『スキャンした文書データ』や『印刷する電子データ』の保存先を見つける場合、［あて先ボタン］から選択をはじめます。業務内容・文書名・部署名など、『誰が見ても分かり易い業務ボタン』を設定できます。

［あて先ボタン］は数に応じ、最適なボタンサイズで表示されます。

あて先を選択すると、あて先の名前と説明文を表示した、ユーザー認証画面が表示されます。
ユーザー名／パスワードの入力値を確認・入力し、あて先にログインします。
ICカード認証など複合機のログインサービスを活用している場合、複合機にログインした時のユーザー表示名が『ユーザー名』の領域に表示されます。パスワード入力して、権限が正しければ、フォルダーの選択画面へ進みます。

フォルダー選択画面の中央には、フォルダーの一覧リストが表示されます。任意のフォルダーを選択すると、その下位のフォルダーが右のリストに表示されます。
選択したフォルダーはパス表示欄に表示され、今どこにいるか常に確認できます。保存先が決まったら、［次へ］ボタンで、スキャン設定画面へ進みます。大変分かり易い操作性で、目的の『文書登録先』まで的確にナビゲートしてくれます。

目的の『文書登録先』が決まったら、スキャナーに原稿をセット。
あとは［スタート］キーを押すだけの簡単操作です。
管理者は、あて先毎に［ファイル名編集］や［スキャン設定］を変更操作できない設定にもできます。
『業務上適切なファイル名を付ける』・『ファイル形式を統一する』など『運用ルール徹底』のために活用できます。

スキャン設定で、ファイル形式や解像度などさまざまな設定を行うことができます。複合機のスキャン機能を最大限に活用した紙文書の電子化を行うことができます。

辞書項目には、管理者が登録した辞書のキーワードや、［環境変数］［日付・時刻］［フォルダー名］［自由入力］など業務に合わせてさまざまな言葉を登録できます。
ユーザーは、辞書項目のボタンから、ファイル名に付けるべき項目を選択し、表示される辞書のキーワードから、ファイル名に付けたい言葉を選択できます。
例えば、取引先や商品名などの辞書に登録されている名前を選択するだけでファイル名に入力できます。

辞書項目の［日付・時刻］を選択すると、『現在の』日付と時刻が表示されます。
ユーザー指定の日時を入力すると、日付と時刻のボタン入力値が変わります。
例えば契約書の作成日や締結日など、意味を持った日時情報もワンタッチでファイル名に付けられます。

4D-JASプロトコルを使った場合は、フォルダー選択画面で［文書印刷］ボタンが表示され、文書印刷をすることができます。
印刷設定の変更などはできませんが、印刷したい文書のあるPCに行かなくても、複合機から印刷することができるので便利です。例えばよく使う報告書のテンプレートなどを現場の複合機で印刷し、手書き記入した紙文書をスキャンして文書登録するなど日常業務に応用できます。また複合機からその場で印刷するため、放置プリントの防止にもつながります。

メディアドライブ社製のPCアプリケーション^※と連携し、Document Navigatorからフォーム付PDFやOfficeデータに変換できます。
これにより、紙の電子化だけでなく、紙の有効活用を実現できます。