下ファームウエア(Version1.1.0)の変更内容を含みます。
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                            セキュリティ機能を向上しました。
 電源ON時にパスワードを要求する事ができるようになりました。
 - 初回にパスワードの設定が必要になります。
- 設定変更によりパスワード要求画面を表示しないようにすることもできます。
- パスワード変更やネットワーク情報変更などの履歴を確認することができます。
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                            ※
                            cam.start.canonに掲載している詳細ガイドの「パスワードを設定する」をご確認ください。
 
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                            カメラ単体でも、インターネットからファームウエアをダウンロードして、アップデートできるようになりました。
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                            カメラの背面センサーにより人が検知されると、ファインダーを点灯する「ファインダー表示優先モード」を追加しました。
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                            100/120Hzのフリッカーをライブビュー中に自動検知することができるようになりました。
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                            カメラリモートアプリケーション CR-A100のプリセット機能にフォーカス位置も登録することが可能になりました。ロボティックカメラシステム CR-S700Rとの使用において、撮影者が意図した被写体距離にフォーカスを合わせて撮影しやすくなります。
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                            メニューに[流し撮りアシスト]を追加しました。対応レンズを使用して流し撮りを行ったときに、露光中、「手ブレ補正」と「被写体ブレ補正」が行われます。
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                            サーボAF特性に、バドミントン、バレーボールなど「ネット越しの被写体」を撮影するシーンに適した、[Case スペシャル]を追加しました。
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                            デジタルカメラに関するソフトウェア開発支援キット(EDSDK/CCAPI)の対応機能を追加しました。
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                            画像をレーティングする際に、同時に画像をプロテクトする機能を搭載しました。
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                            8TBまでのCFexpressカードに対応しました。- 8TB を超えるカードは、カメラで[物理フォーマット]が必要
- 8TB を超えるカードは、8TBのカードとして扱われる
- 2TB を超えるカードは、ファームウエアのアップデートには使用できません
 
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                            CR-A100を接続して長時間に渡りリモート撮影を行う時に、発熱が抑制される撮像フレームレートを下げる設定を追加しました。
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                            音声メモ付き画像をFTP転送した際、音声メモ→画像の順で転送するように変更しました。また、転送待ちの画像に音声メモを追記した場合、その画像と音声メモは、転送順が最後になるように変更しました。
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                            プリ連続撮影時の記録枚数を1枚単位で設定できるようになりました。
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                            撮影時ボタン カスタマイズに[機内モード]を追加しました。
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                            ストロボ使用時に露出のSimulationができるようになりました。
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                            動画時のAFにおいて、ピントが合いにくい被写体に対するAF追従性を改善しました。
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                            [ブラックアウトフリー表示]を"する"かつ[サーボAF1コマ目レリーズ/ワンショットAF時のレリーズ]を"レリーズ優先"の設定で撮影後に拡大表示すると、Err70が発生することがある現象を修正しました。
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                            Bluetooth通信中に他のBluetooth機器からの干渉により、Err70が発生することがある現象を修正しました。
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                            "高速連続撮影+"で撮影を繰り返していると、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。
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                            起動後すぐに電子シャッターで撮影すると、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。
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                            "FHD239.8P/200.0P"設定で動画撮影中に、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。
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                            動画モードでフレームレート”50.00P”、[動画電子IS]”入”または”強”を設定して使用していると、ごく稀にErr70が発生することがある現象を修正しました。
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                            [プレ記録]を"入"かつimage.canonへの[自動転送]を"する"に設定時の撮影待機中に、Err70が発生することがある現象を修正しました。
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                            [撮影画像の確認]を"切"に設定し、プリ連続撮影後にモニターが低輝度表示になったとき、カメラが正常に動作しなくなることがある現象を修正しました。
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                            HDMI出力をしながらEOS Utilityでリモートライブビュー撮影をした状態で、動画記録できないことがある現象を修正しました。
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                            ファイルサイズの大きいRAW画像をCamera Connectで転送できない現象を修正しました。
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                            Wi-Fi 7対応のルーターに接続できない現象を修正しました。
カメラのファームウエアがすでにVersion 1.1.2の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。ファームウエアの変更を行う際には、このページを最後までよくお読みになってからダウンロードサービスをご利用ください。
ご注意
今回の機能向上に合わせ、使用説明書の改訂を行っております。新ファームウエアと合わせてダウンロードの上、ご使用ください。最新の使用説明書は、弊社のホームページからダウンロードすることができます。
ファームウエアアップデート方法について
ファームウエアのアップデート方法については、以下のリンクをクリックし、内容を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
ダウンロード
ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。
なお、ファームウエアの変更には、以下のいずれかでダウンロードした圧縮ファイルを解凍して出来たフォルダの中にあるファームウエア変更ファイル(ファイル名:EOSR1112.FIR、ファイルサイズ:268,633,408 bytes)をカードにコピーし使用します。詳しくは、上記、ファームウエアのアップデート方法をご確認ください。