グラフィックアート市場向けPROシリーズのラインアップが完成
大判インクジェットプリンター“imagePROGRAF PRO-6000”を発売
キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)PRO」シリーズの新製品として、“PRO-6000”を2017年12月7日より発売します。
発売情報
imagePROGRAF PRO-6000
- 価格
- 169万8,000円(税別)
- 発売日
- 2017年12月7日
おもな特長
新製品は、12色顔料インクを採用し、60インチ(紙幅1,524mm)に対応したグラフィックアート市場向けの大判インクジェットプリンターです。昨年発売の「imagePROGRAF PRO」シリーズ5機種※1に、新たに“PRO-6000”が加わり、「imagePROGRAF PRO」シリーズのラインアップが完成します。シリーズ共通のコア技術を搭載し、A2から60インチまですべてのラインアップで同品質の高画質プリントを実現し、写真やアート作品、商業ポスターなどグラフィックアート市場の幅広いニーズに応えます。
- ※1 「PRO-1000」(2016年2月発売)、「PRO-2000 / PRO-4000 / PRO-4000S / PRO-6000S」(2016年6月発売)の5機種。
刷新したコア技術による高画質プリント
「imagePROGRAF PRO」シリーズは、インクジェット印刷の基幹技術であるインク・プリントヘッド・画像処理エンジンなどを刷新し、高画質プリントを実現しています。新開発顔料インク「LUCIA(ルシア)PRO」を搭載し、優れた発色性を実現するとともに、光沢紙・半光沢紙への印刷時は透明インク「クロマオプティマイザー」を使用することで、色の見え方に影響を与える余分な反射光を抑制し、黒や暗部の表現が向上しています。また、キヤノンのイメージング技術の粋を集めた製品群を象徴する「レッドライン」を本体に施したデザインを採用しています。
プロの多様な出力環境に対応
給紙と巻き取りの両用に使える「マルチファンクションロールシステム」を搭載し、上下段にロール紙を同時に2本セットした大量連続印刷や、上段からの長尺プリントを巻き取る装置として下段を使用することができます。また、60インチの大判インクジェットプリンターで業界最小クラス※2の本体横幅サイズを実現し、スペースの限られた出力センターなどにおいて、設置場所の選択肢や業務の幅が広がります。
- ※2 大判インクジェットプリンター(A2以上の用紙サイズ対応)において。2017年12月7日現在。(キヤノン調べ)。
大判インクジェットプリンターの市場動向
高画質写真、プルーフ(色校正)や商業ポスターなど、高画質かつ即時性に優れた大判インクジェットプリンターによる出力需要は拡大しつつあります。大判インクジェットプリンターの2016年の販売台数は世界で約22万2,000台、国内で約2万7,000台でした。2017年も前年並みの販売台数を見込んでいます。(キヤノン調べ)
- * A2以上の用紙サイズに対応する大判インクジェットプリンターにおいて。A2廉価モデルを除く。