暖色系の色は人目を引く（誘目性）効果が高く、ポスターや掲示物にとって重要な色です。新GPシリーズでは暖色系の色を鮮やかに再現するためにオレンジインクを採用しました。オレンジインクの効果により赤やオレンジの領域の色再現範囲が広がり、優れた発色で顧客の注目を集めるポスターを作成することができます。

マットブラックインクの処方を変更し、反射率の低い顔料を採用することで黒濃度が向上しました。メリハリの利いた視認性の高いプリント結果が得られます。

新GPシリーズは特色インクとしてグレーインクも搭載しています。グレーインクを使うことによりカラーインクの使用量を抑え、安定したグレー色調と滑らかなグラデーションを実現しています。また、グレーインクは低彩度領域でも安定した色再現に効果を発揮します。

基本色のC、M、Y、MBkと特色のO（オレンジ）をプリントヘッドに左右対称に配置。双方向印刷時に基本4色インクの吐出順がそろうことにより、高速かつ高品質で出力する印字モードの搭載を実現。コート紙では、「LUCIA PRO IIインク^※」の高画質性能との組み合せにより、高濃度でメリハリのあるポスターを色むらなどの品質低下を抑えながら短時間で出力できます。

発色に優れながら光に分解されづらい耐光性顔料インクを搭載しているので、プリント時の美しさがずっと長持ち。紫外線による化合物の結合破壊を防ぐ耐光性200年^※でポスターを高画質のまま長期保存することができます。

画像劣化しそうな状態を事前にキャッチしたら、非印字式ヘッド位置調整機能により、自動で最適なインクの着弾位置を保ちます。色ずれによる画像の劣化を未然に防いで、高画質を維持します。