ニュースリリース
2016年6月16日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

大判インクジェットプリンター“imagePROGRAF PRO-4000”など4機種を発売
グラフィックアート市場向けに新シリーズ「imagePROGRAF PRO」を展開


キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」の新製品として、12色インクモデル“PRO-4000 / PRO-2000”、8色インクモデル“PRO-6000S / PRO-4000S”の計4機種を、2016年6月下旬より発売します。

  • imagePROGRAF PRO-4000
    ※ オプションのロールユニット「RU-41」装着時
  • imagePROGRAF PRO-6000S

発売情報

imagePROGRAF PRO-4000

価格
72万8,000円(税別)
発売日
2016年6月下旬

imagePROGRAF PRO-2000

価格
37万8,000円(税別)
発売日
2016年6月下旬

imagePROGRAF PRO-6000S

価格
159万8,000円(税別)
発売日
2016年6月下旬

imagePROGRAF PRO-4000S

価格
62万8,000円(税別)
発売日
2016年6月下旬

おもな特長

新製品はいずれもインクジェット印刷のコア技術を刷新し、新開発顔料インク「LUCIA(ルシア) PRO」、新開発プリントヘッド、新画像処理エンジン「L-COA(エルコア) PRO」、新開発の高剛性フレームを採用することにより、写真やプルーフ(色校正)、ポスターなどの高画質プリントを実現します。さらに、本体サイズの幅を従来機種から約30cm※1削減したことで、限られたスペースでの設置を可能とします。また、併せて発売するロール紙“耐水ポスター合成紙(マット)”を使用することで、色鮮やかで耐候性に優れた屋外掲示用ポスターを作成することが可能です。
新製品の4機種とA2対応の「PRO-1000」(2016年2月発売)を合わせて、60インチ(紙幅1,524mm)からA2まで、多様な用紙サイズに対応するラインアップをそろえた「imagePROGRAF PRO」シリーズを構築することで、グラフィックアート市場の幅広いニーズに応えます。

  • ※1 “PRO-4000 / PRO-4000S”と従来機種「iPF8400」(2012年10月発売)/「iPF8400S」(2014年2月発売)、および“PRO-6000S”と従来機種「iPF9400S」(2012年8月発売)の横幅を比較した場合。“PRO-2000”と従来機種「iPF6400 / iPF6450」(2012年9月発売)の横幅を比較した場合は、約11.7cm削減。

刷新したコア技術による高画質(PRO-4000 / PRO-2000)

12色モデルの“PRO-4000(B0ノビ対応) / PRO-2000(A1ノビ対応)”は、新開発顔料インク「LUCIA PRO」を搭載し、優れた発色性を実現するとともに、光沢紙・半光沢紙への印刷時は透明インク「クロマオプティマイザー」を使用することで、黒や暗部の表現力が向上し、高画質プリントを実現します。また、プロフェッショナルのニーズを満たす高画質を追求し、キヤノンのイメージング技術の粋を集めた製品群を象徴する「レッドライン」を本体に施したデザインを採用しています。

高画質と高生産性の両立を実現(PRO-6000S / PRO-4000S)

8色モデルの“PRO-6000S(60インチ対応) / PRO-4000S(B0ノビ対応)”は、プリントヘッドに基本4色を左右対称に配置することで、双方向印刷時に色の重なる順番から生じる色ムラを低減するとともに、印刷スピードを従来機種から約11%※2高速化しています。

  • ※2 新製品“PRO-6000S / PRO-4000S”の「きれい」モードと従来機種「iPF9400S」(2012年8月発売)/「iPF8400S」(2014年2月発売)の「きれい」モードをA0厚口コート紙で比較した場合。

大判インクジェットプリンターの市場動向

高画質写真、プルーフ(色校正)や商業ポスターなど、高画質かつ即時性に優れた大判インクジェットプリンター出力への需要は拡大しつつあります。大判インクジェットプリンター市場はこれまで堅調な拡大を続けています。2015年の販売台数は世界で約22万2千台、国内で2万9千台でした。2016年の販売台数は世界で約22万3千台、国内で約2万9千台と推定しています。(キヤノン調べ)

  • A2以上の用紙サイズに対応する大判インクジェットプリンターにおいて。A2廉価モデルを除く。