業務用カメラ専用リモコンの発売・機能拡張ファームウエアの提供
映像制作現場の撮影の自由度と作業効率の向上を実現
キヤノンは、業務用カメラ専用のリモートコントローラー“RC-V100”を、2014年6月に発売します。また、デジタルシネマカメラなどの機能拡張のためのファームウエア※1を、2014年2月から6月にかけて順次提供します。
- ※1 カメラ本体を制御するためのソフトウエアです。
発売情報
RC-V100
- 価格
- 29万8,000円(税別)
- 発売日
- 2014年6月
おもな特長
新製品 “RC-V100”は、さまざまな映像制作現場からの要望に応えるために開発されました。カメラ本体に搭載されている主要な機能に対応するとともに、撮影作業に最適なボタン・ダイヤルレイアウトを採用しており、撮影の自由度向上と作業の効率化に貢献します。
さらに、CINEMA EOS SYSTEMのカメラを対象とした機能拡張ファームウエアを適用することで、業務用カメラにおいて新製品“RC-V100”を使用できるようになるほか、「EOS C300」では、ほぼすべて※2のEFレンズを用いたコンティニュアスAFが※3、「EOS C100」では、映像の常時記録が可能になるなど、撮影作業のさらなる効率化をサポートします。
- ※2 マニュアルフォーカスレンズ(EFシネマレンズ)を除きます。
- ※3 コンティニュアスAF機能追加のためのファームウエアのみ有償で提供します。
撮影の自由度を向上させるリモートコントローラーの発売
“RC-V100”は、キヤノンの業務用デジタルビデオカメラ2機種(XF305 / XF300)およびCINEMA EOS SYSTEMのカメラ5機種(EOS C500 / EOS C500 PL / EOS C300 / EOS C300 PL / EOS C100)に対応しています。カメラ本体に搭載されたさまざまな機能を、“RC-V100”を用いることでリモート操作することができるため、ビデオカメラ本体から離れた場所にいても、映像の露出やホワイトバランスなどの設定・調整を行うことが可能になり、映像制作現場での撮影の自由度を向上させることができます。
さまざまな映像制作現場での撮影を効率化する機能拡張ファームウエアの提供※4
キヤノンの業務用デジタルビデオカメラ2機種(XF305 / XF300)およびCINEMA EOS SYSTEMのカメラ6機種(EOS C500 / EOS C500 PL / EOS C300 / EOS C300 PL / EOS C100 / EOS-1D C)を対象に、機能拡張ファームウエアの提供を行います。これにより、“RC-V100”が使用できるようになるほか、「EOS C300」では、ほぼすべて※2のEFレンズでデュアルピクセルCMOS AF技術によるコンティニュアスAFが可能になり、「EOS C100」では、映像の常時記録が可能になるなど、映画から報道まで、幅広いプロの映像制作現場の高度なニーズに応えていきます。
- ※4詳細はファームウェアリストをご参照ください。(PDF:1.69MB)