情報・文化の担い手として、ポスターやカタログ、 書籍といった印刷の枠を超えたトータルソリューションを展開している凸版印刷が、100周年記念事業の一環として開設したのが印刷博物館。そこで開催された「ヴァチカン教皇庁図書館展II 書物がひらくルネサンス」にてプロジェクターが活用された事例を紹介。

2015年4月25日から7月12日まで印刷博物館で開催された「ヴァチカン教皇庁図書館展II 書物がひらくルネサンス」では、世界に類を見ない貴重書を多数所蔵する同図書館から貸し出された計21点の中世写本、初期刊本、地図、書簡を含む、計69点の歴史的資料を展示。

一般には公開されていないヴァチカン教皇庁図書館。その五百年を越える成り立ちを、最新のデジタル映像技術で振り返ったのが、今回のプロジェクションマッピング。同館の歴史を追体験し、人間と書物のつながりを改めて知ることができる貴重な機会として、来場者の方々に大変な好評を集めた。