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EOS C500 Mark II 機能一覧

5.9Kフルサイズセンサー

図:35mmフルサイズセンサー

上位モデルと同じフルサイズセンサー(38.1×20.1mm)を搭載。フルサイズ読み出しの他に、スーパー35mm(Crop)、スーパー16mm(Crop)での読み出しが可能です。フルサイズ時には5.9KのRAW記録が可能。最大60Pまでのフレームレートが選択できます。また、スーパー35mm(Crop)時には4K/60Pまで、スーパー16mm(Crop)時には2K解像度で120Pまでの撮影が可能です。

ISO感度はISO160~ISO25600までの設定の他、ISO100~ISO102400までの拡張モードが設定可能。1段または1/3段ステップで設定できます。

記録フォーマット

5.9KフルサイズCMOSセンサーと新開発の映像処理プラットフォームDIGIC DV 7により、Cinema RAW LightとXF-AVCの記録フォーマットをサポートします。

図:記録フォーマット

Cinema RAW Light

ファイル容量がRAWに比べ約1/3~1/5 とコンパクトになり、ストレージ効率を高めたRAWワークフローが可能なCinema RAW Lightを採用。カメラに取り付けた記録媒体(CFexpress)に記録が可能です。

Cinema RAW Light

センサーモード 解像度 ビット深度 ビットレート(VBR) システム周波数/フレームレート
59.94Hz 50.00Hz 24.00Hz
59.94P 29.97P 23.98P 50.00P 25.00P 24.00P
フルサイズ 5952×3140 10bit 2.1Gbps
12bit
Super 35mm
(Crop)
4096×2160 10bit 1Gbps
12bit
Super 16mm
(Crop)
2048×1080 10bit 250Mbps
12bit

XF-AVC

コーデックにH.264を採用。YCC422 10bit Intra-Frameにより、画質と効率の両立を実現します。

XF-AVC(MXF)

センサーモード 解像度 カラーサンプリング/ビット深度 ビットレート(VBR) システム周波数/フレームレート
59.94Hz 50.00Hz 24.00Hz
59.94P 59.94i 29.97P 23.98P 50.00P 50.00i 25.00P 24.00P
フルサイズ/Super 35mm (Crop) 4096×2160 YCC422/10bit 810Mbps
410Mbps
3840×2160 810Mbps
410Mbps
2048×1080 310Mbps
1920×1080 160Mbps
Super 16mm(Crop) 2048×1080 310Mbps
1920×1080 160Mbps

プロキシ記録

SDカードにプロキシデータを記録可能。オフライン編集に活用できます。

スロー&ファストモーション記録

5.9K、4K記録時は60Pまで、2KでセンサーモードSuper16mm(Crop)時には120Pまでの記録設定が可能です。

記録信号形式で設定したフレームレート スロー&ファストモーション記録時の撮影フレームレート
59.94P 15、30、44、48、52、56、60 90、120
29.97P

15、22、24、26、28、30、32、
36、40、44、48、52、56、60

90、120

23.98P 24.00P

12、16、18、20、22、24、26、
28、30、32、36、40、44、48、52、56、60

72、96、120
50.00P

15、25、34、38、42、46、50、54、58、60

75、100、120
25.00P

15、17、19、21、23、25、26、28
30、34、38、42、46、50、54、58、60

75、100、120
対応センサーモード 全てのセンサーモードで選択可能 センサーモードSuper16mm(Crop)設定時のみ選択可能

CFexpressカード2スロット、SDカード1スロット

図:CFexpressカード2スロット、SDカード1スロット

記録媒体にCFexpressカードを採用。2スロットを装備し、リレー記録、同時記録が可能。データのバックアップや受け渡しに便利です。またSDカードにProxyデータを同時記録することができ、編集作業を効率化します。

  • UHS-II対応
  • 2TBを超えるカードは使用できません。

Canon Log 2、Canon Log 3

最大15+Stops相当のセンサーダイナミックレンジを持つCanon Log 2、14Stops相当のセンサーダイナミックレンジと簡易なグレーディングを可能にするCanon Log 3を備えています。暗い室内と明るい窓の外の風景のようなシーンでも、ディテールを残した撮影を可能にし、HDR映像の制作に好適です。

図:Canon Log 2、Canon Log 3

ビューイング/再生LUT

SDI OUT端子、MON.端子、HDMI OUT端子、VIDEO端子、ファインダーの出力映像にLUTを適用できます。端子ごとに異なるLUTを割り当てられるため、出力先に合わせた設定が可能となります。
プリセットされたLUTの他に「.cube 形式」で作成したユーザーオリジナルのLUTを最大4種類まで本体に読み込んで適用することもできます。ビューイング用に設定したLUTは再生時にも適用可能です。

図:LUT

適用可能なLUTと出力端子一覧

LUT ガンマ 色空間 内容 適用可能な端子
SDI OUT MON. HDMI VIDEO端子(専用ファインダー・LCDモニター出力) EVF-V50(別売りファインダー)
BT.709 Wide DR BT.709 BT.709規格に準拠した外部モニターや本機の画面で確認するためのLUT。
BT.2020 Wide DR BT.2020 UHDTV(4K/8K)用に規定されたITU-R BT.2020規格に準拠した外部モニターで確認するためのLUT。 - -
DCI DCI DCI-P3 DCI(Digital Cinema Initiatives)で規格化されている色空間とガンマに対応する外部モニターで確認するためのLUT。 - -
ACESproxy ACESproxy ACESproxy ACESproxyに準拠する外部モニターで確認するためのLUT。フルレンジで出力する。 - -
HDR-PQ PQ BT.2020 HDR(High Dynamic Range)映像をITU-R BT.2100で定義されたPQ規格に準拠した外部モニターで確認するためのLUT。ナローレンジ(ビデオレンジ)で出力する。 - -
HDR-HLG Hybrid Log-Gamma BT.2020 HDR(High Dynamic Range)映像をITU-R BT.2100で定義されたHLG規格に準拠した外部モニターで確認するためのLUT。ナローレンジ(ビデオレンジ)で出力する。 - -
HDR 1600% 独自ガンマ BT.709 ITU-R BT.2100のHDR映像を液晶モニターやファインダーなどで確認するためのLUT。1600%、400%のいずれかの輝度領域をリニアに変換。 - - -
HDR 400%
USER LUT - - 「.cube」形式

HLG/PQ記録、出力

図:HLG/PQ記録、出力

HLGまたはPQのHDR素材をダイレクトに記録・出力できるため、カット編集だけでHDRコンテンツの制作が可能なほか、モニタリングや中継運用にも対応します。

HDR→SDRゲイン

HDR/SDRの同時記録時、HDRに対するSDRのゲイン差を調整できます(SDRゲイン設定、-7.5dB~+7.5dB)。HDR/SDRそれぞれに、意図した露出への合わせ込みが可能です。

図:HDR→SDRゲイン

小型・軽量モジュールデザイン

小型・軽量モジュールデザイン

拡張性に優れたモジュール構造を採用。別売のマウントキットや拡張ユニット、アクセサリーを組み合わせることで、ワンマンスタイルからENGスタイル、シネマスタイルまで、撮影の形態に合わせて様々なスタイルでの運用が可能です。

図:小型・軽量モジュールデザイン

4.3型タッチパネルLCDモニター、ビューファインダー(別売)

色再現性に優れた4.3型タッチパネルLCDモニター「LM-V2」が本体セットに付属しています。フォーカスポイントをタッチ動作で指定することができます。
ビューファインダーは、ドキュメンタリー撮影や屋外での取材などのワンマンスタイルの撮影に最適な0.46型有機ELビューファインダーユニット「EVF-V50」(別売)をカメラ後部に装着できる※1ほか、カメラサイドに「EVF-V70」(別売)も装着可能※2。シネマスタイルやENGスタイルでの運用も可能です。
LCDモニターおよびビューファインダーはHDR表示に対応しており、仕上がりをイメージしながらHDR制作が可能です。

  • ※1
    EVF-V50と拡張ユニットEU-V1、EU-V2との併用はできません。
  • ※2
    LM-V2とEVF-V70との併用はできません。
図:4.3型タッチパネルLCDモニター、ビューファインダー(別売)

アナモフィックレンズ対応(デスクイーズ出力対応)

アナモフィックレンズ使用時のデスクイーズ出力に対応。EVF及びMON./HDMI出力時はデスクイーズ後2.39:1の画角になるよう切り出されます。拡大倍率はメニューでOFF/2x/1.3xを選択できます(4K 60/50P撮影時はEVF/MON./HDMIは2Kでのデスクイーズ表示)。メタデータに記録するデータは拡大倍率とは別に設定可能です。

図:アナモフィックレンズ対応(デスクイーズ出力対応)

本体インターフェイスと拡張ユニット(別売)

本体に12G-SDIを始めとした各種入出力端子を装備、2種の拡張ユニット(別売)を装着することで撮影スタイルに合わせた仕様に変化します。

図:本体インターフェイスと拡張ユニット(別売)

本体

図:本体
SDI-OUT端子
  • BNCジャック(出力のみ)、0.8Vp-p/75Ω、不平衡
  • 12GSDI(SMPTE ST 2082準拠)
  • 6G-SDI(SMPTE ST 2081準拠)
  • 3G-SDI(SMPTE 424、425、ST-299-2準拠)
  • HD-SDI(SMPTE 292、ST 299-1準拠)
  • エンベデッドオーディオ、タイムコード(VITC/LTC)
MON.端子※1
  • BNCジャック(出力のみ)、0.8Vp-p/75Ω、不平衡
  • 3G-SDI(SMPTE 424、425、ST-299-2準拠)
  • HD-SDI(SMPTE 292、ST 299-1準拠)
  • エンベデッドオーディオ、タイムコード(VITC/LTC)
HDMIOUT端子※1 HDMI(タイプA)、出力のみ、タイムコード
MIC端子 Φ3.5mmステレオミニジャック、-65dBV(ボリュームオート、フルスケール-12dB)/1.5kΩ以上 Att:20dB、プラグインパワー対応
INPUT1/2端子
  • XLR 3ピンジャック(①シールド、②ホット、③コールド)、2系統、平衡
  • MIC時:-60dBu(マニュアルボリュームセンター/AUTO、フルスケール-18dB)/600Ω Att:20dB
  • LINE時:+4dBu(マニュアルボリュームセンター、フルスケール-18dB)/10kΩ
  • AES/EBU時:AES3 規格(48kHz/24bit/2ch)に対応/110Ω
ヘッドホン端子 Φ3.5mmステレオミニジャック-17dBV(32Ω負荷、ボリューム最大)/50Ω以下
REMOTE A端子 Φ2.5mmステレオミニミニジャック、入力のみ
USB端子 mini-B、Hi-Speed USB、GP-E2 接続用
TIME CODE端子 BNCジャック(入出力兼用)、0.5 -18 Vp-p/100kΩ(入力時)、1.3Vp-p/50Ω(出力時)
DC IN 12V端子 XLR 4 ピン
その他端子
  • グリップユニット接続端子 (キヤノン独自仕様)
  • VIDEO 端子(キヤノン独自仕様・特殊13 ピンジャック):LCDモニタ LM-V2(付属品)有機EL 電子ビューファインダーEVF-V70(別売)接続用
  • 拡張システム端子:ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E9接続用
  • 拡張ユニットコネクター(キヤノン独自仕様):EVF-V50、拡張ユニットEU-V1/EU-V2接続用

拡張ユニットEU-V1(別売)装着時

図:拡張ユニットEU-V1(別売)装着時
GENLOCK/SYNC端子 BNCジャック、1.0Vp-p/75Ω
REMOTEB端子 丸型8ピンジャック※RC-V100(別売)接続用(RS-422通信用)
Ethernet端子 Ethernet(イーサネット)、1000BASE-T対応

拡張ユニットEU-V2(別売)装着時

図:拡張ユニットEU-V1(別売)装着時
INPUT3/4端子※2
  • XLR 3ピンジャック(①シールド、②ホット、③コールド)、2系統、平衡
  • MIC時:-60dBu(マニュアルボリュームセンター、フルスケール-18dB)/600Ω Att:20dB
  • LINE時:+4dBu(マニュアルボリュームセンター、フルスケール-18dB)/10kΩ
GENLOCK/SYNC端子 BNCジャック、1.0Vp-p/75Ω
REMOTEB端子

丸型8ピンジャック※RC-V100(別売)
接続用(RS-422通信用)

Ethernet端子 Ethernet(イーサネット)、1000BASE-T対応
LENS端子※2 丸型12ピン(シリアル通信用)
電源関連※2 DC OUT 24V 2A 端子:フィッシャーコネクターズ社製3 ピンコネクター D-TAP コネクター
  • ※1
    MON.端子とHDMI端子の同時出力はできません。
  • ※2
    拡張ユニット2の INPUT 3/4、DC OUT 24V、LENS端子の動作には、Vマウントバッテリーからの電源供給が必要です。カメラ本体からは電源供給できません。

内蔵NDフィルター

電動式NDユニットを内蔵し、2 Stops、4 Stops、6 Stopsが選択可能なほか、拡張モードにより、8/10 Stopsにも対応します。

  • 拡張モード使用時はピントがずれたり、レンズによっては無限遠にピントが合わないことがあります。

レンズマウント交換対応

オプションでPLマウントキット「PM-V1」(別売)やEFシネマロックマウントキット「CM-V1」(別売)を用意。ボルトの取り外しで容易に交換できるフレキシブルなマウントシステムを採用することで、ユーザー作業よるマウント交換を可能としました。同梱のシムを追加することでフランジバックの調整が可能。シビアなピント精度が求められる4Kシネマのフォーカスニーズに応えます。カメラボディ1台で、様々なレンズの使用が可能です。

図:レンズマウント交換対応
  • M3ボルト4本
  • 推奨トルク80N・cm

B4マウントアダプター対応

別売のB4マウントアダプターMO-4E(EF→B4変換)、MO-4P(PL→B4変換)を介して、放送カメラ用の2/3型センサー対応のB4マウントレンズを装着可能。拡張ユニットEU-V2(別売)を装着すれば12ピン ピッグテールケーブルによるレンズ通信も可能です。

  • センサーモードスーパー16mm(Crop)/2048×1080または1920×1080記録時のみ。
図:B4マウントアダプター対応

デュアルピクセルCMOS AF

フォーカス機能

 タッチフォーカス対応デュアルピクセルCMOS AF

EFレンズ装着時にはオートフォーカスに対応します。デュアルピクセルCMOS AFは、CMOSセンサー上の1画素を2つのフォトダイオードで構成することで2つの画像信号を検出し、位相差AFを可能に。高速なピント合わせを実現したほか、フォーカス制御を改善することでより自然でなめらかなフォーカス駆動を再現しています。AFエリアは画面内の縦横約80%をカバー。付属のLCDモニターLM-V2使用時は、AF枠をタッチ操作で直感的に指定できます。

  • マニュアルフォーカスレンズを除く。
図:タッチフォーカス対応デュアルピクセルCMOS AF
図:フォーカス制御の概念図
図:AFスピードのチューニング(10段階)

AFスピードのチューニング(10段階)

レンズ駆動速度をお客様が選択できる機能。AFスピードを10段階でチューニングが可能。(+2, +1, 0, -1, -2, -3, -4, -5, -6, -7)

図:AFレスポンスのチューニング(7段階)

AFレスポンスのチューニング(7段階)

被写体に変化があった場合の応答性を選択できる機能。被写体ぬけや障害物の入り込みなどですぐさまAFを追従させるか、粘ってから追従させるかを選択できます。7段階でチューニングが可能。(+3, +2, +1, 0, -1, -2, -3)

顔優先AF・顔限定AF

顔優先AFまたは顔限定AFによるピント合わせが可能。これらを組み合せることで、狙い通りにAF撮影が行えます。

図:顔優先AF/顔限定AF

AFブーストMFモード

デフォーカス検出が不可能(低信頼性、大ボケ時など)と判断された場合にフォーカス動作を停止させ、不用意なレンズ移動を低減する安定性重視のAFモード。フォーカスの迷いまで記録される心配がなく、マニュアルでのフォーカス操作でフォローできます。

図:AFブーストMFモード
AFモード フォーカス動作
連続 常に被写体を探して、ピントを合せ続けます。
AFブーストMF Continuous AFよりも安定性を重視し、不用意なファオーカス動作を低減したピント合わせを行います。
ワンショット ワンショットAFボタン押下している際に、一度ピントを合わせます。

デュアルピクセル フォーカスガイド

デュアルピクセルCMOS AFの情報を活用し、フォーカスアシスト情報を画面上に表示するデュアルピクセル フォーカスガイド。位相差AF技術を応用し、ピント位置の前ピン/後ピンを表示します。また、ガイド表示のプリセット機能を搭載しました。あらかじめプリセットした位置へSETボタン一つで素早くガイド表示を移動可能。複数の被写体を狙うシーンに有効です。

図:デュアルピクセル フォーカスガイド

手ブレ補正

5軸手ブレ補正

手ブレ補正機構(IS)搭載EFレンズだけでなく、非対応レンズ装着時にも5軸手ブレ補正が可能な、電子IS機能を搭載しました。
レンズ通信非対応レンズ時も、焦点距離設定により動画電子IS機能に対応 (1〜1000mm)。アナモフィックレンズにも対応します。

図:5軸手ブレ補正

オーディオ機能

オーディオ入力機能

LPCM 24 bit/48kHzオーディオに対応した4ch入力が可能です。本体のINPUT端子(XLR端子2系統)、MIC端子(Φ3.5mmステレオミニジャック 1系統)、本体内蔵モノラルマイク(1系統)からのオーディオ入力に対応。また、拡張ユニットEU-V2(別売)を装着すれば、4系統すべてをXLR入力することが可能です。

図:オーディオ入力機能
図:オーディオ入力機能

リモート・ネットワーク

リモートコントローラーRC-V100(別売)

図:リモートコントローラーRC-V100(別売)

本体のREMOTE A端子(Φ2.5ステレオミニミニジャック)、または拡張ユニットEU-V1(別売)、EU-V2(別売)のリモートB端子(RS422)に接続してカメラコントロールが可能です。リモートA端子接続用のケーブル(5m)はリモートコントローラーRC-V100(別売)に付属しています。また、リモートB端子接続用の8ピンリモートケーブルはRR-10(10m)とRR-100(100m)の2種類を別売アクセサリーとして用意しています。

ブラウザリモート

汎用ブラウザーを使い、タブレット端末上でほとんどの撮影操作、設定を完結できる優れたワイヤレスシステムを実現。ホワイトバランス、ISO 感度/ゲイン、シャッタースピード、ND フィルター、アイリス、フォーカス、ズームなどが調整可能。AF枠設定にも対応し、クレーン撮影や空撮など手動でのフォーカス操作が難しいシチュエーションでも正確なAF撮影が可能です。

図:ブラウザリモート
  • ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E9(別売)を使えば、無線環境でブラウザリモートを使用できます。

IPストリーミング

拡張ユニットEU-V1(別売)、EU-V2(別売)のEthernet端子経由でネットワークに接続して、映像伝送装置のデコーダー※1(以下「デコーダー」と記載)またはパソコン※2に、本機の映像と音声(2ch)をストリーミング送信が可能です。ライブ中継に利用できるほか、ネットワーク環境が低速な取材現場からでも速報映像を送信することができます。主記録形式が「XF-AVC(CFexpress)」のときのみ使用できます。

  • ※1
    動画確認済みのデコーダー機器は以下の通りになります。
    富士通社製デコーダー:IP-920D/IP-950D/VLC
  • ※2
    ストリーミング映像の受信に対応したパソコン用ソフトウェアが必要です。

送信できる映像と音声の信号形式

メイン動画の信号形式 ストリーミングの信号形式
解像度/フレームレート H.264 8bit 映像 音声
H.264 10bit ビットレート 解像度 フレームレート 形式 ビットレート

3840×2160
59.94p/50.00p

9 Mbps

1920×
1080

59.94p/59.94i

50.00p/50.00i

  • MPEG2 AAC
  • 2ch
256Kbps

1920×1080

59.94p/59.94i

50.00p/50.00i

4 Mbps

1920×
1080