キヤノンギャラリー東京造形大学 写真専攻領域写真展「TOKYO ZOKEI PHOTO」

東京造形大学デザイン学科写真専攻領域に在籍する学生5人による写真展です。写真専攻独自の研究指標科目の授業を実践する中で生まれた写真の選抜展示を行います。
一人一人が自身の写真表現を通じて、今、自分や社会とどのように向き合おうとしているのか、その姿勢を感じ取ることができる写真展です。
なお、展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」と「PIXUS PRO LINE」でプリントし、展示します。
- 参加学生
- 3年生 清水彩那、村永真樹、安井 咲
2年生 高橋美登里、外丸結貴
開催日程 | 会場 |
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2014年2月8日(土)~2月24日(月) | オープンギャラリー(品川) |
主催者メッセージ
東京造形大学では、デザインを時代の精神や社会性との関連の中で広くとらえ、自己の専門性を高めつつ、創造的で社会的なデザインや美術の研究を実践しています。
写真専攻領域においても、それらの理念のもと三つの研究指標科目「ドキュメンタリーフォトグラフィ」「クリエイティブフォトグラフィ」「エリアスタディ」を置いています。
「ドキュメンタリーフォトグラフィ」の主題は観察(Observation)。その記録性と記憶性において、社会や時代の中に潜む現実を浮き彫りにします。
「クリエイティブフォトグラフィ」の主題は想像(Imagination)。写真そのものを根底から問い直し、今日的な<ニュービジョン>の発見、アート表現としての写真の可能性を試みます。
「エリアスタディ」の主題は提案(Solution)。地域の中で写真に何が出来るかを問いながら、地域を記録、アーカイブス化したり、地域社会と連携、アートプロジェクト的な実践などを通じて、新たな写真の方向性を探ります。
今回の写真展では、これら写真専攻の研究指標としている授業実践の中から制作された写真を選抜展示致します。
三つの研究指標の専門性を基軸としながらも、その先の総合性を目指し、一人一人が“私や社会”とどのように向き合っていこうとしているのか、写真の記録性や表現性を感じ取っていただければ幸いです。
(企画:東京造形大学写真専攻領域教授 大西成明 中里和人)
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