（生命保険会社向け）定型・非定型帳票OCR エントリーシステム

生命保険の加入時に必要となる医務査定を効率化し、保険契約成立までの手続きのスピードアップを実現
あらゆる帳票フォーマットの書類からの“すばやく”かつ“簡単に”データ化

「定型・非定型帳票OCRエントリーシステム」は、キヤノンが独自開発したOCRシステム「Rosetta-Stone-Components」のエンジンを活用し、自動で定型・非定型帳票を仕分け判断し、OCR処理するソリューションです。システムと人による判断を組み合せて、エントリー業務全体を効率化することで、お客さまへの契約の承諾、保険契約成立までのまでの時間を短縮します。

各種帳票類をスキャンするだけで、自動で画像の補正や定型帳票と非定型帳票の仕分けを行い、非定型帳票の場合でも、帳票に記入されている内容を自動でテキスト抽出します。業務担当者の一番手間のかかる入力・確認作業は、自動で抽出したデータ一覧とスキャン帳票のイメージデータを並列表示して目視確認することができます。ナビゲーション機能により、入力を補助することで視認性と操作性を高め、手間と時間の大幅な削減を実現します。

従来、保険の加入時に必要な医務査定において、お客さまから、さまざまなサイズの異なる、さまざまな書式（フォーム）の健康診断書（非定型帳票）が日々届き、また、印刷の品質もさまざまです。このため、帳票類に記載されている項目を目視確認した上で、データ入力、原本との付け合わせ作業などを人手で実施しているのが一般的です。
「定型・非定型帳票OCRエントリーシステム」では、この作業を定型・非定型を問わず複数の書類を一括スキャンし、キヤノン独自開発エンジン（Rosetta-Stone-Components）により、帳票イメージから不要な背景の網掛けやノイズの除去などの処理を行ない、データ入力に必要なテキスト部分のみを抽出することで、精度の高いOCR処理を行います。

書類ごとに必要な情報がどこに記載されているかが分からない帳票から必要な情報だけを取得するための判断ロジックを有しています。このロジックにより、不要な情報は除外して取得しない、必要な情報を優先的に取得することができます。

紙からのデータインプット業務において、特に手間がかかる作業は、『必要な項目を探す』、『入力結果を確認・訂正する』という作業となります。これらの作業を究極まで楽にすることで、業務の効率化を最大限に高めます。
「定型・非定型帳票OCRエントリーシステム」では、入力確認作業を補助する提供をご提供致します。

『帳票の中から探す』 『OCR結果を確認する』 『次々と確認する』 などといった作業をとくかく単純な作業、わずかな視線の移動に抑えるなどの工夫で簡単にエントリーできます。

申込書などの定型フォーマットの帳票、また、本人確認書類などの非定型フォーマットの帳票をまとめてスキャンするだけで、それぞれ帳票を特定して、帳票ごとに必要な情報をデータ化します。データ化した情報も本システムにおいて簡単に確認・訂正することができます。