Canon Cinema EOS C500 / EOS C500 PL, ファームウェア Version 1.0.7.1.00 [Mac OS X]ソフトウエアダウンロード
更新日:2015年11月5日
ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
動作環境
ファームウェアの変更を行うには以下の機材が必要です。
1. ビデオカメラ本体
2. パソコン(OS:Mac OS X)
搭載OS:Mac OS X(10.7-10.11)
3. 64MB以上のSDメモリーカード、またはSDHCメモリーカード(市販品)
4. SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
5. フル充電した本体付属のバッテリーパック
6. 本体付属のコンパクトパワーアダプター
7. ファームウェア(ダウンロードしたファイルです)
ソフトウエア概要
名称 | Canon Cinema EOS C500 / EOS C500 PL, ファームウェア Version 1.0.7.1.00 [Mac OS X] |
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対象製品 | |
デジタルシネマカメラ | |
EOS C500/EOS C500 PL | |
作成者 | キヤノン株式会社 |
掲載者 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
転載条件 | 許可無く転載不可 |
圧縮形式 | |
使用条件 | このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。 |
本製品の内容
■ファームウェアの変更内容:
ファームウェア(Version 1.0.7.1.00)は以下の機能を追加しています。
*EOS C500のみ
1. リモートコントローラー「RC-V100」からCINE-SERVO Lensの制御が可能となりました。
2. 周辺光量補正の対応レンズが追加となりました。
EFレンズ
「EF 16-35mm F4L IS USM」、「EF-S 10-18mm F4-5.6 IS STM」、「EF 400mm F4 DO IS Ⅱ USM」、「EF 11-24mm F4L USM」、「EF 24-105mm F3.5-5.6 IS STM」、「EF 100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM」、「EF-S 24mm F2.8 STM」
CINE-SERVO Lens
「CN7x17 KAS S/E1」
3. 電源オフ時の自動レンズ収納設定が追加となりました(※)。
※EFレンズ「EF 40mm F2.8 STM」、「EF-S 24mm F2.8 STM」、「EF 50mm F1.8 STM」使用時のみ対応(2015年11月現在)
今回ご案内のファームウェアVersion 1.0.7.1.00は、Version 1.0.6.1.00以前のファームウェアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウェアが、すでにVersion 1.0.7.1.00の場合にはファームウェアのアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前のVersionのファームウェアに戻すことはできません。
詳細につきましては本ファームウェア変更と同時に公開する本機の使用説明書(最新版)をご参照ください。
■ファームウェア変更のための準備:
アップデートを行うとメニュー設定やカスタムピクチャーがリセットされます。アップデートを行う前に、予めメニュー設定やカスタムピクチャーを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み込んで設定します。詳しくは、本機の使用説明書(設定データの保存と読み出し項)を参照ください。
ダウンロードしたファームウェアのフォルダの中にファームウェア(ファイル名:VIG7.FIM、ファイルサイズ:35,066,684 bytes)と、ファームウェアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。ファームウェアの変更作業に入る前にファームウェアアップデート手順書を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
Q1: ファームウェア Version 1.0.7.1.00の変更内容を教えてください。
A1:
*EOS C500のみ
1. リモートコントローラー「RC-V100」からCINE-SERVO Lensを制御することが可能になります。フォーカス、絞り、ズームも制御可能です。ただし、CINE-SERVO Lensを駆動するためには、外部バッテリー/電源が必要になります。
*CINE-SERVO Lensのファームウェアのアップデートが必要です。
2. CINE-SERVO Lens 1機種と、EFレンズ7機種の周辺光量補正が可能になります。周辺光量補正とは、レンズの光学特性に起因する周辺光量不足を補正することです。
3. EFレンズ「EF 40mm F2.8 STM」、「EF-S 24mm F2.8 STM」、「EF 50mm F1.8 STM」を装着したとき、カメラの電源をオフにすると、レンズ全長が最短となるように自動的にレンズが収納されます。また、メニューのカスタムファンクションで、電源オフ時にレンズ収納するかどうかを選択できるようになります。
Q2: ファームウェアの更新はどのような手順で行うのか?
A2:
キヤノンのホームページから最新のファームウェアをダウンロードしていただき、ホームページに掲載される手順に沿ってアップデートしていただきます。
変更履歴
■ Version 1.0.6.1.00 の変更内容:
1. 128GBを超える大容量のCFカード使用時に、記録開始可能となるまでの時間を短縮しました。
2. ユーザーインタフェースを改善することでホワイトバランス設定の操作性を向上しました。
3. 4K放送規格として検討が進んでいるBT.2020の色域に対応します。(3G-SDI/MON.端子出力のみ。本体内記録には非対応)
■ファームウェア Version 1.0.5.1.00 の変更内容:
1. リモートコントローラーRC-V100)に対応しました。
2. EFシネマレンズ「CN-E35mm T1.5 L F」とEFレンズ「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」の周辺光量補正が可能になりました(EOS C500)。
3. EFシネマレンズ装着時に生じるF値表示に関する誤りを修正しました(EOS C500)。
■ファームウェア Version 1.0.4.1.00 の変更内容:
*EOS C500/EOS C500 PL共通
1. 拡大表示の位置移動が可能になりました。
2. ISO80000の高感度設定に対応しました。
3. 色域を拡大したDCI-P3+モードとCinema Gamutモードを追加しました。
4. 4K1K RAWデータ出力を追加しました。
5. キーロックにより録画START/STOPボタンを含めたすべての操作を無効にする設定に対応しました。
6. 別売りアクセサリーのWFT-E6を使用したWi-Fiリモート操作時にカメラ制御とメタデータ入力を2台の端末から個別に実行可能になりました。
7. HD/SD SDI端子出力にもLUT対応できるようにしました。
8. ACESproxyでのモニター出力を追加しました。
9. アサインボタンへの割り当て可能な機能として、新たに「ND+」/「ND-」を追加しました。
*EOS C500のみ
10. 2つの電子ダイヤルにISO感度と絞りの調整機能をそれぞれ個別に割り当てる事が可能になりました。
11. 7機種のEFシネマレンズと新たに11機種のEFレンズの周辺光量補正が可能になりました。
■ファームウェア Version 1.0.3.1.00 の変更内容:
1. REC PAUSE中にファンを強制回転させ、REC中にファン停止時間を従来仕様より長くする仕様に変更しました。また、被写体の視認性向上を目的に、ファン回転開始を知らせる表示を出さないようにしました。ファンの動作状態は、従来からあるアイコンで確認することができます。
2. WFT-E6とWi-Fi端末機器のアドホック接続で、iOS6/Safariによるリモート制御が可能になりました。
3. GENLOCKのリファレンス信号と3G-SDI端子/MON.端子からの出力の位相を合わせました。
4. 本体仕様が「2pin コールド、3pin ホット」になっており使用説明書の記載と不整合になっていました。また国際標準のAES規格では2pin ホットを推奨しており、使用説明書の整合性と国際標準に合わせるためにXLR端子極性を修正しました。XLR端子極性が異なる製品を組み合わせて使用した場合、位相関係が逆になるため音声レベルが減衰する場合があります。