CN7×17 KAS  T/R1・CN7×17 KAS  T/P1 特長
おもな特長
8Kカメラ対応の高い光学性能
                    8K・4Kカメラ対応の光学性能
                    
                                        大口径非球面レンズや異常分散ガラスの採用、キヤノンの光学技術を結集しズーム全域で8Kカメラ対応の光学性能を実現。諸収差を極限まで抑制し、画面中心から周辺まで高い光学性能を達成しています
広角端17mm・7倍ズーム
                    
広角17㎜から望遠120㎜まで、1本でカバーできる7倍ズーム。CN8×15 IAS SやCN10×25 IAS Sとセットで使用することで、これまで同様ドラマやドキュメンタリー、さらにスポーツや音楽ライブなどのライブシーンなど幅広い撮影シチュエーションに対応することが可能です。
                    
統一されたカラーバランス
                    
EF/RFシネマレンズは、全シリーズを通じ、肌色をより美しく再現する暖色系のカラーバランスに統一した設計となっており、被写体の質感描写に適しています。また、レンズ交換を行っても安定した色再現性を得られるため、撮影カットごとに色調の調整や、ポストプロダクションの手間を軽減します。
                    
RFマウント採用によるシネマカメラ連携の強化
                    EOS Rシステムの「新マウント通信システム」
                    
                                        CN7×17 KAS  Tは、EFシネマレンズで培った光学性能を継承しつつ、新たにRF通信に対応したRFマウントを採用しています。マウントアダプター不要でEOS C400・C70・R5 Cに直接装着が可能であり、高い堅牢性と信頼性を実現しています。
歪曲収差補正・メタデータ出力
                    
カメラとレンズの通信性向上により、レンズのメタデータを瞬時にカメラ側に伝達できることで、対応カメラでは動画撮影時に、レンズ特性に合わせた歪曲収差補正が可能です。
また、バーチャルプロダクションに必要なレンズ情報を新規に搭載することで、CINEMA EOS SYSTEMにおいて、対象シネマカメラとシネマレンズの組合せで、リアルタイム及びポスプロでのCG合成処理を高精度に実現します。
更に、12ピンの電子接点によりレンズとカメラ間の通信速度が向上しています。
                    
新マウント通信システム対応機能一覧(対象カメラ:EOS C400)
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                            カメラ付属グリップのジョイスティックの上下キーでのズーム操作
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                            REC スタート/ストップ
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                            バーチャルプロダクション用メタデータ対応
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                            カメラ本体、RC-V100、RC-IP100からのリモート操作
(ズーム/フォーカス/アイリス) - 
                            歪曲収差補正
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                            T値表示 対応
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                            周辺光量補正
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                            Browserリモートからのリモート操作
(ズーム/フォーカス/アイリス)
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                            倍率色収差補正
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                            レンズ情報の表示/記録
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                            デュアルピクセル Focus Guide
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                            デュアルピクセル CMOS AF(DAF)
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                            ワンショットAF/コンティニュアスAF
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                            プッシュオートアイリス/オートアイリス
 
バーチャルプロダクション用メタデータ出力対応
                    
バーチャルプロダクションに必要なレンズ情報を新規に搭載することで、CINEMA EOS SYSTEMにおいて、対象シネマカメラとシネマレンズの組合せで、リアルタイム及びポスプロでのCG合成処理を高精度に実現します。
                    
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                            ※
                            詳細は、「Canon Virtual Production System」をご確認下さい。
 
新型ドライブユニット搭載
                    
放送用ポータブルズームレンズに搭載されている「e-Xs V」をベースにした新型デジタルドライブユニット※をCINE-SERVOレンズで初めて採用。フォーカスブリージング補正の搭載やサーボ制御性能の向上することで、これまで以上に幅広い撮影現場にて高品位な映像の撮影が可能。また情報ディスプレイやUSB Type-C端子を搭載することで、機材設定やメンテナンスの容易性やサービスの向上を実現。プロの要望に応える更なる運用性と機能性を追求しています。
                    
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                            ※
                            放送用ポータブルズームレンズ搭載の「e-Xs V」とは鏡筒との接続部が異なり、互換性がありません。
 
新型ドライブユニット特長
                    | 運用性 | 
             サーボ制御性能の向上  | 
            
             従来製品「CN7x17 KAS S」よりフォーカスとアイリスが高速化し操作の応答性が向上したことで、スポーツ中継などカメラオペレーターの意図した通りの撮影が可能。  | 
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            ズーム連動による  | 
            
             フォーカシング時にピント位置の移動に伴って画角が変化する際、ズーミングすることで画角変動(ブリージング)の補正を実現。  | 
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            リモートコントロール  | 
            
             従来同様20pinコネクター経由に加え、USB Type-C端子でもリモート撮影をサポート。レンズのフォーカス・ズーム・アイリスの位置情報の送信、リモートシステムからレンズを制御可能。  | 
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| 機能性 | 
             情報ディスプレイの  | 
            
             
				情報ディスプレイを天面に配置し、自然な姿勢での操作が可能。  | 
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            USBメモリーによる  | 
            
             ファームアップファイルが入ったUSBメモリーを接続し、ドライブ  | 
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            レンズ設定データの  | 
            
             使い慣れた設定データをユーザー毎にUSBメモリーに保存しておけるため、  | 
        |||
放送用レンズと同等の運用性を実現
                    
                                        
人間工学に基づいたグリップ設計や従来シリーズと同等の重量バランスを実現することで、肩担ぎ時の撮影者の負担を軽減します。
また着脱可能なドライブユニットを標準装備。放送用ハンディレンズと同等のサーボ性能を踏襲しており、放送制作にも対応した操作性と運用性を実現しています