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ESET PROTECTソリューション ライセンスカウント方法

ESET PROTECTソリューションご契約時の、ライセンスのカウント方法を説明します。
2024年8月1日より、スマートフォンやタブレットPC(Android・iOSデバイス)を利用する場合のライセンスのカウント方法が変更になりました。詳細は本ページ内に記載がございますので、内容をご理解の上、ご契約をお願いします。
ESET PROTECTソリューションのライセンスは、保護したいオペレーティングシステム(OS)の数に基づいてカウントされます。なお、PC・サーバーと、Android・iOSは下記表のとおりOSを定義しています。

PC・サーバー Windows、macOS、Linux、Windows Server、Linux Server
Android・iOS Android、iOS

ライセンスのカウント方法は、製品によって異なります。

種別 製品 説明
1 ESET PROTECT MDR PC・サーバーのライセンス数上限まで、Android・iOSが利用できる製品
(2024年8月1日より変更)
ESET PROTECT Elite
ESET PROTECT Complete
ESET PROTECT Advanced
2 ESET PROTECT Entry 全てのOS分のライセンスが必要な製品
(2024年8月1日以前と同じカウント方法)
ESET PROTECT Entry オンプレミス

1.PC・サーバーのライセンス数上限まで、Android・iOSが利用できる製品

対象製品

ESET PROTECT MDR
ESET PROTECT Elite
ESET PROTECT Complete
ESET PROTECT Advanced
ESET PROTECT Enterprise(新規販売終了済)
ESET PROTECT Advanced オンプレミス(新規販売終了済)

  • クラウドアプリケーションセキュリティ対象製品

ライセンスカウント方法

保護したいエンドポイントの数により、ご契約に必要なライセンス数が決まります。ライセンスのカウント方法は、PC・サーバーOSの数が基準です。保護したいAndroid・iOSの数がPC・サーバーOSの数より多い場合、ライセンスを追加する必要があります。

例1-1.PC60台・サーバー20台・スマートフォン20台

Windows50台、Mac10台、Windowsサーバー10台、Linuxサーバー10台、Android10台、iOS10台の合計100台を保護する場合、80ライセンス必要です。
(デバイス1台にOSが1種類のみインストールされている前提)

例1.PC60台・サーバー20台・スマートフォン20台

PC・サーバーの合計が80台、Android・iOSデバイスが20台となり、 Android・iOSデバイス数がPC・サーバーの台数を超えないため、80ライセンスで、100台全てのデバイスを保護できます。

例1-2.PC60台・サーバー20台・スマートフォン120台

Windows50台、Mac10台、Windowsサーバー10台、Linuxサーバー10台、Android80台、iOS40台の合計200台を保護する場合、120ライセンス必要です。
(デバイス1台にOSが1種類のみインストールされている前提)

例2.PC60台・サーバー20台・スマートフォン120台

PC・サーバーの合計が80台、 Android・iOSデバイスが120台となり、 Android・iOSデバイス数がPC・サーバーの台数を40台分超えたため、120台分の120ライセンスが必要となります。

クラウドアプリケーションセキュリティをご利用の場合

クラウドアプリケーション(「Microsoft 365」・「Google Workspace」)をESETのクラウドアプリケーションセキュリティ「ESET Cloud Office Security」を使って保護する場合は、さらに別のカウント方法が適用されます。
対象製品: ESET PROTECT Elite/ ESET PROTECT Complete

2.全てのOS分のライセンスが必要な製品

対象製品

ESET PROTECT Entry
ESET PROTECT Entry オンプレミス
ESET PROTECT Essential クラウド(新規販売終了済)
ESET PROTECT Essential オンプレミス(新規販売終了済)
ESET PROTECT Essential Plus オンプレミス(新規販売終了済)

ライセンスカウント方法

保護したいエンドポイントの数により、ご契約に必要なライセンス数が決まります。ライセンスのカウント方法は、PC・サーバー・Android・iOSのすべてのOS数の合計です。

例2-1.PC60台・サーバー20台・スマートフォン20台

Windows50台、Mac10台、Windowsサーバー10台、Linuxサーバー10台、Android10台、iOS10台の合計100台(OS100ライセンス)を保護する場合、100ライセンス必要です。

例1.PC60台・サーバー20台・スマートフォン20台

保護する全てのOS数分のライセンスが必要になります。

例2-2.PC60台・サーバー20台・スマートフォン120台

Windows50台、Mac10台、Windowsサーバー10台、Linuxサーバー10台、Android80台、iOS40台の合計200台(OS200ライセンス)を保護する場合、200ライセンス必要です。

例2.PC60台・サーバー20台・スマートフォン120台

保護する全てのOS数分のライセンスが必要になります。

その他注意事項

最小ライセンス数

現在ESET PROTECTソリューションをご契約中のお客さまが「1.PC・サーバーのライセンス数上限まで、Android・iOSが利用できる製品」で更新または製品切替の契約をされる場合において、最小ライセンス数まで必要なくなった場合も、最小ライセンス以上の契約が必須です。

  • 最小ライセンス数に関しては、各製品ページにてご確認ください。

仮想化環境におけるライセンスカウント

仮想化環境におけるライセンス数は、ESET製品をインストールするゲストOS数でカウントします。クライアントHyper-VのホストOSへESET製品をインストールする場合は1ライセンスを追加でカウントします。仮想化環境の場合であっても、製品により上記1、2のPC・サーバーOSのライセンス数と考え方は同じです。