働き方改革イチから学べる「働き方改革」。改革の意味とその具体的な進め方とは?

2016年8月3日、第3次安倍第2次改造内閣の発足とともに、一億総活躍社会実現を目指して働き方改革担当大臣が新設。同9月には総理官邸で閣僚と有識者15名による「働き方改革実現会議」が開催され、働き方改革に関する政策の検討がスタートしました。なぜ今、働き方改革なのか。政府の狙いや私たちの働き方に与える影響、企業における具体的な取り組み方などを改めて見ていきましょう。
政府が推進する働き方改革
生産年齢人口が総人口の減少を上回るペースで減少し、労働力不足が深刻化しつつある日本。生産力低下による国の衰退を防ぐために、政府がいよいよ本腰で労働力不足の改善に力を入れ始めています。安倍首相を議長とする「働き方改革実現会議」では、議論のテーマとして以下の9つを挙げており、中でも特に「長時間労働の是正」と「正規・非正規間の労働格差の是正」を重要視しています。労働力不足を改善するためには、1.出生率の増加(労働人口を増やす)2.女性・高齢者の就職推進(働き手の幅を拡大する)3.一人ひとりの労働生産性の向上(少ない労働人口のままでも生産性を保つ)が不可欠であり、そのために解消すべき最重要課題が非正規労働者の待遇改善やワークライフバランスを目指した長時間労働の是正なのです。

働き方改革で期待できること
働き方改革のポイントを「働く人により良い将来の展望を持ってもらうこと」だと述べる安倍首相。同一労働同一賃金により非正規労働者の待遇が改善されれば若い労働者が明るい希望を持てるようになり、格差の是正で中間層が増加することで、より多くの消費が生まれ、家庭を持つ人も増えて出生率上昇にもつながります。また、長時間労働が是正されれば、ワークライフバランス改善で女性や高齢者が仕事に就きやすくなり、自ずと労働生産性は向上していく。さまざまな社会問題の解決のために、働き方改革が最良の手段だと考えられているのです。
企業における働き方改革の進め方の一例
第1ステップ 現状を知る

第2ステップ 考える
現状分析を行ったら、次は具体的にどうありたいのか、そしてそのための施策をどのように実行すべきかを考えていきます。例えば、課単位など部門ごとにミーティングを実践。職場の問題点を協議して、対応計画を策定していきます。

第3ステップ 行動する

ソフト面 アプローチ
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ストレスチェックは高ストレス者フォローだけではありません。職場のストレス状況を見える化することで、業務課題を浮き彫りにし、働き方改革につながるヒントが得られます。

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ハード面 アプローチ
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