業務用31型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ"DP-V3120"を発売
最大・全白輝度2,000cd⁄m2と高コントラスト200万:1を実現
2019年9月6日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンは、業界最高の輝度性能※となる最大・全白輝度2,000cd⁄m2と高コントラスト200万:1を実現した業務用31型4K ⁄ HDRディスプレイ"DP-V3120"を2019年11月下旬より発売します。
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業務用4Kディスプレイとして。4K(4096×2160ピクセル)液晶パネルを用いながら、2,000cd⁄m2(最大・全白輝度)、0.001cd⁄m2の黒輝度、高コントラスト200万:1を実現し、4K ⁄ HDR制作に対応。2019年9月5日現在。(キヤノン調べ)。なお輝度性能は、工場出荷時の標準値で、保証値ではありません。
おもな特長
新製品は、独自開発のディスプレイ用エンジン、独自設計のLEDバックライトシステム、およびIPS液晶パネルの採用により、高輝度と黒輝度表示性能を両立した業務用31型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイです。忠実な色再現・高解像度・高コントラストにより、撮影した4K ⁄ HDR映像を正確に確認することができます。キヤノンは、撮影から編集まで、HDR制作ワークフローを支える4K ⁄ HDRディスプレイをそろえ、さまざまなユーザーの要望に応えていきます。
業界最高の輝度性能(最大・全白輝度2,000cd⁄m2、高コントラスト200万:1)を実現
独自バックライト設計と独自アルゴリズム制御により、最大輝度・全白輝度2,000cd⁄m2、黒輝度表示性能0.001cd⁄m2、高コントラスト200万:1を実現し、暗部領域やコントラスト感のある画像確認に適しています。映像が持つ高輝度から低輝度領域までの階調や色を忠実に表現できるため、リファレンス用途にふさわしい4K ⁄ HDR映像を鮮明に表示することができます。
シネマ業界における先進的な要求仕様「ドルビービジョン」認証※1の全項目に適合
ハリウッドなどの世界各国・地域のポストプロダクションの映像制作現場において、HDR映像制作機材として重要な要求仕様「ドルビービジョン」認証の全項目に適合しています。高品質な映像コンテンツの効率的な制作に貢献し、映像制作現場のニーズに応えていきます。
HDR映像制作のワークフローをサポートする多彩な機能を搭載
12G-SDI端子を4系統搭載しており、4Kや2Kの4画面 ⁄ 2画面表示、HDR ⁄ SDRの比較表示ができます。輝度や色を数値や疑似色で可視化して表示確認できるHDRモニタリングアシスト機能や、入力信号を識別し、画質設定を自動で切り替えるビデオペイロードID※2連動、入力信号エラーを検知・確認する警告表示やエラー履歴表示など多彩な機能を搭載しています。
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※1
ドルビー・ラボラトリーズ社が推奨する映像制作ワークフローの要求仕様「Dolby Vision Certified Mastering Facilities Colorgrading Systems and Monitors Version 1.3」(2019年9月発行)。
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※2
米国テレビ技術者協会(SMPTE)が定めるSDIに付与される補助データ。
ご参考:業務用4Kディスプレイのラインアップについて
キヤノンは、2014年1月に業務用30型4Kディスプレイ「DP-V3010」の発売により、4K映像制作ディスプレイ市場に参入しました。2015年10月には業務用24型4Kリファレンスディスプレイ「DP-V2410」を発売、2016年11月には高輝度なHDR映像制作向け業務用24型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ「DP-V2420」、17型4K ⁄ HDRディスプレイ「DP-V1710」を発売し、ラインアップを次々と拡充してきました。このたび、業界最高のHDR仕様を実現した業務用31型4K ⁄ HDRディスプレイを投入することで、17型、24型、31型と4K ⁄ HDRディスプレイのラインアップを揃え、撮影から編集まで4K ⁄ HDR映像制作のワークフローを強力にサポートしていきます。
製品名 | 発売年月 | 特長 |
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DP-V3010 | 2014年1月 | 30型4Kリファレンスディスプレイ |
DP-V2410 | 2015年10月 | 24型4Kリファレンスディスプレイ |
DP-V2420 | 2016年11月 | 24型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ |
DP-V1710 | 2016年11月 | 17型4K ⁄ HDRディスプレイ |
DP-V2411 | 2017年12月 | 24型4K ⁄ HDRディスプレイ |
DP-V2421 | 2018年4月 | 24型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ |
DP-V1711 | 2018年4月 | 17型4K ⁄ HDRディスプレイ |
DP-V3120 | 2019年11月(予定) | 31型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ |
ご参考:展示会への参考出展
2019年9 月13 日(金)から17 日(火)までの5日間、オランダ・アムステルダムで開催される国際放送機器展「IBC 2019」のキヤノンブースにおいて、"DP-V3120"を展示します。
4K映像制作ディスプレイの市場動向
映像制作業界ではデジタル化に伴い、映画などの映画制作業界で4K映像への対応が急速に進むと同時に、動画・音声をインターネット上で提供するOTT(Over The Top)サービスなどの最先端の映像制作現場では、4K ⁄ HDR映像の高画質なフォーマットへの対応が進んでいます。また、放送においても4K ⁄ 8K放送が始まっており、入力から出力まで映像制作ワークフローの4K ⁄ 8K化が進み、高精度な映像制作機器の需要が伸びているとともに、4K映像を忠実に再現できる高画質・高精細の4K映像制作ディスプレイのニーズも高まっています。(キヤノン調べ)
発売情報
DP-V3120
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2019年11月下旬
関連情報
- 商品紹介ページ
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