教育機関向けクライアント管理ソリューション「in Campus Device2.0」を提供開始
OS混在環境での運用改善とセキュリティ強化を実現
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田 正弘、以下キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ株式会社(代表取締役社長:神森 晶久、以下キヤノンITS)は、OS混在環境でのクライアント管理を実現する教育機関向けソリューション「in Campus Device2.0(インキャンパス デバイス)」を2017年1月上旬より提供を開始します。
発売情報
in Campus Device構築サービス
- 価格
- 100万円(税別)~
- 発売時期
- 2017年1月上旬
vThrii Seamless Provisioning連携
- 価格
- オープン価格
- 発売時期
- 2017年1月上旬
おもな特長
キヤノンMJとキヤノンITSは、明治大学と共同で構築した教育支援システム「Oh-o!Meijiシステム」をベースにした、教育機関向けソリューション「in Campus Series」を2014年より展開してきました。2015年には本ソリューションの新機能として、クライアントPCを一元管理できる「in Campus Device」を発売し、東京大学をはじめ多数の教育機関に導入してきました。
近年、OSやアプリケーション等の脆弱性を悪用したサイバー攻撃は急増しており、教育機関でもサイバー攻撃に対応するため迅速なパッチ適応などの脆弱性対策が急務となっています。しかし、多くの教育機関はクライアント端末を多数所有しているため、限られた人員や時間の中で迅速なパッチ適応を行うのは難しく、大きな課題となっています。
キヤノンMJとキヤノンITSは、教育機関のこうした課題を解決するため、文教市場向けにクライアント管理ソリューション「in Campus Device」の新バージョン2.0の提供を2017年1月上旬より開始します。本バージョンは、クライアントPCがMac端末だけでなくWindows端末でも統合的な管理ができ、OSの異なる混在環境や点在する端末の運用管理を効率化することができます。また、システム管理者の作業負荷が大きいセキュリティパッチやバージョンアップなどの脆弱性対策も、vThrii-P ProおよびvThrii-P Light※と連携することで、セキュリティを強化し業務の効率化を実現します。
キヤノンITSが本システムの開発を担当し、キヤノンMJが直販およびパートナー企業の販売網を活用して事業展開することで、教育機関におけるICT環境の整備に貢献していきます。
- ※ vThrii Seamless Provisioning(ブイスリー シームレス プロビジョニング 以下vThrii-P)の新バージョン