Canon デジタルシネマカメラ EOS C300 Mark Ⅲ ファームウエア Version 1.0.8.1 [macOS]ソフトウエアダウンロード
更新日:2024年7月11日
ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
動作環境
ファームウエアのアップデートを行うには以下の機材が必要です。
1. ファームウエアのアップデート対象となるEOS C300MarkⅢ本体
2. パソコン
3. 512MB以上のSD / SDHC / SDXCメモリーカード(市販品)
4. SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
5. フル充電した本体付属のバッテリーパック
6. 本体付属のコンパクトパワーアダプター
7. ファームウエア(ダウンロードしたファイル)
ソフトウエア概要
名称 | Canon デジタルシネマカメラ EOS C300 Mark Ⅲ ファームウエア Version 1.0.8.1 [macOS] |
---|---|
対象製品 | |
デジタルシネマカメラ | |
EOS C300 Mark III | |
作成者 | キヤノン株式会社 |
掲載者 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
転載条件 | 許可無く転載不可 |
圧縮形式 | dmg |
使用条件 | このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。 |
本製品の内容
■ファームウエアVersion 1.0.8.1は以下の内容を盛り込んでいます。
1. Cinema RAW Light に新たな記録モードを追加しました。
「RAW HQ」「RAW ST」「RAW LT」が選択可能になりました。
-「RAW HQ」:高画質
-「RAW ST」:通常画質
-「RAW LT」:軽量記録
2. オートISO/ゲイン機能を使用可能になりました。
3. アサインボタンにセンサーモードの切り替え機能を割り当て可能になりました。
4. フォーカスガイドの大きさを選択可能になりました
-ノーマル/大
5. 再生時にマーカーの表示が可能になりました。
6. FTPS接続時のセキュリティを強化しました。
7. 軽微な不具合を修正しました。
詳細につきましては本ファームウエア変更と同時に公開する本機の使用説明書(最新版)を参照してください。
■ご注意:
- 512MB 以上の SD / SDHC / SDXC メモリーカード(市販品)をご準備ください。
- 今回ご案内のファームウエアVersion 1.0.8.1は、Version 1.0.0.1 - 1.0.7.1のファームウエアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウエアが、すでにVersion 1.0.8.1の場合にはファームウエアのアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前のVersionのファームウエアに戻すことはできません。
- 旧ファームウエアVersionを搭載した製品に、最新のファームウエアVersionで作成した設定データを読み込むと、本体動作に影響を及ぼす可能性がありますのでお控えください。
■ファームウエア変更のための準備:
- アップデートを行うとメニュー設定やカスタムピクチャーがリセットされます。アップデートを行う前に、あらかじめメニュー設定やカスタムピクチャーを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み出すことができます。詳しくは、本機の使用説明書(設定データの保存と読み出し項)を参照してください。
- ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名: VQA13.FIR、ファイルサイズ: 85374864byte)と、ファームウエアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。アップデート作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認ください。
■本ファームウエアで使用しているソフトウェアについて:
本ファームウエアに組み込まれているソフトウエアは、当社または第三者のソフトウエアモジュールが含まれています。
■当社開発ソフトウェアとフリーソフトウェアについて:
当社が開発または作成したソフトウエアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。
また本ファームウエアは、第三者が著作権を所有しフリーソフトウエアとして配布されているソフトウエアモジュールを使用しています。それらの一部には、GNU General Public License (以下、GPL)、GNU Lesser General Public License (以下、LGPL)またはその他のライセンス契約の適用を受けるソフトウエアモジュールが含まれています。
■本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウェアのライセンス表示について:
本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアモジュールには、その著作権がライセンス表示を義務付けているものがあります。ライセンス情報はダウンロードファイルに格納されています。各フリーソフトウエアモジュールのライセンスを確認したい場合は、格納されているeosc300mk3-c500mk2-ossinfo.pdfをご覧ください。
■フリーソフトウェアのソースコードの入手方法:
フリーソフトウエアには、実行形式のソフトウエアモジュールを配布する条件として、そのモジュールのソースコードの入手を可能にすることを求めるものがあります。本ファームウエアのソースコードの入手方法については、格納されているeosc300mk3-c500mk2-ossinfo.pdfをご覧ください。
変更履歴
■ファームウエア(Version 1.0.7.1)の変更内容
1. EF シネマレンズCN-E31.5-95mm T1.7 L S/SPに対応しました。
- メタデータ(焦点距離、T値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応(EF シネマレンズCN-E31.5-95mm T1.7 L Sのみ)
2. Canon Multi-Camera Controlに対応しました。
3. リモートカメラコントローラー RC-IP1000に対応しました。
4. デジタルテレコン機能[倍率1.5x / 2x / 2.5x / 3x]を追加しました。
5. XF-AVCプロキシ記録のファイル名に[_Proxy]のオプションを追加しました。
6. ベクトルスコープの表示を改善しました。
- カラースペースがBT.2020の時に、ベクトルスコープ枠内に[BT.2020]と表示するように変更しました。
- ベクトルスコープ枠内にターゲットの色名を常時表示するように変更しました。
■ファームウエアVersion 1.0.6.1の変更内容
1. EF シネマレンズCN-E14-35mm T1.7 L Sに対応しました。
- メタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
2. クリアスキャンの分解能を拡大しました。
3. WFMの拡大表示が可能になりました。
4. ベクトルスコープのゲインをタッチで変更可能になりました。
5. WFM/ベクトルスコープの透過度変更が可能になりました。
6. SDI-OUT端子の機能を拡充しました。
- S&F時に、PsF出力が可能になりました。(16:9画角のみ)
- アシスト表示のPeakingが使用可能になりました。
■ファームウエアVersion 1.0.5.1の変更内容
1. 記録コマンドの初期設定を「入」から「切」へ変更しました。
■ファームウエアVersion 1.0.4.1の変更内容
1. キヤノン拡張ユニット3 EU-V3に対応しました。
2. フォーカスポジションガイド機能を追加しました。
3. キヤノンIP「XCプロトコル」対応を拡張しました。
4. EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1、CN8×15 IAS S/P1に対応しました。
EF シネマレンズCN-E45-135mm T2.4 L F、CN-E45-135mm T2.4 L FPに対応しました。
- メタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正(EFモデルのみ)
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応(EFモデルのみ)
5. S&F設定時(24P-120P設定時)、顔検出および追尾が可能になりました。
6. オーディオメーターの4ch表示に対応しました。
7. 通常撮影とS&F撮影の切替え時に、記録設定を保持するよう修正しました。
8. Custom PictureのGamma/Color Spaceに[Canon 709 / BT.709]を追加しました。
9. LUTおよびサブ記録色変換の選択肢に[CMT 709]を追加しました。
10. Custom PictureのWhite Balanceに[G Gain]を追加しました。
11. CFexpressカードのVPG400規格に対応しました。
12. CINE-SERVOレンズ使用時の挙動を修正しました。
■ファームウエアVersion 1.0.3.1の変更内容
1. EF シネマレンズCN-E20-50mm T2.4 L F、CN-E20-50mm T2.4 L FPに対応しました。
- メタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
- T値表示対応
- 周辺光量補正 / 倍率色収差補正(EFのみ)
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応(EFのみ)
2. SDI出力信号のアンシラリ領域にファイル名データを追加しました。
■ファームウエアVersion 1.0.2.1の変更内容
1. カスタムピクチャのプリセットに「EOS Standard」と「EOS Neutral」を追加しました。
2. アサインボタンに「MEDIA」を追加しました。
3. ビューファインダー倍速駆動機能を追加しました。
■ファームウエアVersion 1.0.1.1の変更内容
1. キヤノンIP「XCプロトコル」に対応しました。
2. アナモフィックデスクイーズ設定に1.8倍を追加しました。
3. 5.9K RAWもしくは4K記録時、12G-SDI出力に2048×1080、UHD記録時に1920×1080を追加しました。
4. MON.端子とHDMI端子から同時出力が可能になりました。
5. Lookファイル(3D LUTファイル .cube形式)が使用可能になりました。
6. カスタムピクチャにITU-R BT.709準拠ガンマである 「BT.709 Standard / BT.709」を追加しました。
7. 機能制限による省電力モードを追加しました。
8. Magnification(拡大)の拡大倍率に2倍を追加しました。
9. 「Magnification有効時白黒」メニューを追加しました。
10. アスペクトマーカーのマスクの透過率設定に100%(完全不透過)を追加しました。
11. フレームレート59.94P(i)の時に、MON./HDMI(外部)出力の更新を29.97P(または23.98P)に変更する機能を追加しました。
12. XF-AVCまたはCinema RAW Light同時記録時のカードファイル名の改善を行いました。
13. アサインボタンのデフォルト値を「Magnification:Video端子」から「Magnification」に変更しました。
14. センサーモード切替時の記録設定保持できるようになりました。
15. ジョイスティック操作によるクリップの再生が可能になりました。