キヤノンギャラリーキヤノンマーケティングジャパン:前田 真三写真展(キヤノンフォトコレクション)

風景写真の分野で「丹渓調」「前田調」と呼ばれる作風を確立した、前田真三氏。
本展では、キヤノンフォトコレクションに収蔵している、代表作「麦秋鮮烈」を含むダイトランスファープリント(染料転写方式)のカラー作品より30点を展示します。
キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンマーケティングジャパンが写真文化の発展のために集めている日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。

開催日程 会場
2012年10月12日(金)~10月30日(火) オープンギャラリー(品川)

プロフィール

前田 真三(まえだ・しんぞう)

略歴

1922年
東京・南多摩郡(現八王子市)に生まれる。
1936年
二人の兄の影響で写真をはじめる。
1941年
拓殖大学開拓科入学。
1943年
戦局悪化のため繰り上げ卒業。
1946年
復員し、その後2年をふるさとで過ごす。
1948年
日綿實業株式会社に入社、1964年、退社。
1967年
フォトライブラリー丹溪を設立し、写真活動に入る。
1971年
日本列島を縦断しながら3ヶ月にわたり撮影。その帰路に美瑛・上富良野の丘陵地帯の風景と出会い、風景写真の分野に独自の作風を確立した。
1984年
日本写真協会賞年度賞受賞。
1985年
写真集『奥三河』(グラフィック社、1985)にて毎日出版文化賞特別賞受賞。
1987年
北海道・美瑛町に写真ギャラリー拓真館を開設。丘陵地帯周辺のハイビジョン撮影をはじめる。
1996年
勲四等瑞宝章受章。
1998年11月
逝去。
美瑛町特別功労者受賞。
1999年
日本写真協会文化振興賞受賞。
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