<都市の次世代型セキュリティーインフラ構築に向けたアライアンス>
キヤノンマーケティングジャパンおよびクリューシステムズによる
ネットワークカメラを活用したクラウドサービスの展開について
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(所在:東京都港区 代表取締役社長坂田正弘、以下「キヤノンMJ」)と株式会社クリューシステムズ(所在:東京都千代田区 代表取締役社長平山勝彦、以下「クリューシステムズ」)は、ネットワークカメラを活用した新たなクラウドサービスを共同で展開します。キヤノンの高画質なネットワークカメラと、クリューシステムズが持つ独自の映像クラウド技術による映像監視ソリューションを組み合わせることで、ネットワークカメラを活用したクラウドサービス事業を強化します。
発売情報
SeeITモバイルボックス SMB0500
- 価格
- 19万7千円(税別)~※
- ※ 別途、設置費用、サービス使用料が必要です。
- サービス
開始日 - 2016年12月末
おもな特長
本クラウドサービスは、クリューシステムズが開発した独自の映像クラウド技術による映像監視ソリューション「SeeIT」と、それを利用するための屋外カメラボックス「SeeITモバイルボックス(以下「SMB0500」)」ならびにキヤノンのネットワークカメラをセットにしたもので、パッケージ商品としてキヤノンMJが販売します。「SMB0500」が備える無線通信機能と電源供給機能により、屋外のネットワークカメラで撮影した映像のクラウド上での統合的管理を実現します。「SMB0500」は必要な映像データのみを抽出しクラウドへ転送するため、高解像度の映像データでもコストを抑えた通信が可能なほか、閉域携帯網を使用するためセキュリティー対策が強化されています。
キヤノンMJは中長期経営計画の成長戦略としてネットワークカメラ事業の強化・拡大に注力しており、アライアンスによる多様なソリューションの提供や新たな販売チャネルの開拓を進めています。2015年7月に中小企業の防犯やモニタリングを主な用途とした“VisualStage Type-Basic”を発売し、ネットワークカメラのクラウドサービス事業を開始したほか、2016年7月にイメージングソリューション事業の専門チームを立ち上げ、販売・サポート体制を強化しています。
クリューシステムズは、同社の開発したクラウド技術を利用する高画質なデジタル映像データの管理を得意としており、「SeeIT」は、鉄道踏切などの監視のほか、三井不動産グループの大規模施設や駐車場などで多数採用されています。「SeeIT」は複数拠点や遠隔地における大容量の映像データをクラウド上で統合的に扱うことが可能で、映像データ分析ソフトを従来の仕組みと比較して極めて低いコストで利用できます。
今後は、キヤノンMJの販売力とクリューシステムズの技術力を活かし、オフィスビル、商業施設、マンション、物流施設、ホテル、鉄道、橋梁、エネルギー施設など、三井不動産グループが運営する施設をはじめ、都市インフラ全般を中心にクラウドと映像データを活用したソリューションを展開していきます。