消費生活用製品安全法に基づく事故報告
2023年3月24日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
この事故報告は、「キヤノン製品安全に関する基本方針、キヤノン製品安全自主行動計画」により公表するものです。
この一覧は、消費生活用製品安全法に基づき弊社が消費者庁へ報告した事故のうち、「製品起因が疑われる事故」「製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した事故」として公表されたものを示します。
- 「重大製品事故」とは消費生活用製品安全法に規定された下記の事故です。
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- 死亡事故
- 重傷病事故(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)又は後遺障害事故
- 一酸化炭素中毒事故
- 火災(消防が火災として確認したもの)
重大製品事故情報一覧
「製品起因が疑われる事故」
該当なし
「製品起因かどうか不明であると判断した事故」
経済産業省及び 消費者庁管理番号 NITE管理番号 発生年月日と発生地 |
品名 | 事故の概要 | 事故原因 | 再発防止措置 | 備考 |
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A202100088 2020/12/25 鹿児島県 |
プリンター(複合機) PIXUS MG5630 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 事故発生日の午前中、当該製品とノートパソコンを使用し、ノートパソコンを当該製品の上に置いて、外出中に火災が発生した。 当該製品の外装カバーの樹脂部品は、ほとんど焼失していた。 原稿台ガラスは多くの部分が残存していたが、本体奥中央の部分が大きく湾曲していた。 電源基板は焼失しており、確認できたスイッチング用トランスと電解コンデンサーに、出火の痕跡は認められなかった。 当該製品の残存する電気部品に出火の痕跡は認められなかったが、焼損が著しく、確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 引き続き同様の事故発生について注視していくとともに、必要に応じて対応を行うこととする。 | 令和5年2月1日 経済産業省産業保安グループ製品安全課製品事故対策室公表資料及び経産省 保安ネット公表内容に基づく報告 |
A201500095 2015-0231 2015/3/19 滋賀県 |
プリンター(複合機) PIXUS MG6230 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 | 調査の結果、当該製品の本体は正常に動作することが確認された。 当該製品の電源コードは、本体接続部から約10cmの箇所で断線しており、断線部に溶融痕が認められた。電源プラグ側は確認できなかった。 置台(他社製)の2口コンセントのうち、向かって左側のコンセントの焼損が著しく、刃受金具は溶融しており原形をとどめていなかった。 使用者はプリンター置台の向かって右側のコンセントには何も差しておらず、左側のコンセントに当該製品の電源プラグを差していた。 当該製品を設置していた置台のコンセント付近から出火したものと考えられるが、コンセントの焼損が著しく、当該製品にも確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 引き続き同様の事故発生について注視していくとともに、必要に応じて対応を行うこととする。 | 平成28年度NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)年度報告書(平成28年11月14日公表)に基づく報告 |