高速でコンパクトなA4対応ドキュメントスキャナー2機種と
A4対応フラットベッドスキャナーユニットを発売
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、キヤノン電子株式会社(代表取締役社長:酒巻久)製のドキュメントスキャナー「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品としてコンパクト設計と高速スキャンを両立した“DR-M260”と、フラットベッドモデル“DR-F120”および、imageFORMULAシリーズ専用オプションの“フラットベッドスキャナーユニット102”を2017年8月上旬より順次発売します。
発売情報
imageFORMULA DR-M260
- 価格
- 12万円(税別)
- 発売日
- 2017年8月上旬
imageFORMULA DR-F120
- 価格
- オープンプライス
- 発売日
- 2017年10月上旬
フラットベッドスキャナーユニット 102
- 価格
- 6万円(税別)
- 発売日
- 2017年8月上旬
おもな特長
“DR-M260”は「DR-M160II」(2014年6月発売)の後継機で画像処理の高速化、高品質化を実現したシートスルースキャナーです。“DR-F120”は自動原稿送り装置(ADF)を搭載したエントリーモデルのフラットベッドスキャナーです。これらのラインアップにより、金融機関や医療機関、官公庁、流通業などの文書管理、窓口業務、発注業務などの幅広いニーズに対応します。
分散処理に最適なコンパクトな筐体と高速スキャンを実現した“DR-M260”
デスクサイドやカウンターでの業務を考慮した小型ボディーでありながら毎分片面60枚、両面120面(A4タテ、200dpi時)の高速スキャンと80枚(80g / m2紙)の大容量給紙による高い生産性を実現しています。また新開発のDRプロセッサーにより画像処理の高速化、高品質化を実現しています。
ADF搭載のフラットベッド一体型エントリーモデル“DR-F120”
エントリーモデルでありながら、モノクロは毎分20枚、カラーは毎分10枚のADFの高速スキャンが可能です。フラットベッドで厚みのある原稿にも対応し、ADFでは表裏面の同時読み取りに対応するなど、1台で多様な原稿をスキャンできます。
小型化とスキャン速度向上を実現した“フラットベッドスキャナーユニット102”
imageFORMULAシリーズ※1に接続して利用するオプションで、従来機種※2に比べて質量は約30%軽量化、体積は約40%小型化を実現しています。普通紙や薄紙はスキャナー本体で連続スキャン、冊子資料などは本製品でスキャンし、それぞれ読み込んだデータを同一ファイルにするなど、スキャナー本体と連携させることで活用の幅が広がります。
- ※1 一部機種を除く。
- ※2 フラットベッドスキャナーユニット101(2010年10月発売)。
ドキュメントスキャナーの国内市場動向
企業でのデータの有効活用気運が高まるなか、発生する紙文書のファイリングや文書情報の共有化のニーズが高まっています。そのような中で、オフィスでのスキャンは、従来の集中入力から分散入力への移行が進み、コンパクトで高性能なスキャナーへのニーズが高まっており、ミドルレンジクラスのドキュメントスキャナーは、今後も順調に推移することが見込まれています。このクラスの2016年の国内市場規模は約2.9万台でした。2017年は約3.0万台と予想しています。(キヤノンMJ調べ)