幅広いイベントが行われる中で大判プリンターを活用株式会社和歌山近鉄百貨店



業種:卸売・小売 | 従業員規模:-名 | 成果:コスト削減、商品サービスの強化

株式会社和歌山近鉄百貨店は、近畿日本鉄道株式会社を母体とした、株式会社近鉄百貨店を中心とする近鉄流通グループの一員である。本店に隣接する近鉄会館(和歌山市)に本部がある。本部ではimagePROGRAFを導入し、すべての店舗の販促物を作成している。展示会や物産展、婦人服セールなど、幅広いイベントが行われる中での大判プリンターの活用方法を伺った。

導入ポイント

  • 製作レベルの向上

    高画質・高機能で製作物の幅が広がった

  • コスト削減

    導入後は外注が減り、大幅なコスト削減を実現

  • サービスの充実

    効率化できたことにより、イベント内容を充実させている

2機種を同時に使い分けることで業務を効率化

園長 白輪氏
同社では昨年秋頃、社内のパソコンを一斉に買い替えた。その際、従来機のA1サイズ対応のインクジェットプリンターが最新のパソコンに対応できなかったため大判プリンターの導入を検討。価格と性能のバランスが決め手となりimagePROGRAF の2機種の導入を決定。販売推進課主任の辻本氏は、機種ごとに使い分ける理由があるという。

「サイズによる使用頻度の違いが最大の理由です。弊社では、A1ポスターよりもB3ポスターの方が圧倒的に多いので、忙しい時にはB3以下のサイズの販促物を、1日中A2ノビ対応機で出力し続けるという状態になります。その際、A1ポスターや吊り看板に使用する長尺物はA1ノビ対応機で印刷する、という風に使い分けています。イベントは先ず、告知ポスターがないと始まりません。業務は他にもありますし、ポスター製作などは最小限の時間で仕上げたいので、この2台は使い分けることでその役割を充分に果たしていると思います」(辻本氏)

月間出力枚数が2台で異なる、使用頻度差の理由とその効果

A2ノビ対応機でB3ポスターなどの販促物を大量に出力している一方、A1ノビ対応機ではA1サイズのポスターの出力が1ヶ月あたり20~30枚程度だという。

「確かにA1ノビ対応機の出力枚数は少ないですよね。例えば各店舗すべてで同時にイベントを開催したとしても、1回のイベントに必要なA1ポスターは2、3枚あれば充分なので、5~15枚です。ただ、イベントポスターは週替わりなので内容は毎週変化します。多品種小ロットなので、外注に出せばコストや納期の問題が発生しますし、A1よりも小さいサイズで出力して貼り合わせるのは、見た目の印象が悪い。そういった数々の問題点がimagePROGRAF 2台の導入により解決しています」(辻本氏)

写真で実感する高画質で、多様な販促物の製作が可能になった

ポスター以外の製作物には、POP、プライスカード、混雑時に先頭や最後尾を知らせる案内表示、イベント名の入った吊り看板などがある。製作から店頭に掲示されるまでの流れについて伺った。

「製作物の殆どは、各店舗の担当者からの申請です。店舗は必要事項を本部に申請書として提出します。レイアウトは特に指定がないことの方が多く、POP作成ソフトを使って製作しています」(辻本氏)

申請があれば制作担当者3名で製作を開始し、完成したらすぐに店舗に配布される。

「大規模なセールなどで、プライスカードやPOPなどが500枚を超えるものは、背景のみを外注して、本部では文字や値段を追い刷りしています。用紙はほとんど普通紙を使用していますので、特殊な用紙のポスターが必要な場合も外注に出すことがあります。でも、大判プリンターの表現力のお陰で外注の割合は減りました。画質については従来機より随分良くなりました。特に写真付のポスターを出力した時に画質の良さを実感しました」(辻本氏)

限られた予算内で、質の向上と各店舗のニーズへの対応に成功

集客のためのイベントは、大小合わせると年間80~100回開催する。イベントごとに予算があり、その中でポスターやPOPなどに関する経費の占める割合は微々たるものだと辻本氏は話す。 「イベントで最も費用がかかるのは、会場の設営費や人件費です。お客さまに満足してもらう為には、限られた予算で質の高いイベントを開催しなければいけません。ですから印刷だけではなく、スチレンボードに貼り付けたりする程度の簡単な後加工であれば本部でしています」(辻本氏)

このような状況下で販促物は、出来る限り低コストでハイレベルな物を作らなければならない。この状況は4、5年前から始まり、この数年で本格化したという。

「販促費は予算を決める段階で真っ先に節約の対象になりますね。でも予算内で納得できるものが製作できているのは、外注が減り販促費が大幅に削減できたとからだと実感しています。浮いた費用はサービス向上のために使用しています。やはり、お客さまにまたご来店いただくために、満足して頂けるイベントをしたいので、販促費は最小限で、効果は最大限にするよう心掛けています」(辻本氏)

多様な機能を使いこなし、製作レベルをアップさせることが目標

その他の用途として、社内用の売上動員目標などを記入する表や、社内告知ポスターなどの製作にも大判プリンターを活用している。 「A4やA3サイズでは他の掲示物と大きさが変わらず目立ちません。イベントや月間の売上目標は全員の目標ですから、このような重要な通知に大判ポスターは役立ちます」(辻本氏)

店内の掲示物についても、まだ熟知していない機能も活かして今後はさらにレベルアップしたいという。 「イベント用販促物の製作は、予算は勿論、時間的にも余裕のない状態でい行うこと多いのが実態です。その状況に対応し、作業効率と質の向上効果を得るために、imagePROGRAFを2機種同時に導入しました。そこで、これまでは先ず操作に慣れて、作業効率を向上させることが重要でした。今後は、質を高めることが重要になってきます。販促活動のアイディアを広げ、工夫しながらimagePROGRAFを活用することで、徐々にその機能を熟知し、製作物の質を高めていきたいと考えています。ですから、今後、より効果的な販促物を作るためには、製作担当者全員が、あらゆる機能に挑戦して製作することだと思っています。」(辻本氏)

株式会社和歌山近鉄百貨店

近畿日本鉄道株式会社を母体とした、 株式会社近鉄百貨店を中心とする近鉄流通グループの一員

所在地:和歌山県和歌山市

※本記事は取材時(2007年8月)のものです



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