ニュースリリース
2016年10月24日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

「Liferay」を活用した戦略的ポータルサイトソリューションを提供開始


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、日本ライフレイ株式会社(代表取締役社長:ブライアン遠藤)とパートナー契約を締結し、企業情報ポータル「Liferay Digital Experience Platform(以下Liferay DXP)」を10月末日より国内において販売します。今後、「Liferay DXP」を中核にドキュメントソリューションやクラウド基盤と連携した戦略的ポータルソリューションを展開します。

「Liferay」で作成したポータルイメージ

おもな特長

近年、ビジネスのデジタル化(デジタルトランスフォーメーション)により、デジタルマーケティングの進展やビッグデータ活用の需要が拡大しています。これに伴い、これまでの画一的な情報配信を目的としたWEBサイトだけでなく、さまざまなアプリケーションやシステムと連携して新しいビジネスモデルを提供するシステム統合型のソリューションが求められています。

「Liferay」は、Webシステムを構築するためのオープンソースのポータルとして世界的に高い実績を持ち、社内ポータルシステムの構築から企業サイトや業務システムと連携したコラボレーションポータルの構築まで幅広いソリューションに使われています。ユーザー管理やアクセス管理などWEBシステムでよく使われる機能を標準で搭載しているため短期間でWEBサイトの構築やコンテンツ編集が可能です。また、SNSや文書管理などのアプリケーション(ポートレット)による機能追加や各種システムやクラウドサービスと連携するための豊富な連携インターフェイスを備えており、顧客や業務にあわせた柔軟なサイト構築が出来ます。利用料金は、利用ユーザー数に依存しないサーバー単位の年額利用料金(サブスクリプション)のため、大規模なWebサイトでも低コストで構築・運用することができます。
今回販売を開始する「Liferay DXP」は、利用者の特性や動向に応じて自動的にコンテンツを切り替えて配信できる機能など、デジタルマーケティングを意識した顧客満足度の高いサイト運用が可能です。
キヤノンMJはこれまで、社内外の複数のサイトを「Liferay」で構築し、キヤノンMJグループが提供するワークフローシステム「Web Plant」やドキュメントソリューションなど、グループウエアや業務システム、クラウドサービスと連携した拡張性の高いプラットフォームやクラウド基盤を構築してきました。

今後は、社内ポータルやグループ会社、代理店などのポータルサイトの構築に加え、「Salesforce」などの顧客管理やマーケティングオートメーションと連携することで、デジタルマーケティングを意識した会員サイトやe-コマースなどのエンドユーザー向けサイトの構築も提案していきます。
大手企業の直販営業を中心に既存の販売網を生かして、2020年までにコンテンツソリューション分野を拡大し、年間30億の売上を目指します。

  • 「ポートレット」はマーケットプレイスから購入したり自由に作成する事ができます。