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カレンダーの祝日のセルに色をつけたい

  • レイアウト編

カレンダーの祝日のセルに色をつける方法をご紹介します。

問題

前回は、「条件付き書式」の設定を使ってカレンダーの土曜のセルには薄い青色、日曜のセルには薄い赤色をつけることができました。

次は、祝日にも色をつけてみましょう。
さぁチャレンジ!

(※下記はExcel 2007環境です。)

解答

  1. Excelのカレンダーは「祝日」を判断することができません。そのため、別シートに祝日の一覧を用意しておき、該当する日に色がつくような条件付き書式を設定する方法をご紹介します。

    サンプルファイルには、前回ご紹介した方法で作成した月ごとのカレンダーが2017年1月から12月までシートごとに保存してあります。最後の「祝日」というシートを開いてください。2017年の祝日・振替休日の一覧になっています。
    日付の部分(A1からA17)を選択し、左上の名前ボックスに「祝日」と入力してエンターキーを押してください。これで「祝日」という名前が定義できました。

    創立記念日や、年末年始・夏季休業など会社所定の休日がある場合はここに追加しておくと便利です。
  2. 次に「201701」のシートを開き、色をつけたい範囲を選択します。このとき日付のセルを先頭にするよう気を付けてください。「条件付き書式」のプルダウンメニューから「新しいルール」をクリックします。
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し(①)、ルールの内容のテキストボックスに以下のとおり入力してください(②)。
    =COUNTIF(祝日,$A3)=1
    これは、先ほど定義した「祝日」の中に1つでも当てはまるものがあれば書式を設定する、という意味です。
    続いて「書式」ボタンをクリックします(③)。
  4. セルの書式設定ウィンドウで黄色を指定し、OKボタンをクリックします。「新しい書式ルール」ウィンドウもOKボタンで閉じます。
  5. 1月1日「元日」と、1月2日「振替休日」、1月9日「成人の日」のセルが黄色になりました!
    同様に他の月も設定して、2017年のカレンダーを完成させてみてください。
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