DP-V2421 ファ-ムウェア Version1.4.2ソフトウエアダウンロード
更新日:2020年11月5日
ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
動作環境
ファームウェアの変更を行う場合には以下の機材が必要です。
1.ディスプレイ本体
2.パソコン
3.USBメモリー(FAT16またはFAT32)
4.ファームウェア(ダウンロードしたファイル)
ソフトウエア概要
名称 | DP-V2421 ファ-ムウェア Version1.4.2 |
---|---|
対象製品 | |
動画ディスプレイ | |
DP-V2421 | |
作成者 | キヤノン株式会社 |
掲載者 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
転載条件 | 許可無く転載不可 |
圧縮形式 | zip |
使用条件 | このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。 |
本製品の内容
ファームウエアの変更内容
このファームウエア(Version 1.4.2)は、以下の修正を盛り込んでいます。
1. TSL UMD protocolを用いた画面上のタリー表示機能が使用できない場合がある現象を修正しました。
尚、Version 1.4.2はVersion 1.4と同じ機能および性能向上を含んでいます。Version 1.4で追加された機能と性能向上の内容は以下の通りです。
1. ファイル形式「.cube」のLUTファイルを、ディスプレイ本体に直接インポートすることが可能になりました。
2. User LUTに、1D-LUTをインポートすることが可能になりました。また、User LUT(1D-LUT/3D-LUT)処理前後に、映像信号のレンジを変換することが可能になりました。
3. シネマEOSカメラ※1からCanon Logの映像をSDI/HDMIで出力している際、出力映像のレンジ(フルレンジ/ナローレンジ)に応じて、ディスプレイのカラーレンジ(フル/リミテッド)を自動判定して表示することが可能になりました。
4. 「CDL/User LUT」に、RED Digital Cinema社製カメラで撮影した映像をHDR(PQ)とSDRに変換するLUT2種類を追加しました。
5. 「ピクセル値チェック」に、指定したピクセルのxy色度値と色度図上の座標位置を表示する機能を追加しました※2。
6. 「レンジチェック」に、従来の「オーバーレンジ」と設定した高輝度レンジ部分を着色表示する「ピークレンジ」を追加しました。
7. 「シグナルモニタリング」で検出したエラー履歴を、USBメモリなどの外部メモリにエクスポートすることが可能になりました。また、電源オフ/オンした場合でもエラー履歴を保持することが可能になりました。
8. 「セーフティーゾーンマーカー」のエリアサイズ(幅・高さ)とエリア表示位置(水平・垂直)の設定範囲を変更しました。また、エリアの形に「ボックス(マスク)」を追加しました。
9. 「エリアマーカー2」を追加しました。2種類のエリアマーカーの設定が可能になりました。
10. 「グリッドマーカー」の「間隔」の設定に、「80%(UHD)~95%(UHD)」を追加しました。
11. 「オーディオレベルメーター」に、チャンネルの並び順と表示位置の変更設定を追加しました。
12. SD-SDI信号の映像を表示する時、アスペクト比に応じて「16:9」と「4:3」を選択して表示することが可能になりました。また、Payload IDによる自動判定で表示することも可能になりました。
13. 入力信号がSD-SDIとHD-SDIで切り替わった際、自動で判定して表示を切り替えることが可能になりました。
14. 「フレーム輝度モニター」のHDR/SDR比率グラフの表示スケールの設定値に、「10%」「5%」を追加しました。
15. Wi-FiまたはLAN接続によるリモート操作時のView画面のクリック/タッチ操作でピクセル値チェックの位置移動や、Control画面での調整バーの設定値の直接入力など、Webブラウザー画面の操作性が向上しました。
16. 本体ボタン名の点灯を常時行う設定を追加しました。
17. Hybrid Log-Gamma(HLG)のシステムガンマのオート時の動作を変更しました。
18. 電力セーブ機能を追加しました。
19. その他、操作性及び表示改善を行いました。
※1 シネマEOSカメラからCanon Logのレンジ選択が可能な機種
C500 Mark II / C300 Mark III(SDI/HDMIともに対応)
C700/C700 GS/C700 FF (UserLUT設定、かつSDIのみ可能)
(2020年5月末時点)
※2 カラーガマット「BT.2020」かつガンマ「1.0、2.2、2.35、2.4、2.6、PQ、HLG(HLG RGB除く)」の場合のみ。
今回ご案内のファームウエアVersion 1.4.2は、Version 1.4.1以前のファームウエアを搭載したディスプレイがアップデート対象となります。ディスプレイのファームウエアがすでにVersion 1.4.2の場合には、ファームウエアのアップデートを行う必要はありません。
ファームウエア変更のための準備
アップデートを行う前に、予め設定項目をエクスポートしておくことをお勧めします。エクスポートした設定内容はアップデート終了後にディスプレイにインポートして設定します。
ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名:update_dpv2421.rom、ファイルサイズ: 25,162,872 bytes)と、ファームウエアアップデート手順書(PDFファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/ドイツ語/簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認いただきますようお願いいたします。
本機で使用しているソフトウェアについて
本機に組み込まれているソフトウェアは、当社または第三者のソフトウェアモジュールが含まれています。
当社開発ソフトウェアとフリーソフトウェア
当社が開発または作成したソフトウェアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。
また本機は、第三者が著作権を所有しフリーソフトウェアとして配布されているソフトウェアモジュールを使用しています。それらの一部には、GNU General Public License v2(以下、GPL)、GNU Lesser General Public License v2.1(以下、LGPL)またはその他のライセンス契約の適用を受けるソフトウェアモジュールが含まれています。
変更履歴