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4K放送用カメラ対応ポータブルズームレンズ"CJ20e×5B"を発売 ハイエンドユーザー向けの「UHDxs」シリーズのラインアップを拡充

2020年9月24日

キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社



キヤノンは、2 ⁄ 3型センサー搭載の4K放送用カメラに対応するポータブルズームレンズの新製品として、広角ズームレンズ"CJ20e×5B"を2020年12月下旬に発売します。

"CJ20e×5B"は、2 ⁄ 3型センサー搭載の4Kカメラに対応する高い光学性能を持つ、光学性能を重視したハイエンドユーザー向けのポータブルズームレンズ「UHDxs」シリーズの広角ズームレンズです。広角端5mmと高倍率20倍ズームを両立しながら、シリーズの特長である高い光学性能を備え、スポーツ中継や各種番組制作のロケなど、多彩なシーンにおいて、臨場感あふれる高画質な映像表現が可能です。キヤノンは、4K放送用カメラに対応するポータブルズームレンズのラインアップを拡充し、幅広いユーザーの要望に応えていきます。

CJ20e×5B (倍率20倍/焦点距離5~100mm)

おもな特長

幅広い焦点距離を一本でカバーする広角端5mmと高倍率20倍ズーム

"CJ20e×5B"は、スタジアムの全景や広大な景色などの撮影に適した広角端5mmを実現しながら、使用頻度の高い焦点距離も幅広くカバーする高倍率20倍ズームを両立しています。また、2倍のエクステンダーをレンズ本体に内蔵しており、ズーム域を2倍に切り替えることで望遠端200mmまでの撮影領域でも、高精細な映像表現ができます。

小型・軽量な筐体で高い機動性と操作性

4K光学性能を持ちながら、質量約2.24kg※1、外形寸法約166.3(幅)×110.8(高さ)×251.7(長さ)mmと、HD放送用カメラ対応レンズと同等の小型・軽量な筐体(きょうたい)を実現し、報道やドキュメンタリーなどの分野に求められる高い機動性を確保し、撮影者の負担を軽減します。

4K放送用カメラに対応する高い光学性能

蛍石、UDレンズ※2、スーパーUDレンズ※2を採用し、それらを最適配置する独自の光学設計技術により、色にじみや色収差を良好に補正し、ズーム全域で画面中心から周辺部まで優れた色再現性を実現しています。

  • ※1
    IASE Sの場合。IRSE Sの質量は約2.16kg。IASE Sはフォーカスサーボ有、IRSE Sはフォーカスサーボ
  • ※2
    「UD(Ultra Low Dispersion=特殊低分散)ガラス」を用いたレンズ。スーパーUDレンズは、UDレンズの性能をさらに向上させたレンズ。

ご参考:4K放送用レンズのラインアップについて

キヤノンは、世界最高※1倍率6.7倍を実現した国産初※1の放送用ズームレンズ「フィールドズームIF-I型」(1958年発売)から半世紀以上にわたり、高性能レンズを通じて映像業界のイノベーションに貢献してきました。4K化という大きな変革期を迎えた今も、その姿勢に変わりありません。たゆみない研究から生まれた最先端の光学技術と、メカニカル技術、材料工学、生産技術を融合し、厳しい評価試験を経て操作性と信頼性を確立しています。
より美しい映像を求め、見えなかった世界を目にしたいという人の願いは不変です。キヤノンは、その願いと、4K化という時代の要請に、先進のレンズテクノロジーで応えるとともに、業界最多※2の4K放送用レンズのさらなるラインアップの拡充を進め、制作現場の多様なニーズに応えていきます。

  • ※1
    1958年発売当時。キヤノン調べ。
  • ※2
    2020年9月24日現在。キヤノン調べ。

放送用レンズの市場動向

日本や欧米諸国では、デジタルテレビ放送の普及に伴う放送機器のHD化がほぼ完了し、日本国内では2018年12月より新4K8K衛星放送が開始され、4K対応機材の導入がさらに加速しつつあります。一方、新興国では、今後デジタル放送への完全移行が予定されている国も多くあり、HDTV放送用機材の需要も継続して見込まれるとともに、4K放送への関心も高まっています。(キヤノン調べ)

提供価格・発売予定日

商品名
CJ20e×5B
価格
オープン価格
発売日
2020年12月下旬

関連情報

商品紹介ページ

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