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超高感度多目的カメラ"ML-105 EF/ML-100 M58"を発売 ラインアップの拡充により目的に合わせた多様なシステム構築が可能

2020年11月5日

キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社



キヤノンは、独自開発の超高感度CMOSセンサーにより、最低被写体照度0.0005lux(ルクス)※1(最大ゲイン75dB時、ISO感度400万相当)を実現した超高感度多目的カメラの新製品2機種を2020年12月中旬より順次発売します。

ML-105 EF
ML-100 M58

おもな特長

新製品は、豊富なラインアップを誇るキヤノンのEFレンズ※2を使用できるEFマウント採用の "ML-105 EF"、多様なレンズやアクセサリーの組み合わせが可能なM58マウント採用の"ML-100 M58"の計2機種です。従来機種「ME20F-SH」(2015年12月発売)の基本性能を継承しながら、小型設計と各種規格に相当する耐環境性能を両立し、特殊監視から研究・調査まで幅広い用途で、これまでは映し出すことが難しかった映像の撮影が可能です。

暗闇でのカラー動画撮影を可能にする超高感度CMOSセンサー

画素部や読み出し回路に独自技術を搭載した35mmフルサイズCMOSセンサーにより、最低被写体照度0.0005lux(最大ゲイン75dB時、ISO感度400万相当)の超高感度と低ノイズを両立し、星明かりなど非常にわずかな光の環境下でもカラー撮影ができます。

従来機種比で体積約50%以下の小型設計と各種規格に相当する耐環境性能

さまざまなシステム機器へ組み込みやすいボックスデザインの採用や、インターフェースの見直しにより、従来機種に比べて体積約50%以下の小型設計※3を実現しています。また、米国国防総省が定める物資調達規格「MIL-STD-810G」の4項目※4に相当する耐久性、国際電気標準会議が定める水や異物侵入の保護等級の規格「IP54※5」相当の防じん・防滴性能など高い耐環境性能を備えています。

用途に応じて選べる2つの映像出力インターフェース

産業用高速デジタルインターフェース規格「CoaXPress」に対応する"ML-100 M58"に加え、外部レコーダーやモニターへの出力を可能にする3G/HD-SDI端子を搭載した"ML-105 EF"を用意し、ユーザーの柔軟なシステム設計のニーズに応えます。

  • ※1
    一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)発行の「映像監視システム機器スペック規定方法」(TTR-4602C)に準拠(最大ゲイン、F1.2、シャッタースピード1/30秒、IRE50の条件下で撮影した場合の理論値)。
  • ※2
    >EFレンズのうち、RFレンズ、EF-Mレンズ、EF-Sレンズを除く。
  • ※3
    従来機種「ME20F-SH」は、突起部を除き、約102mm(幅)×約116mm(高さ)×約113mm(奥行き)。"ML-105 EF"は、突起部を除き、約76mm(幅)×約76mm(高さ)、約112mm(奥行き)と、体積比51.6%減の小型化。"ML-100 M58"は、突起部を除き、約76mm(幅)×約76mm(高さ)、約83mm(奥行き)と、体積比64.1%減の小型化。
  • ※4
    高温動作・保管(Method 501.6-High Temperature)、低温動作・保管(Method 502.6-Low Temperature)、振動(Method 514.7-Vibration)、衝撃・落下(Method 516.7-Shock)。当社試験条件で測定。
  • ※5
    「IP54」の「5」は「粉塵が内部に侵入しても正常な動作を阻害しない」レベルを、「4」は「水の飛沫に対する保護」レベルを指す。当社試験条件で測定。

高感度多目的カメラの市場動向

監視カメラ市場が拡大する中、ニーズの多様化が進み、災害地域や空港・港湾・河川などの現場で昼夜問わず24時間映像データを取得したいという需要が増えています。夜間でもカラーで撮影できる高感度性能、ドローンに搭載可能な小型・軽量設計、厳しい環境下でも撮影ができる耐環境性能を兼ね備えたカメラへの関心が高まっています。(キヤノン調べ)

提供価格・発売予定日

商品名
ML-100 M58
価格
オープン価格
発売日
 2020年12月中旬
商品名
ML-105 EF
価格
 オープン価格
発売日
 2021年4月中旬

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