キヤノンマーケティングジャパン株式会社（代表取締役社長：坂田正弘）とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社（代表取締役社長：井崎孝）は、製造・建築・印刷関連企業や官公庁向けに広幅デジタルモノクロ複合機"PlotWave 3000／3500／7500"を2020年12月中旬より発売します。

近年、製造業や建築業などで制作される図面はより複雑で高密度化しており、その出力には高解像で精度の高いプリント品質が求められています。さらに、昨今、情報漏洩が与える被害の影響は増大しており、プリントにおいてもセキュリティ対策がより一層求められています。
こうしたニーズに応えるため、この度、高品質なプリントを実現しながら高度なセキュリティを兼ね備えた、広幅デジタルモノクロ複合機の新製品"PlotWave 3000／3500"と、より高速な印刷や複数のロール紙を収納できるなど高い拡張性を可能にするセンターマシン"PlotWave 7500"を発売します。

キヤノン独自開発の印刷技術「ラジエント・フュージング・テクノロジー」を搭載し、高解像なだけでなく忠実な再現性を実現、微細な線や小さな文字もつぶれない高品質なプリントを可能にします。さらに、この独自のトナー定着技術により、一般的なトナー定着方式に比べ消費電力を約50%削減しているほか、紙詰まりの抑制も実現します。また、オゾンの排出がほとんど無いため、オフィス環境にも配慮しています。

PlotWave 3500はA1サイズ（ヨコ）で分速6枚、PlotWave 7500はA1サイズ（ヨコ）で分速10枚の印刷スピードを実現しています。さらに休止状態からウォームアップタイム0秒での出力実行や、プリント、コピー、スキャンの別々な業務を同時に行うマルチタスク処理により、プリントプロセス全体の時間削減を可能にします。
また、マルチタッチパネル「クリアコネクト」の搭載により、パン、ズーム、スワイプ、スプレッドなど、スマートフォンのような操作性を実現しています。使いやすいシンプルな画面で素早い操作を可能にし、生産性をより一層高めます。

統合印刷セキュリティテクノロジー「スマートシールド」を新たに搭載しました。ディスクの暗号化、ハッキング対策を含むテクノロジーで、プリント業務を統合的に保護します。さらに、PlotWave 7500はICカードによる個人認証システムでアクセス制御することにより、故意または過失による機密性の高い印刷物やデータの漏洩を防ぎます。

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