EOS R5 ファームウエア Version 2.1.0 [Windows]ソフトウエアダウンロード
更新日:2024年09月26日
ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
注意・制限事項
カメラのファームウエアがすでにVersion 2.1.0の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。
ファームウエアの変更を行う際には、このページを最後までよくお読みになってからダウンロードサービスをご利用ください。
1. ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を解凍すると、ファームウエアのフォルダが生成されます。
*ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)の解凍方法
ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから [すべて展開] を選んで解凍してください。
2. 生成されたファームウエアのフォルダの中にファームウエア(ファイル名:EOSR5210.FIR、ファイルサイズ:54,537,648 bytes)とファームウエア変更手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエア変更手順書を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
3. ファームウエアの変更中にカメラの電源が切れると、カメラの電源が入らなくなり撮影できなくなります。
・カメラの電源にはフル充電した専用バッテリーパック、または、専用ACアダプターキットを使用してください。
・ファームウエアの変更中は、絶対にカメラの電源スイッチを<OFF>にしないでください。家庭用電源を使用する場合は、停電に十分ご注意ください。
4. ファームウエア変更中は、カードスロットカバーを開けないでください。
5. ファームウエア変更中は、ボタン、ダイヤル、スイッチなどの操作を行わないでください。
動作環境
ファームウエアの変更を行うには以下の機材が必要です。
1. カメラ本体
2. 専用バッテリーパック(フル充電したもの)、または専用ACアダプターキット
3. カメラに対応したメモリーカード
4. ファームウエア(ホームページからダウンロードしたファイルです。)
ソフトウエア概要
名称 | EOS R5 ファームウエア Version 2.1.0 [Windows] |
---|---|
対象製品 | |
EOS Rシリーズ | |
EOS R5 | |
作成者 | キヤノン株式会社 |
掲載者 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
転載条件 | 許可無く転載不可 |
圧縮形式 | zip |
使用条件 | このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。 |
本製品の内容
■ファームウエア変更内容:
このファームウエア(Version 2.1.0)は以下の変更を盛り込んでいます。
1. 新しいバッテリーパック LP-E6P使用時に、機能制限なく使用できるようなりました。LP-E6NH使用時と同じ連続撮影速度で撮影できるようになります。また、LP-E6Pをカメラ本体に入れた状態で充電が可能になります。
2. FTP転送中に、[画像プロテクト]及び[レーティング]の設定が可能になりました。
3. 以下の不具合を修正しました。
3-1. Wi-Fi接続を切断した際にErr70が発生することがある現象を修正しました。
3-2. 小さく映った被写体を撮影中にカードアクセスランプが点滅して操作を受け付けなくなることがある現象を修正しました。
3-3. 高輝度側・階調優先を有効にして高速連続撮影+で撮影すると、特定のISO感度においてピントが合わなくなることがある現象を修正しました。
カメラのファームウエアがすでにVersion 2.1.0の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。ファームウエアの変更を行う際には、このページを最後までよくお読みになってからダウンロードサービスをご利用ください。
ご注意:
今回の機能向上に合わせ、使用説明書の改訂を行っております。新ファームウエアと合わせてダウンロードの上、ご使用ください。最新の使用説明書は、弊社のホームページからダウンロードすることができます。
ファームウエア変更のための準備:
ダウンロードしたファームウエアのフォルダの中にファームウエア(ファイル名:EOSR5210.FIR、ファイルサイズ:54,537,648 bytes)とファームウエア変更手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエア変更手順書を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
※ダウンロードファイルの解凍方法:
ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから [すべて展開] を選んで解凍してください。
変更履歴
Q: いままでのファームウエアの修正内容も、今回のファームウエアに盛り込まれていますか。
A: はい、盛り込まれています。
(以下は過去のファームウエアの変更履歴です。)
■Version 2.0.0の変更内容:
1. パワーズームアダプターPZ-E2/PZ-E2Bを対応レンズに装着した状態で、EOS UtilityとCamera Connectから、遠隔操作によるサーボズームができるようになりました。
2. 容量が2TBを超えるCF Expressカードが、2TBまで使用できるようになりました。
3. オートパワーオフからの復帰など、カメラ起動時に稀に時間がかかる現象を修正しました。
4. 特定条件下のみで発生する、ファインダーやモニターに画像が正常に表示されずカメラの操作が効かなくなる現象(エラー70が表示される場合もあります)を修正しました。
5. 軽微な不具合を修正しました。
■Version 1.9.0の変更内容:
1. 画像に付加されている音声メモのみを消去することが可能になりました。また、プロテクトされた画像に音声メモを付加したり、追加することが可能となりました。
2. FTPS転送で撮影画像を送信する際のセキュリティを強化しました。
3. デジタルカメラに関するソフトウェア開発支援キット(EDSDK/CCAPI)の対応機能を追加しました。
4. タッチ操作後、ごく稀にカメラの操作が効かない状態になり、カメラを操作しても[BUSY]が表示される現象を修正しました。
5. 軽微な不具合を修正しました。
■Version 1.8.1の変更内容:
1. メニューに[IBISハイレゾ撮影]を追加しました。ボディ内手ブレ補正機構を活用することで、より解像感の高い画像を記録することができるようになりました。
*画像の確認は、EOS Utility/Digital Photo Professionalをご使用ください。EOS Utility/Digital Photo Professionalはバージョンアップが必要です。
2. メニューに[通信設定をカードに保存・読込]を追加しました。同一機種のカメラ間でネットワーク設定を引き継ぐことができるようになりました。
3. FTPサーバーへの画像転送中にトリミング、リサイズができるようになりました。
4. メニューにFTP転送時の「画像プロテクト」を追加しました。FTP転送を行った画像に、自動的にプロテクトをつけることができるようになりました。これにより、FTP転送済の画像かどうかを判別することができます。
5. 軽微な不具合を修正しました。
■Version 1.7.0の変更内容:
1. 小さい被写体を撮影中に、ごく稀に正常に動作しなくなることがある現象を修正しました。
2. 軽微な不具合を修正しました。
■Version 1.6.0の変更内容:
1. 動画撮影時のメニューに[自動電源オフ温度:標準/高]を追加しました。[高]設定時は、カメラ本体とカードの温度が高くなった際にカメラの電源が自動的に切れることを抑えられるようになり、撮影条件によっては、これまでより長く動画撮影ができることがあります。その際、カメラ底面部の温度が高くなることがありますので注意してください。
2. 複数枚のHEIF画像を、まとめてJPEG画像に変換できるようになりました。
3. 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)の低減を図りました。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで、映像が安定します。
4. 軽微な不具合を修正しました。
■Version 1.5.2の変更内容:
1. RF800mm F5.6 L IS USM、RF1200mm F8 L IS USMに、エクステンダー RF1.4x、またはエクステンダー RF2xを装着したときのAF精度を最適化しました。
2. 人物の瞳検出の安定性を向上しました。
3. 動体撮影時のAFの追従性を向上しました。
■Version 1.5.1の変更内容:
1. サーボAFに設定し、<AF-ON>ボタンを操作しながら撮影すると、稀にカメラが操作できなくなる現象を修正しました。
■Version 1.5.0の変更内容:
1. ウインタースポーツでヘルメットやゴーグルなどを装着している人物に対する、頭部検出性能の向上を図りました。
2. [AF]タブの[検出する被写体]に[乗り物優先]を追加し、モータースポーツにおける車・バイクの検出に対応しました。ドライバーやライダーのヘルメットを検出する[スポット検出]も設定可能です。
※一般の乗用車、商用車、バイクは検出できない場合があります。また、車、バイク ではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。
3. 瞳検出時に顔の中に陰影があるとき、前髪が目にかかっているときなどにおける検出性能の向上を図りました。
4. 人物の胴体検出に対応しました。瞳や顔、頭部が隠れたり検出できなくなったときに、胴体を検出して粘り強くトラッキングを継続します。
5. 静止画撮影時にクイック設定画面からMWB(マニュアルホワイトバランス)データの取り込みが可能になりました。
6. FTP転送時にマルチコントローラーの中央押し操作で、画像を誤って転送してしまうことを防止するため、中央押し操作を廃止しました。
7. EOS Utilityでのリモート撮影の際、カードを2枚入れたときの記録方法の設定、記録するカードの選択が可能となりました。
8. [撮影画面表示設定]の[なめらかさ優先]に[フレームレート低下抑制]を追加しました。暗い場所でもフレームレートの低下を抑えた撮影画面表示が可能になりました。
9. RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEに対応しました。
10. 「FTPサーバー」-「パッシブモード」の初期値を「使う」に変更しました。
11. FTP転送時の動作安定性を改善しました。
12. 一部のIS非搭載EFレンズを使用した際のボディー内手ブレ補正の制御を最適化しました。
13. Canon Logでの動画記録において、明るい被写体のエッジ部周辺にノイズが発生することがある現象を修正しました。
■Version 1.4.0の変更内容:
1. ATOMOS社製レコーダーNINJA V+に、ProRes RAW記録するための8K/30P/10bit映像信号をHDMI出力できるようになりました。
※ATOMOS社の製品に関するお問い合わせは、直接ATOMOS社へお願いします。
※撮影環境によってはレコーダーが高温になる場合があります。ご注意ください。
2. EFシネマレンズ、CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S及びCN-E70-200mm T4.4 L IS KAS Sと接続して、アイリス、ズーム、フォーカスの制御、撮影情報の通信・表示、光学補正に対応した動画記録が可能となりました。
※シネマレンズを使用するためにはマウントアダプターが必要です。
※本レンズを使用した縦位置撮影、静止画撮影は性能評価対象外です。
※電動ズーム操作時にAF動作させるためには外部電源が必要です。外部電源がない場合、電動ズーム操作していない時のみ、AF動作が動作します。
※シネマレンズを使用するために、シネマレンズのファームウェア更新が必要となる場合がございます。
3. カード1とカード2にMP4形式の動画を同時に記録できるようになりました(同一書き込み)。
4. CFexpress 2.0 仕様に基づいた規格であるVPG400に対応しました。
※VPG: Video Performance Guarantee Profile
5. RF400mm F2.8 L IS USMおよびRF600mm F4 L IS USM使用時の動作安定性を改善しました。
6. HDMI接続時、カメラのモニター表示がオフになると、HDMI出力にゼブラが表示されてしまう現象を修正しました。
7. 撮影開始直後に十分な手ブレ補正効果が得られないことがある現象を修正しました。
■Version 1.3.1の変更内容:
1. [Canon Log設定]に[Canon Log 3]を追加しました。メニューの撮影タブの[Canon Log設定]で[Canon Log][Canon Log 3]が選択できます。
*Canon Log 3設定、RAW軽量設定で撮影されたRAW動画についてはCanon RAW Pluginで対応、Cinema RAW Development対応は今後の予定です。
Canon Log 3設定で撮影されたRAW動画の現像、Viewing LUTの適用についても、Digital Photo Professional対応は今後の予定です。
2. より低ビットレートの撮影ができるように、動画記録サイズに[RAW(軽量)], 8K/4Kに[IPB(軽量)]を追加しました。RAW+MP4設定時も選択できます。
3. フルHD の動画記録サイズに119.9fps/100.0fpsのハイフレームレートを追加しました。
4. メニューのAFタブに[電子式フルタイムMF]を追加しました。対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります。
5. 静止画モードにおいて、メニューの撮影タブの[撮影情報表示設定:モニター情報表示カスタマイズ]に[6:モニターオフ]を追加しました。
撮影時にカメラのモニターを常時オフにすることができるようになります。
6. FTP転送中、カメラのモニターに転送時間(予測値)が表示されるようにしました。
7. FTP転送時に、転送に失敗したプロテクト画像、未転送のプロテクト画像を選択して、一括転送できるようにしました。
8. メニューの機能設定タブに[カメラ設定をカードに保存・読込]を追加しました。
カメラに設定されている内容をカードに保存したり、保存したファイルを読み込んで保存したときの状態にすることができます。
9. 一部のCFexpressカード使用時に、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。
10. 静止画撮影のドライブモードを「高速連続撮影」にして連写すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。
11. USB給電を長時間継続した場合、特定の条件で給電が停止する現象を修正しました。
12. ファームウェアVersion 1.2.1において、一部の設定画面が正しく表示されない現象を修正しました。
13. Canon Log 3で撮影する際、ビューアシストを[入]に設定すると、ファインダーおよびモニターの映像が明るく表示されてしまう現象を修正しました。
*1~12は、Version 1.3.0の変更内容、13は、Version 1.3.1の変更内容となります。
■Version 1.2.0の変更内容:
1. ドライブモード:高速連続撮影([高速表示:しない]設定時)、低速連続撮影の設定で、フレーム間にブラックアウトしたフレームを表示するようにしました。
2. メニュー[ファインダーの明るさ]に[自動]を追加しました。
3. スピードライトEL-1を装着し、電波通信ワイヤレス撮影を行う際に、後幕シンクロ撮影が可能となりました。
4. スピードライトEL-1を装着し、マニュアル発光(ハイスピードシンクロ及び光通信ワイヤレス時を除く)を行う際に、カメラのメニュー画面から発光量1/8192までの設定が可能となりました。
5. HEIF画像について、MIAF(Multi-Image Application Format)対応を図りました。
6. 一部のRFレンズ・EFレンズについてズーム操作中にAF及びレリーズが出来なかった現象を改善致しました。
■Version 1.1.1の変更内容:
1. RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 装着時、レンズの光学式手ブレ補正機構と協調制御することで、6.0段分*の手ブレ補正効果を実現しました。
*焦点距離500mm時。CIPA規格に準拠
2. RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 装着時、ファームウェアVersion1.1.0を搭載したEOS R5では連写時のIS性能が低下することがあり、その現象を修正しました。
■Version 1.1.0の変更内容:
1. 映像をカメラの画面に表示しながら、HDMI出力による映像表示を行う設定時に、[温度上昇緩和:入]が設定できるようになりました。
2. 一部のRFレンズを使用した動画撮影におけるレンズ内手ブレ補正の制御を改善しました。
3. 表示言語「英語」設定時:「スローシンクロ」の設定画面における情報表示を修正しました。
4. 表示言語「韓国語」設定時:「通信機能」の設定画面における誤字を修正しました。
5. FTP転送時の接続性を改善しました。
6. 一部のCFexpressカードを使用した際にカードへアクセスする時間を改善しました。
7. 動画撮影において、温度検知及び撮影可能時間制御の改善を図りました。また、これにより常温環境下で短い時間の撮影と電源OFFを繰り返した際の撮影可能時間の改善を図っております。
8. 「日付/時刻/エリア」設定をしていないと、動画撮影可能時間が正しく表示されない現象を修正しました。