小型・軽量の業務用4Kビデオカメラ“XC15”を発売
報道や映像制作で幅広く使用されているマイクを取り付けた撮影が可能
キヤノンは、デジタルビデオカメラの新製品として、高画質な4K動画を撮影可能な小型・軽量の業務用ビデオカメラ“XC15”を2016年9月下旬より発売します。
発売情報
XC15
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2016年9月下旬
おもな特長
新製品は、4Kビデオカメラ「XC10」(2015年6月発売)をベースに、XLR端子のマイクを使用した撮影を可能にし、「EOS C300 Mark II」と同様の色合いを持つルック(映像表現選択モード)を追加しています。報道や映像制作に加え、「EOS C300 Mark II」のサブカメラとしても活用できるなど、さまざまな用途に適しています。
XLR端子のマイクを装着可能
報道機関や通信社、映像制作会社などで幅広く使用されているXLR端子のマイクを、同梱(どうこん)のマイクロホンアダプター「MA-400」と接続して撮影することができます。これにより、ノイズが発生しにくい高音質と高画質を両立した映像制作に貢献します。
用途に応じてさまざまなルックを選択可能
動画・静止画それぞれに新たな色合いを持つルックを追加しています。動画においては、「EOS C300 Mark II」と同様のルックを備えることで、「EOS C300 Mark II」のサブ機として、機動力が求められる場面や狭い空間などで活用することができます。
小型・軽量仕様で高画質な4K映像を撮影可能
高感度の1.0型CMOSセンサーと、高い演算処理能力を持つ映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 5」などにより、低ノイズの高画質な4K動画を撮影できます。また、光学10倍ズームレンズを搭載しながら、約128(幅)×106(高さ)×122(奥行き)mm※、約955g※の小型・軽量仕様を実現しています。
- ※ 本体のみ。
映像制作機器の市場動向
映像制作業界のデジタル化に伴い、映画などの制作現場で4K映像への対応が急速に進むと同時に、放送業界でも4K放送の実用化に向けた取り組みが各国・地域で始まっています。入力から出力まで、映像制作ワークフローの4K化が進むことにより、機材が高精細・高画質であることはもちろん、小型・軽量で映像制作に適したデジタル4Kビデオカメラのニーズが今後も高まると予想されます。(キヤノン調べ)