新たにスタートしたこの「Pro Photo Talk」は、写真館フォトグラファーの撮り方におけるこだわりをお聞きし、動画でご紹介するコーナーです。最初にご登場いただくのは、明治8年創業の老舗写真館の5代目、瀬古恵介さんです。代々受け継がれてきた精神を大切にしながら「いつまでも見飽きない写真」を追求、さらに新しい時代を見据えた取り組みにもチャレンジする瀬古さんが熱く語ります。

瀬古さんが「お宮参り」の写真に力を入れている理由。それは、赤ちゃんの記念写真が、お客さまとの最初の出会いになることが多く、だからこそ「私たち瀬古写真がどれだけの想いを込めて、写真を撮っているか」をお伝えしたいと考えているからだそうです。どうしたら、赤ちゃんの最高の笑顔を引き出せるだろうか。産婦人科の先生に教えを乞うほど研究熱心な瀬古さんが、そのコツを教えてくれました。

写真館ビジネスの将来を見据えて、瀬古さんが今、考えていること。それは、プロのカメラマンという存在をさらに身近なものにすることで、より多くのお客さまに「プロに撮ってもらう感動」を日常的に味わっていただきたいということです。それを実現するために、瀬古さんは既存のビジネススタイルにとらわれることなく、まったく自由な発想から写真館の可能性を拡げていこうとしています。