このページの本文へ

EOS C400  撮影を補助する豊富な機能

撮影を補助する豊富な機能

デュアルピクセルCMOS AF II

進化した高速・高精度AF、デュアルピクセルCMOS AF IIを搭載。高速・高精度・広範囲に加え、ディープラーニングを活用したアルゴリズム[EOS iTR AF X]により、高性能な被写体検出が可能。瞬時に被写体を捕捉する高速AFを行えます。

  • Intelligent tracking and recognitionの略
  • 測距エリアが最大約100%×約100%に拡大

    最大約100×約100%の画面全域測距に対応。画面の隅に被写体を配置する構図でも、高精度かつスピーディーにAFを実行。これまで以上に自由な構図で被写体を捕捉することが可能です。

    • 一部のレンズでは対応できない場合があります。また、AF枠が全域AF以外およびフォーカスガイド表示時、被写体を検出できていないときは横約90%×縦約100%となります。
  • 検出被写体対象に胴体※1(人物)と動物※2を追加

    ディープラーニング技術により、被写体検出アルゴリズムがさらに進化。新たに人物の胴体と動物(犬、猫)の検出に対応しました。胴体検出ができることで、人物をAF追尾中に瞳や顔、頭部が隠れたときにも胴体を検出してトラッキングを継続できます

    • ※1
      人物をAF追尾中に瞳や顔、頭部が隠れたときに、胴体を検出してトラッキングを継続。
    • ※2
      犬、猫以外の動物の検出は非対応。
被写体 対象
人物 瞳/顔/頭部/胴体
動物 犬、猫 瞳/顔/全身

CMT/Canon709

  • モニタリング用途に最適なCMT

    RAW撮影やLog撮影でのモニタリング映像にCMT709を用いることにより、SDRモニター上で見やすいコントラストや彩度を持ちながら、Logの広いダイナミックレンジ全体を確認することが可能です。
    また、CMTはグレーディングを行う際の開始点として使いやすいルックとなっており、ユーザーの好みに合わせてグレーディングすることが可能です。

    • CMTはCanon Monitor Transformの略。
  • 撮って出しにも最適なCanon709

    Canon 709は、ポストプロダクションに時間をかけない映像制作のために、撮影したそのままの状態でも作品として扱えるように整えたルックです。BT.709 Wide DRと比べると、コントラストや色味を強めた、よりリッチなルックとなっています。

縦撮りUI

通常撮影時(横位置)と同様の感覚で、主な記録系のメニューやLCD輝度の設定をタッチ操作で変更可能。
スマートデバイスやデジタルサイネージ向けの映像制作にも快適に撮影いただけます。
撮影時のUIに加え、メニュー設定やLCD輝度調整も縦撮りに対応した見やすいレイアウトを採用。通常の横画面撮影時と同様の使いやすさを実現しました。タッチ操作での各種設定や操作が可能です。

マーカー機能

より柔軟性のあるマーカー機能にアップデート

撮影目的にあわせてカメラマンの意図するマーカーを表示可能。マーカーは付属のLCDモニターや外部モニターにも出力でき、表示の入/切を切り換えられます。記録される映像には影響しません。

新フォーマット『XF-HEVC S / XF-AVC S』

放送・業務向けに使用されてきたビデオフォーマットであるXF-HEVC / XF-AVCの良さであるメタデータを踏襲し、かつ、コンピュータフレンドリーなMP4ファイル形式を採用したキヤノンの新フォーマット『XF-HEVC S / XF-AVC S』を搭載。

  • 管理しやすい名称体系

    従来のMP4フォーマットは、DCF準拠である数字4桁のファイル名であったのに対し、XF-HEVC S / XF-AVC Sでは新たにファイル名を変更し、カメラインデックス、リール番号、撮影日時等が表示可能になります。これにより、クリップ番号のほかにカメラ番号やリール番号を独立して管理することが可能となり、カメラを多数使用する大規模撮影現場や長編テレビシリーズのような大量に撮影クリップを運用する撮影現場にも対応が可能となります。

  • 管理しやすいフォルダ構成

    XF-HEVC S / XF-AVC Sでは、従来のMP4フォーマットからフォルダ構成を変更し、Cinema RAW Light、XF-AVCと同一構成のフォルダに動画ファイルを保存することが可能。これにより、どのビデオフォーマットを用いても同一フォルダ構成となり、撮影・編集における動画ファイル管理の効率化を実現します。

アナモフィックレンズ対応

LCDモニター及びMON. / SDI / HDMI出力時はデスクイーズ後 2.39:1の画角になるよう切り出されます。拡大倍率はメニューにて、OFF / 2x / 1.8x / 1.3xを選択可能(4K 60/50P撮影時はMON. / SDI / HDMIは2Kでのデスクイーズ表示)。
メタデータに記録するデータは拡大倍率とは別に設定可能です。

複数手段のリモートコントロールに対応

複数カメラを一括操作することができる多彩なリモートコントロールに対応。
Ethernet端子とWi-Fi機能を本体に内蔵し、有線や無線でコントロールできるため、映像制作現場において効率的なカメラオペレーションが可能です。

  • Canon Multi-Camera Control

    最大4台のCinema EOS/業務用カメラのカメラ状態と映像をiPhoneからモニタリング可能。
    スクロール操作で簡単に、カメラの状態確認や各種撮影設定に素早くアクセスできる簡易な操作性で多彩なカメラコントロールを実現します。

  • Browser Remote

    Webブラウザーから本機をリモートで操作して、動画を撮影することができます。モバイル端末で操作しやすいボタン配置により、ワンマン撮影時もストレスなく操作可能。ライブビューを表示して、制作スタッフやクライアントとプレビュー画面をリアルタイムで共有することができます

EOS VR SYSTEM対応に対応

VRレンズ RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEに対応。
Adobe Premiere Pro用PluginやVR用のPCアプリケーションを提供し、撮影から編集のワークフローをサポートします。