ニュースリリース
2016年9月28日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

プロダクション市場向け製品のラインアップを強化
カラープロダクションプリンター“imagePRESS C850 / C750”を発売


キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、画質と生産性を向上させた“imagePRESS C850 / C750”の2機種を10月3日より発売します。

imagePRESS C850
※オプション装着時

発売情報

imagePRESS C850

価格
800万円(税別)
発売日
2016年10月3日

imagePRESS C750

価格
650万円(税別)
発売日
2016年10月3日

おもな特長

新製品“imagePRESS C850”は毎分85枚、“imagePRESS C750”は毎分75枚の高速出力(いずれもA4ヨコ)を実現するプロダクション市場向けカラー機です。2014年6月の発売以来、市場で高い評価を獲得している従来機種“imagePRESS C800 / C700”から画質と生産性をさらに向上させ、長時間安定的に印刷できる高い信頼性も備えています。また、豊富なプリンターコントローラー(別売り)を用意し、商業印刷から企業内印刷までの多様なニーズに対応します。

階調表現の幅の拡大による高画質、大量印刷時の高い信頼性を実現

新たに190線ドットスクリーンを追加することで、文字や画像の表現力を強化し、写真入り名刺などの小さなイメージデータの粒状感を軽減しました。また、高精細な印刷を実現するレーザースキャナーR-VCSEL※1(ヴィクセル)と、耐久性に優れたCVトナーの採用により、大量印刷時でも高品質な画像を安定して提供できる高い信頼性を備えています。

  • ※1 Red-Vertical Cavity Surface Emitting Laserの略。

印刷スピード・稼働率の向上によりさらなる高生産性を実現

従来機種から出力速度を向上させ、“imagePRESS C850”は毎分85枚、“imagePRESS C750”は毎分75枚の高速出力(いずれもA4ヨコ)を実現しています。また用紙の表裏の出力位置合わせを半自動化する機能を搭載したことで、従来オペレーターが行っていた目視が不要となり、手作業に要する時間を大幅に削減します。さらに新型の小口断裁用オプション「トリマー・F1」(別売り)の採用により蓄積できるくず容量が従来の3倍以上に拡大し、稼働率の向上に貢献します。

長尺紙の自動両面印刷機能を搭載し、用紙対応力も強化

新たに762mmまでの長尺紙の自動両面印刷機能を搭載※2することで、ブックカバーや巻き三つ折りカタログ、カレンダーなどの印刷を可能とし、多様化するニーズに対応しています。また、従来機種で好評なエンボス紙や封筒への用紙対応に加えて、新たにコート紙の対応紙種を拡充しています。

  • ※2 「長尺用トレイ・B1」(別売り)装着時。

カラープロダクションプリンターの市場動向

imagePRESS C850 / C750の主なターゲットであるライトプロダクション市場およびミッドプロダクション市場向けカラープリンターの2015年の市場規模は、世界市場で約28,000台でした。2016年においては、世界市場で約30,000台と予想しています。(キヤノン調べ)