長時間ランプを採用したLCDパネル搭載プロジェクター3機種を発売
3,500lmクラスのラインアップ拡充により幅広いニーズに対応
2019年7月22日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、新設計の長時間ランプ※を採用したLCD(Liquid Crystal Display=液晶)パネル搭載のプロジェクター"LV-WU360"など3機種を、2019年8月8日より発売します。
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ランプの使用時間は、目安であり使用環境・状況により異なる場合があります。3,000lmクラスのDLP®方式「LV-X300」(2014年9月発売)の光源ランプの交換目安である約5,000時間と比較し、約2倍の長時間ランプを搭載。DLPは、Digital Light Processingの略。デジタルミラーデバイスを用いた映像表示システム。
おもな特長
新製品3機種は、いずれも長時間ランプを採用したLCDパネル搭載のプロジェクターです。小型・軽量設計ながら3,500lmクラスの明るさを実現しており、"LV-WU360"はWUXGA(1,920×1,200画素)の解像度で明るさが3,600lm、"LV-WX370"はWXGA(1,280×800画素)で3,700lm、"LV-X350"はXGA(1,024×768画素)で3,500lmの映像投写ができます。
キヤノンは、企業の会議室や学校の教室、店舗のデジタルサイネージなどで需要が高まる3,500lmクラスのプロジェクター製品のラインアップを拡充し、幅広いニーズに対応していきます。
長時間ランプの採用によりメンテナンスコストを削減
ランプの駆動方式を改善した新設計の「長時間ランプ」を採用することで、ノーマルモードで約1万時間、エコモードで最長約2万時間の長期間運用を実現しました。ランプの購入や交換の頻度が減り手間が軽減されるため、メンテナンスコストを削減することができます。
明るく鮮やかな映像投写を実現するLCDパネルの採用
赤(R)・緑(G)・青(B)の3枚のLCDパネルにマイクロレンズ※1を追加することで光の利用効率を高め、明るさを向上した3原色液晶シャッター投写方式※2の光学システムを採用しています。キヤノンの色再現技術を活かしつつ、投写光のカラーバランスを向上させることにより、明るく色鮮やかな映像を投写することができます。
携行性に優れた小型・軽量設計と多彩な基本機能
質量約3.2kg※3、大きさ約345(幅)×99(高さ)×261(奥行き)mmの小型・軽量設計を実現しています。投写映像の縦方向のひずみを自動的に補正する「オートキーストーン」を搭載しており、小型・軽量設計を生かして、用途に応じて気軽に持ち運び、柔軟に運用することができます。
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※1
LV-X350は非搭載。
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※2
光の三原色である赤(R)・緑(G)・青(B)の3枚の液晶パネルでそれぞれ映像を再現してから、再び合成する表示方式。
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※3
LV-WU360は約3.3kg。
プロジェクターの市場動向
2018年のビジネスプロジェクターの市場規模は、世界市場で約630万台、国内市場で約22万台でした。この中における明るさ3,500~3,999lmのカテゴリは約54,000台であり、対前年約143%と大きく伸長しています。3,000lmクラスの利用の多い学校の教室や企業の会議室などを中心に、さらなる明るさと使いやすさをコンパクトな筐体(きょうたい)で求められており、今後も着実な市場拡大が見込まれています。(キヤノン調べ)
発売情報
LV-WU360
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2019年8月8日
LV-WX370
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2019年8月8日
LV-X350
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2019年8月8日
関連情報
- 商品紹介ページ
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