キヤノンギャラリーキヤノンフォトコレクション展 近藤 福雄 写真展:佐渡万華鏡

本展では、キヤノンMJが収蔵している作品“キヤノンフォトコレクション”の中から、写真家、近藤福雄氏の作品を選定し、展示します。
写真家の富山治夫氏は、近藤氏が1917年から1945年まで暗箱カメラで佐渡の暮らしや風土を撮影した8800枚のガラス乾板写真を発掘し、写真集「佐渡万華鏡」にまとめました。本展では、キヤノンMJが収蔵している「佐渡万華鏡」の作品の中から約40点を展示します。

キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンMJが写真文化の発展のために集めている日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。

開催日程 会場
2016年2月5日(金)~3月8日(火) キヤノンオープンギャラリー1(品川)

作家プロフィール

近藤 福雄(こんどう とみお)

1900年
佐渡ヶ島金沢村(現金井町)に生まれる。
1918年
写真歴はこの年秋から始まる。
1925年
写真版の『佐渡案内写真大集』が刊行、近藤の写真も多数掲載される。
1952年
財団法人「明治紀念堂」の理事に就任。
1953年
岩波文庫『佐渡』刊行。小田末吉らと写真多数提供。
1957年
11月15日、心臓麻痺で逝去。
1994年
10月、初の遺作集『佐渡万華鏡』(富山治夫編集、郷土出版社)刊行。
1995年
6月、日本写真協会文化振興賞受賞。
7月、佐渡博物館から、生前の功績を讃える「佐渡人間文化賞」が故人に贈られた。
著作権について
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