EOS C80 ファームウエア Version 1.0.4.1
情報掲載日:2025年12月18日
ファームウエア変更内容
ファームウエアVersion 1.0.4.1は以下の修正を盛り込んでいます。
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再生時にビューアシストの適用と変更が可能となりました
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フォーカスピーキングについて、特に高感度時、画面全体にピーキングが重畳したように見えてしまう点を改善しました。
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アサインボタンの設定メニュー項目に以下機能を追加しました。
–デジタルテレコン[デジタルテレコン 1.5x /デジタルテレコン 2.0x /デジタルテレコン 2.5x /デジタルテレコン 3.0x]
–検出する被写体[人物/動物優先]
–AF枠[スモールゾーン/ゾーン/ラージゾーン(縦)/ラージゾーン(横)]
–Frame.io転送 -
JoyStick操作によるAF枠移動の操作性を改善しました。
これにより動き出しの応答速度が上がります。 -
シネマレンズ「CINE-SERVOレンズ」の“CN5×11 IAS T/R1”(RFマウント)と“CN5×11 IAS T/P1”(PLマウント)に対応しました。
–メタデータ(焦点距離、T値、レンズ型名の記録)
–T値表示対応“CN5×11 IAS T/R1”(RFマウント)では下記機能にも対応しました。
–Canon Virtual Production Systemに対応
–周辺光量補正 / 倍率色収差補正
–デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応
–「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
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通信設定時メニューが追加され、歪曲モデルとしてOpenCVに加えOpenLensIOの選択が可能になりました。
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Look File登録時にLook File内の記述を参照してCustom Pictureの設定への反映が可能になりました。
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動作安定性を向上しました。
ご注意
- 512MB 以上の SD/SDHC/SDXC メモリーカード(市販品)をご準備ください。
- 今回ご案内のファームウエア Version 1.0.4.1は、Version 1.0.0.1 – 1.0.3.1のファームウエアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウエアが、すでに Version 1.0.4.1の場合にはアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前の Version のファームウエアに戻すことはできません。
- 旧ファームウエアVersionを搭載した製品に、最新のファームウエアVersionで作成した設定データを読み込むと、本体動作に影響を及ぼす可能性がありますのでお控えください。
ファームウエア変更のための準備
アップデートを行うとメニュー設定やカスタムピクチャーがリセットされます。アップデートを行う前に、あらかじめメニュー設定やカスタムピクチャーを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み出すことができます。詳しくは、本機の使用説明書(設定データの保存と読み出し項)を参照してください。
ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名: VUB5.FIR、ファイルサイズ: 78,877,504 byte)と、ファームウエアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。アップデート作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認ください。
ファームウエアのアップデートに必要な機材
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ファームウエアのアップデート対象となるEOS C80本体
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パソコン
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512MB以上のSD/SDHC/SDXCメモリーカード(市販品)
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SDカードリーダーライター(市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
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フル充電した本体付属のバッテリーパック
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本体付属のコンパクトパワーアダプター
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ファームウエア(ダウンロードしたファイル)
本ファームウエアで使用しているソフトウエアについて
本ファームウエアに組み込まれているソフトウエアは、当社または第三者のソフトウエアモジュールが含まれています。
当社開発ソフトウエアとフリーソフトウエアについて
当社が開発または作成したソフトウエアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。
また本ファームウエアは、第三者が著作権を所有しフリーソフトウエアとして配布されているソフトウエアモジュールを使用しています。それらの一部には、GNU General Public License (以下、GPL)、GNU Lesser General Public License (以下、LGPL)またはその他のライセンス契約の適用を受けるソフトウエアモジュールが含まれています。
本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアのライセンス表示について
本ファームウエアに組込まれているフリーソフトウエアモジュールには、その著作権がライセンス表示を義務付けているものがあります。ライセンス情報はダウンロードファイルに格納されています。各フリーソフトウエアモジュールのライセンスを確認したい場合は、格納されているEOSC80 OSS info.pdfをご覧ください。
フリーソフトウエアのソースコードの入手方法
フリーソフトウエアには、実行形式のソフトウエアモジュールを配布する条件として、そのモジュールのソースコードの入手を可能にすることを求めるものがあります。本ファームウエアのソースコードの入手方法については、格納されているEOSC80 OSS info.pdfをご覧ください。
ファームウエアのアップデートを行うには以下の機材が必要です。
ダウンロードファイルの解凍方法
- Windows
- ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから[すべて展開]を選んで解凍してください。
- Mac
- ダウンロードした圧縮ファイル(dmgファイル)は、自動的に解凍され、ファームウエアのディスクイメージがマウントされます。自動的に解凍されない場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。
ダウンロード
ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。
日本語版ファームウエア変更手順書については、「日本語版ファームウエア変更手順書」をクリックするとファイルが表示されます。