遠距離からの夜間監視でもカラー撮影が可能な“VB-M50B”など
ネットワークカメラ6機種を発売
キヤノンは、遠距離の被写体を、肉眼では認識しにくい夜間でもカラーで鮮明に捉える“VB-M50B”や、光源のない暗闇でも20m先まで白黒撮影が可能な“VB-H652LVE”など、ネットワークカメラ6機種と、ネットワークカメラを最大512台まで一元管理できるネットワークビデオレコーディングソフトウエア“RM v4.2シリーズ※1”を3月下旬より順次発売します。
- ※1 “VB-M50B”/“VB-H651V”の新商品2機種および従来商品に対応します。その他の新商品4機種は発売日程に合わせ、新たなソフトウエアにより対応する予定です。
発売情報
VB-M50B
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2016年4月上旬
VB-H652LVE
- 価格
- 28万8,000円
- 発売日
- 2016年7月下旬
VB-R13VE
- 価格
- 66万円
- 発売日
- 2016年6月下旬
VB-R12VE
- 価格
- 63万円
- 発売日
- 2016年6月下旬
VB-R13
- 価格
- 56万円
- 発売日
- 2016年6月下旬
VB-H651V
- 価格
- 19万8,000円
- 発売日
- 2016年3月下旬
おもな特長
“VB-M50B”は、集光効率に優れた大口径の望遠ズームレンズを搭載しており、日中のみならず夜間でのカラー撮影を可能にし、大規模店舗の駐車場監視や、河川や港湾の自然災害の監視など、遠方監視に適しています※2。“VB-H652LVE”は、赤外照明を搭載しており、0ルクスという光源がない倉庫や工場のような場所や、建物の軒下など屋内外での使用に適しています。
- ※2 “VB-M50B”を屋外で使用する際は、ハウジング(別売)を装着する必要があります。
遠距離からの夜間監視でもカラー撮影が可能(“VB-M50B”)
集光効率に優れた焦点距離126mm~630mm※3の大口径光学5倍ズームレンズを搭載し、特に望遠端の最低被写体照度は0.07ルクスという優れた低照度性能を達成しています。肉眼の認識が困難な低照度環境でも100m先の人物をカラーで認識できるなど、夜間の遠方監視においても威力を発揮します。
- ※3 35mmフィルム換算。
赤外照明を搭載し屋外の暗闇でも撮影可能(“VB-H652LVE”)
赤外照明を搭載し、0ルクスという光源がない場所でも最長20m先まで白黒撮影が可能です。また、-40℃~+55℃の過酷な環境下で撮影可能なことに加え、耐衝撃性能※4や防じん・防水構造※5を備えています。さらに、水平画角122.1°の広角レンズを搭載し、広い空間を見渡した撮影ができます。
- ※4 CE(ヨーロッパ規格) EN50102に準じた電子機器に対する外部からの耐衝撃保護に関する規格「IK10」に準拠しています。
商品単価が100ドル未満の「スーパーエントリークラス」を含みます。 - ※5 IEC(国際電気標準会議)によって定められている防じん・防水の保護規格「IP66」に準拠しています。
ネットワークカメラの市場動向
2015年のネットワークカメラの市場は、全世界的な防犯意識の高まりやアナログCCTVカメラからの買い替えが進んだことなどにより、世界市場で約5,964億円※1(対前年比約28%増※2)、国内市場で約284億円※1(対前年比約10%増※2)と市場規模が拡大したとみられます。
2016年も引き続き拡大基調を維持し、世界市場で約7,664億円※1(対前年比約31%増※2)、国内市場で約318億円※1(対前年比約14%増※2)と予想しています。(出典:テクノ・システム・リサーチ社「2014年版ネットワークカメラ市場のマーケティング分析」)
- ※1 金額は、USドル換算で1ドル当たり2014年:105.79円、2015年:121.10円、2016年:118.23円で計算。
商品単価が100ドル未満の「スーパーエントリークラス」を含みます。 - ※2 USドル換算の伸び率です。