PRea GT-40|特長
最新の開発環境に対応
Windows10 IoT Enterprise LTSC2021搭載
一般向けのWindows 10とは異なり、特定用途向けのOSとなっており、強固なセキュリティや長期のサポートが提供されます。また、Windows 10 IoT Enetrpriseはバージョンを固定することが可能なため、業務利用に適しています。更にWindows Embedded Compact 7からの移植においてもアプリケーション開発のコストを他のOS搭載ハンディターミナルより抑えられます。
Visual Studio 2022対応
Windows CE系ハンディターミナルでは開発環境の課題がありましたが、Windows 10 IoT Enetrpriseを搭載した本製品では最新の開発環境(Visual Studio 2022)が使用可能です。
Windows資産の流用可能
OSにWindows10 IoT Enterpriseを採用することで、既存のWindows資産やデータを使用できます。
検針業務に合わせた2モデルをラインアップ
お客さまの業務スタイルに合わせ、プリンター無しモデルかプリンター一体型モデルを選択可能です。
GT-40(基本モデル)
大画面タッチパネルにテンキーボード、各種通信インターフェースを搭載したベースモデルです。タブレットやプリンター一体型ハンディターミナルと比較して軽量・コンパクトで狭い場所でも使いやすく、片手で持って作業ができます。用途に応じて様々なモバイルプリンターに帳票出力可能です。
GT-40P(プリンター一体型モデル)
GT-40基本モデルにプリンターを付けたモデルです。最大36行/秒のスピード印字が可能なサーマルプリンターを搭載。一体型のため印刷開始までに時間がかかることがなく、業務の効率化を強力にサポートします。別売ロールペーパーホルダーを使用することで大容量ロール紙を、別売連帳用キャリングケースを使用することでファンフォールド紙(蛇腹用紙)を使用することが可能です。
現場業務に耐えうる稼働時間
省電力CPU採用で稼働時間改善
省電力CPUのi.MX 8M Naoを採用することで上位機種よりも稼働時間を大幅に改善。
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プリンター一体型(電子協モードD)で稼働時間が約60%増加
現場でワンタッチ電池交換
外出先での予備バッテリーへの交換も容易なため、バッテリー交換を行うことで長時間運用にも耐えられます。また、バッテリーは従来の標準型ハンディターミナル及びモバイルプリンターBP-100と共通のため、予備バッテリーの共用も可能です。
安心安全設計
誤検針防止物理テンキー搭載
数値入力の操作性にこだわったテンキーボードはキーピッチを広くし、大きなボタン形状を採用することで、押しやすさを実現。冬の寒い時期に手袋をしたままでの操作も可能です。また、見やすく読みやすいユニバーサルフォントの採用で押し間違いを防止します。
2要素認証対応
オプションのセキュリティペンダントを導入すると、ハンディターミナル起動時に、パスワード認証とは別にセキュリティペンダントから発せられる赤外線の認証が必要になるため、ハンディターミナル単体での操作はできなくなります。これにより、仮にハンディターミナルを紛失した場合でも、個人情報の漏洩を防ぐことができます。
丈夫で使い易い
40年のノウハウを生かした堅牢性と耐環境性
長年にわたり評価をいただいている堅牢性と耐環境性を合わせ持つ設計で、落下の衝撃や水による故障からデータを守り、安心して現場で使用できます。
独自の頑丈設計
耐衝撃構造に加え、上位機種(GT-50シリーズ)と同様の防水コネクターを採用。タッチパネルには硬く、割れにくいゴリラガラス3®を採用。
150cmからの落下試験に対応した頑丈設計
150cmの落下試験(非動作時、6方向)を実施。屋外の現場のような過酷な環境でも、業務が可能になります。
幅広い動作環境
動作温度は-10℃~50℃、湿度は5~90%RH。寒冷地から炎天下で、高多湿の環境など過酷な環境下での作業をサポートします。
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印字時は-5℃~50℃(GT-40Pモデルのみ)
IP55/IP54準拠の防塵・防滴設計
水や埃が浸入しやすい端子部を端子カバーで覆うことでIP55(GT-40)、IP54(GT-40P)準拠の防塵・防滴設計を実現。水濡れや、土埃のたつ屋外現場でも使えます。
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当社環境にて測定。本製品の性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。
ユーザビリティに特化したデザイン
上位機種(GT-50シリーズ)のデザインを踏襲し、操作性や持ちやすさにこだわったエルゴノミクスデザインを採用しています。
エッジデバイスソリューションについてのご相談・お問い合わせ
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 エッジデバイスソリューション企画部