Canon デジタルシネマカメラ EOS C700 GS PL ファームウエアバージョン 1.0.6.1.00 [macOS]ソフトウエアダウンロード
更新日:2020年7月30日
ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
動作環境
ファームウエアの変更を行うには以下の機材が必要です。
1. ファームウエアのアップデート対象となるEOS C700 GS PL本体
2. パソコン(搭載OS:macOS 10.7 - 10.15)
3. 512MB以上のSD / SDHC / SDXCメモリーカード(市販品)
4. SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
5. フル充電したVマウントタイプのバッテリー(市販品):DC 14.8V (12V~20V)
6. 外部電源アダプター(市販品): DC IN 12V (11.5V~20V) XLR 4ピンコネクター
7. ファームウエア(ダウンロードしたファイルです)
ソフトウエア概要
名称 | Canon デジタルシネマカメラ EOS C700 GS PL ファームウエアバージョン 1.0.6.1.00 [macOS] |
---|---|
対象製品 | |
デジタルシネマカメラ | |
EOS C700 GS PL | |
作成者 | キヤノン株式会社 |
掲載者 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
転載条件 | 許可無く転載不可 |
圧縮形式 | dmg |
使用条件 | このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。 |
本製品の内容
■ファームウエアの変更内容:
ファームウエアVersion 1.0.6.1.00は以下の内容を盛り込んでいます。
1. EFシネマレンズCN10x25 IAS S/E1に対応しました。
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正
2. Rec Pause表記のOSD画面表示の改善を行いました。
詳細につきましては本ファームウエア変更と同時に公開する本機の使用説明書(最新版)を参照してください。
■ご注意:
- 今回ご案内のファームウエアVersion 1.0.6.1.00は、Version 1.0.0.1.00 - 1.0.5.1.00のファームウエアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウエアが、すでにVersion 1.0.6.1.00の場合にはファームウエアのアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前のVersionのファームウエアに戻すことはできません。
- リモートオペレーションユニットOU-700(別売)ご使用のお客様は、カメラとOU-700のファームウエアのバージョンを一致させる必要があります。カメラのファームウエアをアップデートした後に、カメラとOU-700を接続して、カメラ本体内のシステム設定からOU-700のファームウエアを更新してください。
■ファームウエア変更のための準備:
- CFast 2.0 カードではファームウエアのアップデートはできません。512MB以上の SD / SDHC / SDXCメモリーカード(市販品)をご準備ください。
- アップデートを行うとメニュー設定やカスタムピクチャーがリセットされます。アップデートを行う前に、あらかじめメニュー設定やカスタムピクチャーを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み出すことができます。詳しくは、本機の使用説明書(設定データの保存と読み出し項)を参照してください。
- ダウンロードしたファームウエアのフォルダの中にファームウエア(ファイル名:VMB6.FIM、ファイルサイズ:114,524,380 bytes)と、ファームウエアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語 / 英語 / フランス語 / スペイン語 / 簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認ください。
変更履歴
■ファームウエア Version 1.0.5.1.00の変更内容:
1. 周辺光量補正 / 倍率色収差補正の対応レンズを追加しました。
- EFシネマレンズ
CN-E20mm T1.5 L F
- EFレンズ
EF70-200mm F4L IS II USM
2. 倍率色収差補正の対応レンズを追加しました。
- EFPレンズ
CJ45e x 9.7B IASE-V H
CJ45e x 13.6B IASE-V H
3. EFPレンズ互換確認をしました。
CJ24e x 7.5B IASE S
CJ18e x 7.6B IRSE S / IASE S
CJ14e x 4.3B IRSE S / IASE S
4. 出力映像に適用できるLUTにおいて、ITU-R BT.2100規格およびITU-R BT.2408レポートに正式対応しました。
(Canon lookup table 201811版以降をお使いください。)
- SDI OUT端子 / MON.端子 / HDMI OUT端子
「HDR-PQ(OOTF 入/切)」を、「HDR-PQ*1」に変更し一本化しました。
「HDR-PQ」「HDR-HLG」の基準輝度をDiffuse White (100%)が203nits相当*2になるように変更しました。
- VIDEO端子(ビューファインダー)
「HDR1600%(OOTF 入/切)」「HDR400%(OOTF 入/切)」を、「HDR1600%*1」「HDR400%*1」に変更し一本化しました。
*1 OOTF 入
*2 変更前の明るさは、OOTF入の場合83nits、OOTF切の場合111nits。HLG出力は1000nitsモニターに表示した場合の明るさ。
5. リール番号設定時にクリップ番号をリセットする「オートリセット」機能を追加しました。
6. 「HDR-HLG」のLUTを適用して色空間BT.2020を選択した場合に、100%超える輝度信号が出力される現象を修正しました。
7. USERメニュー画面の3画面切り換えが可能になりました。
8. マグニファイ機能の4倍拡大表示が使用可能になりました。
■ファームウエア Version 1.0.4.1.00の変更内容:
1. CDX-36150*1に4.2K RAW記録*2した映像の四辺に黄色帯が記録される現象を修正しました。
2. Custom Pictureメニューで [Gamma] を [Normal 1~4] に設定した時の [Black Gamma] の補正を適正化しました。
3. Custom Pictureメニューで [Gamma] を [Normal 1~4] に設定した時の高輝度部の色再現を適正化しました。
4. 電源を切った後もUSERアサインボタン(またはアサインボタン)で切り替えたホワイトバランスの調整方法を保持するように動作を改善しました。
*1 Codex Digital社製レコーダーです。
*2 ファームウエアVersion 1.0.2.1.00~1.0.3.1.00 のカメラが対象製品です。
■ファームウエア Version 1.0.3.1.00の変更内容:
1. B4マウントアダプター「MO-4P」(別売り)装着時、Super 16mm (2K Crop) のRAW通常記録モードを追加しました。
2. RAWレコーダーにACアダプター / バッテリーの両方が接続されている時に、ACアダプター、および、バッテリーの両方の電圧をカメラ側で表示可能になりました。
3. XF-AVCフォーマット記録にて、装着レンズの実焦点距離のメタデータに対応しました。
4. C700とC700GSのモデル判別メタデータを追加しました。
5. 保存した設定データをカメラに読み込んだ場合に、一部のホワイトバランスの設定値が書き換わることがある現象を修正しました。*1
*1ファームウエアVersion 1.0.2.1.00のカメラが対象製品です。
■ファームウエア Version 1.0.2.1.00の変更内容:
1. HDRの国際規格ITU-R BT.2100に準拠したHybrid Log Gamma方式の出力を可能にしました。
2. Blackmagic Design社のDaVinci ResolveTM*で作成した3D LUT(.cube形式)を取り込んで、出力に適用することを可能にしました。
3. Super16mmサイズ (2K crop) の記録モードを追加しました。
4. B4マウントアダプター「MO-4P」(別売り)装着時、各種記録モードを選択可能にしました。
- 59.94Hz: 59.94P, 29.97P, 23.98P
- 50.00Hz: 50P, 25P
- 24.00Hz: 24P
5. ホワイトバランス設定画面で、新しい色温度設定値を追加しました。
6. Slow & Fastモード使用時にアイコン表示を赤くしました。
7. Slow & Fastモードのフレームレート表示方法を改善しました。
8. スキャンリバース記録時、映像と音声がずれてしまう場合がある現象を修正しました。
* DaVinci ResolveTMは、Blackmagic Design Pty Ltd.の商標です。
■ファームウエア Version 1.0.1.1.00の変更内容:
1. 波形モニターの表示位置の変更が可能になりました。
2. 国際HDR規格 BT.2100に準拠したPQ出力が可能になりました。
3. ブラウザーリモートのシャッタースピード一覧表示の誤記を修正しました。
4. RAW記録とサブ記録の画角設定が異なる場合、映像出力端子(MON.端子 / HDMI OUT端子 / VIDEO端子)の出力をRAW側の画角で出力する仕様に変更しました。