世界最小・最軽量※がもたらす、EOS 6Dの機動力。New Photography Style
EOS 6D × 柏崎秀実氏
写真館フォトグラファーの感性とEOSデジタル一眼レフの最新機能。その融合から生まれてくる新たな映像世界や撮影スタイルをクローズアップするのが、「New Photography Style」です。
第1回は、柏崎秀実氏(株式会社柏崎写真)とEOS 6Dのセッション。
35mmフルサイズCMOSセンサー搭載カメラとして世界最小・最軽量※を実現したEOS 6Dの機動力や、高画質、美しいボケ味を活かした柏崎秀実氏の作例を紹介します。
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35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラにおいて。2013年5月1日現在(キヤノン調べ)。弊社測定条件による。
EOS 6Dから生まれる、軽やかな撮影スタイル。
━ EOS 6Dを使い始めて変わったことは?
柏崎さん:私の場合、手持ちで撮影したいシーンがあっても、これまではカメラの重さから、何とか三脚に付けたまま撮れないかといつも考えていました。でも6Dなら、軽いので積極的に手持ちしたくなりますね。今回の撮影は、近所にお住まいのお得意様のお孫さんでした。こんなふうに子供らしく元気な写真(#1)を撮りたい時も、6Dは軽いから、私自身もカメラを持ちながら飛んだり跳ねたり。スタジオに自然と楽しい雰囲気を作ることができるカメラです。
━ ボディの薄さやグリップ感はいかがですか?
柏崎さん:軽さも気に入っていますが、むしろ持ちやすさの方が、私にはグッときました。女性の手に馴染む感じがいいです!ぴたりとフィットする感じは絶妙だと思います。今までのプロ用のカメラはやはり男性向けだなって感じてましたけど、6Dは女性を意識して作られているのではと感じました。私だったら「肩こりしない、持ちやすい」なんてキャッチコピーをつけて、同業の友達にすすめちゃいますね。
ロケ場所を選ばないという利点。
━ どんな撮影業務に向いていると思いますか?
柏崎さん:カメラが重いと気持ちが沈んできて、撮影するモチベーションも下がってきちゃうんだけど(笑)。6Dはそんな心配はいらない。操作も簡単だし、決定的な瞬間を素早く撮れるので、子供の撮影やロケ撮影に最適だと思います。これは駅前広場で撮った一枚(#2)です。後ろがきれいにボケているから、駅前の何でもない風景がちょっとした公園のように見えるでしょ。
わざわざ遠くへ行かなくても、いつでもどこでもロケ写真を撮れる。6Dは、ロケ場所を選ばないカメラと言えると思います。
逆光での撮影もばっちり!露出補正もプラスマイナスそれぞれに3段階あるから、こんなふうに(#3)ストロボ無しでも髪はキラキラ、顔を明るく撮れます。飛ばないし、つぶれないのがいいですね。
高画質・高感度を活かしたスタジオ撮影。
━ スタジオでもお使いになっているそうですね。
柏崎さん:軽いカメラはプロ用カメラに比べて画質が劣るのが常識。スナップ撮影で使えても、スタジオ内での記念撮影にはなかなか使えなかった。そういう意味ではフルサイズの一眼レフでありながら軽量コンパクトを実現した6Dは、これまでの常識を超えたカメラといえるんじゃないでしょうか。
高画質なので、スタジオ撮影でも安心して使えます。例えば、この一枚(#4)。暗い色の背景と、白いドレス、どちらの色もきれいに再現されていますよね。顔のハイライトとシャドーのグラデーションもいい。6Dの美しさや描写力は、私たちプロの仕事に安心感を与えてくれますね。
柏崎秀実 氏
株式会社柏崎写真(千葉県鎌ケ谷市)代表取締役社長。日本大学藝術学部写真学科大学院修士課程修了。在学中は三木淳氏に師事。現在は同大学写真学科 非常勤講師を務める。
NHK「こんにちはいっと6けん」出演や、キヤノンデジタルハウス銀座/品川でも講師経験をもつ。社)日本写真文化協会・ポートレートギャラリーにて写真展も開催。